保育参観日

2学期最初の保育参観日は クラス毎に絵の具を使った制作を楽しみました。

朝の不安定なお天気の中のご参加ありがとうございました。

ドンリュウ園長からは 日ごろの保育の様子をビデオで観ていただきながら あそびの素敵さ その中での子どもの育ちについてお話しさせていただきました。

そして 先日の幼児教育実践学会での佐々木正美先生(児童精神科医)の講演から 家庭や幼稚園・保育園が子どもの安心・安全・安定の基地になることの大切さ 無償の愛(ありのままの子どもの姿が受け入れられる許させる)につつまれて幼少期を過すことの大切さをお伝えしました。

佐々木正美先生は 「幼稚園ではそれなりにやっているのに家庭にかえると親や家族をわずらわす子どもは心配いらないけれども 家庭ではおりこうさんなのに幼稚園では保育者やお友だちをわずらわす子どもは十分な注意を要しますよ。…」と繰り返しお話しされました。

家庭に帰っても絶えず 親にいいところをみせなければならない しっかりしていなければならない と緊張から開放されない子どもは本当に心配。このような幼少期を過した子どもが全て 反社会的(犯罪者) 非社会的(ひきこもり)になるとは限らないが 思春期や大人になって 反社会的であったり非社会的な人は 例外ないといって良い程 幼少期はこころが休まらない環境で過している。とのことでした。

子どもの家庭と幼稚園や学校での姿の違いは 子どもは置かれている状況を知る一つのバロメーターといえるでしょう。