10年の軌跡と学び

幼児教育実践学会の二日目の昨日 北海道地区の口頭発表として美晴幼稚園の放課後保育での恊働研究をパイロットとした保育について報告しました。

今回の発表を通して 2003年度から生活のベースが異年齢構成の子どもの集団iとなり 日常の保育にファンタジョーと現実の世界の広がりや物語性(ナラティブ)を埋め込んだ経緯に 当時 北海道大学大学院の石黒先生(現:立教大学)藤野先生(現:札幌学院大学)や大学院生・学生との恊働で 放課後(預かり)保育で恊働によるあそびの場をデザインし実践した経験が 大きく影響したことを再度確認しました。

それは 準備期間として試行がはじまった1998年度から数えれば16年の時間を要したものでもありました。

発表の後 私たちは他の幼稚園や地域のポスター発表や口頭発表に参加して 多くの刺激を受け豊かな学びの時間を過ごしました。

いずれの経験もこれからの美晴の保育にいかしてゆきます。

さぁ いよいよ明日から2学期の保育がはじまります。保育の準備は安保、大島、鈴木、疋田先生と事務の優子先生そして運転手の田中さん佐藤さんがしっかり進めました。

明日の朝 子どもたちがどんなふうな成長した姿で登園してくるのか 楽しみです!!

追伸 園長は今回の学会への参加を通して 幼稚園における人権教育について 大きな示唆を受けました。追ってこの紙面などで取り上げたいと考えています。それから 今朝 皆でドシャブリの中 太宰府天満宮に参拝してから空港に向かいました。美晴の子どもたちが「かしこく」「すこやかに」育つ様に祈願しました。