緊急地震速報
昨日の夕方 美晴幼稚園ではちょうど職員会議の最中 緊急地震速報が携帯電話(ガラ携)とiPhoneに入りました。ほぼ同時に園舎に揺れを感じました。
ガリバーに向かうバスの中でも 昨日の地震のことが子どもたちの会話にたくさん出ていました。
東日本大震災の地震が発生した時 私は東京の文京区のホテルでの会議に出席していました。震度5の長い揺れがおさまってから いったん市ヶ谷にある全日本私立幼稚園連合会の事務所で待機した後 地下鉄が動き出した翌日早朝に羽田へ移動し空路札幌に戻りました。
地震発生直後は携帯(スマートフォン)は電話もインターネットも通信が途絶しましたが 通信が回復しはじめた翌朝3:00頃からは 飛行機に搭乗するために携帯の電源を切るまで 余震毎に緊急地震速報のアラームがなり続けました。
昨日はその記憶がよみがえりました。
幼稚園は毎日毎日 園児というかけがえのない大切な命を預かります。
あの日 被災地の幼稚園が子どもの命を守りぬけたのは 日頃の備え 保育者の高い意識と使命感 そして 適確な状況判断に基づいた行動力によるものです。
ひるがえって美晴幼稚園は今日 わんぱくタイムに参加する子どもを通園バスに乗車させるミスを…。
安全管理は 当事者の高い意識の維持と 地味で細かな確認の積み重ねでしか徹底できません。
今一度 足元をしっかり点検し地道に改善してゆきます。
2014年7月9日 3:38 PM | カテゴリー:どんりゅう園長のひとり言 | 投稿者名:どんりゅう