雪がとけるとなんになる?

今朝 ちょっとした仕事で 愛媛県の幼稚園の園長先生と電話でお話しする機会がありました。その会話の中でのエピソードですが 小学校で 「雪がとけるとなんになる?」との問いに ある子どもは「水になる」 またある子どもは「春になる」と答えたのだそうです。

小学校の理科の時間であれば 「春になる」という答えは×となるのでしょう。しかし、幼稚園であれば両方○となる幼稚園の方が多いはず…。

現在の日本の小学校では 児童の「春になる」という答えは掬(すく)われないで 切って捨てられるかも知れません。しかし 「雪がとけたら春になる」 というのは情緒的な意味ばかりではないはずです。着眼点をかえれば理科的な回答としても意味があることは 誰にでもわかります。

何気ない短い会話の中の話しでしたが 意味深いエピソードではあります。