こぐまの森のアフォーダンス

今日明日と予定では(明日は雨の予報なのですが…)こぐまの森ガリバーに出かけます。

このブログで何度も書いていますが こぐまの森は固定遊具などはなく 子どもたちが自らあそびをつくる場です。

それを可能にするのは アフォーダンス(環境が子どもたちに与える行為の可能性)が埋め込まれた 段丘や雑木林 樹木や野草 虫などのいきもの 石 砂 水 などの存在と こぐまの森とガリバー独特の環境というか雰囲気です。

段丘や築山 並木を利用してのハンモッグや曲がった幹にかけたターザンブランコ 手作りの小さなツリーハウス ブロックや石で設えたかまどや調理場…

様々なあそびのリソース(資源)が織り成されて あそびが豊かに展開します。

でも なにより大切なのは 保育者のアイディア(構想)や準備 そして その時々の子どもとのやりとりです。

仮に あの こぐまの森ガリバーに 他の幼稚園の子どもと保育者が来てあそんでも 同じようなあそびが展開できるものではありません。

10年前から 少しづつ 子どもたちと保育者が積み上げ伝承してきたあそびの文化が いまのあそびをつくっている大きなリソースともいえます。

今日 たくさん来てくれたみはるんの子どもたちと保護者の皆さんは どんな印象をもたれたのでしょう。

今回はあまりに人数が多くなってしまったので 次回のこぐまの森でのみはるんへの参加をお願いすることになってしまった皆さん 本当にごめんなさい。

ドンリュウ園長は 文部科学省で開催された障害者差別解消法に関する調査研究協力者会議に委員として出席するため 不在になりました。

総括の会議で 幼児教育の立場から表明すべき意見を 出来うる限り述べさせていただきました。このことは このブログや春日山(園長便り)で 何かのかたちでお伝えします。