雨の日のこぐまの森
今日も雨上がりのこぐまの森ガリバーに出かけました。
昨日の雨も登園時間は雨があがっていたので ドンリュウはなんとか雨雲が近づいて来ないかなぁと思っていました。そう 今日は 雨のこぐまの森であそびたかったから…。
雨が落ちてこないうちに 年長青バッチグループのお友だちは 花が満開になったジャガイモの観察しながら畑絵日記を描きました。
サクランボの木のところにブルーシートで屋根をかけて 色水やすり鉢を使って花や木の実をすってあそびました。
探検隊はイタドリをくぐったり カタツムリを発見しながらフキの葉を傘代わりにあそびました。
雨が降り始め ガリバーの高い屋根から雨だれが落ちてきて 下にカンカンやプラスチックのバケツをおいて音の違いを楽しみ イタドリの茎で作った笛を鳴らして 雨だれの音とコラボしてました。
ガリバーの中も 木のトンネルの中で語り合ったり 積み木であそんでいました。
雨の日の森の中は 本当に心地よいものです。草木の香りは匂いだち 子どもたちの感性はいつもにもまして敏感で豊かになります。
イディスコップ著の「イマジネーションの生態学」と共に 環境教育の二大バイブルといわれる「センスオブワンダー」にも 森を楽しむのは 雨上がりか雨の日がおすすめとかかれています。「センスオブワンダー」は「沈黙の春」を著したレイチェルカーソンが子どもたちに向けた遺言とされる随筆です。
レイチェルは 子どもにとっても大人にとっても 最も大切なことは 草木や天体の名称や性質を覚えるようなことではなく 自然の中に身を置いて 素直に感じるこころもち だと強調しています。
今日も そんな一日になったのかなぁ と思います。
2014年7月10日 3:13 PM | カテゴリー:保育の軌跡 | 投稿者名:どんりゅう