うれしい文句

今朝 なんとなく朝の通園バス(黄・緑コース)に添乗しました。

一便目の黄色コースを終えて 園内で用事を済ませてバスに乗るために玄関を出て 砂場に寄ったら「えんちょうせんせ なんで あさ そとにでていなかったのさ(門のところにいなかったの?)」とふくれっ面で文句を言われました。

その口調と表情からは 「どうして いつもみたいに門のところで待っていてくれなかったのさ(待っていてほしかったのに)…」というかわいらしい不満がにじみ出ていました。

その気持ち ドンリュウはなんともいえずとっても嬉しかった…。

彼女はバスを利用せずにおとうさんおかあさんに送ってもらうのですが 立礼するドンリュウを上目遣いで一瞥しても けっして「おはよう」と声を出して挨拶することはありません。

でも 幼稚園でいろいろなことを話しかけてくれる彼女の気持ちは よくわかっています。

幼児期の発達には きまり?があります。

心情 意欲 態度を養うことで様々な面で成長・発達を遂げて行きます。しかし 気をつけなければならないのは この3つには「順序」がある ということです。

生涯にわたる そのひとらしさ 人格 風格 ふるまい … は 型からはいって(上からの強制で)身に付くものではありません。 心情の豊かさが → 意欲を高め → その人らしい自然な振る舞い(態度)につながるのです。

挨拶も同じことですよね。 ドンリュウが門のところで出迎え立礼することをうれしいことと受けとめ好意をよせてくれることが なにより大事な挨拶の意味です。

そのように思いのキャッチボールができれば 大げさに言えば 文化や国境を超えて互恵の豊かなコミュニケーションをとれる人間に育つ基礎が身に付いたといえるでしょう。

型は いつでも どうにでもなります。幼児期に培いたいものは 型 以前のものではないでしょうか。

彼女は そんな大事なことを 再確認させてくれました。

む(6)し(4)ばの日

今日は虫歯予防デーにちなみ 美晴幼稚園の歯科検診は6月4日に近い日に行います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本日 出席した子どもは全員受診することができました。

朝 お母さんが「きっと 先生の前で口を開けることはできないと思います…」とお伝えいただいたお友だちも涙ひとつ見せずにしっかり検診を受けていました。

学校・幼稚園でおこなう検診はあくまでも診断ではなくスクリーニングです。病気や異常を示唆することがあれば保護者にお伝えして 専門医の受診を促します。

ご家庭での対応 よろしくお願いします。