発表会をひかえて

今日は年長青バッチグループの発表会総練習がありました。総練習といっても24日に向けてまだまだ取組みは続き変化もするのですが お手伝いのお母さん方を交えた通し稽古のようなものを行いました。

 

 

 

 

 

サムネイル判は両サイドが切られてしまうので アングルからもれたお友だちごめんなさい。お母さん方もギャラリーでみえていましたが 子どもたちが保育室に戻ったあとも のんびりと井戸端会のようにお話しに花が咲いていたようですね。

ところで 今朝のバスでの子どもどうしの会話がおもしろかったので いくつか紹介します!

「きょう かあちゃんみにくるから はりきってやろう!!」「うちは ほんばんにおばあちゃんみにきてくれるから がんばるぞ!!」年長のお友だちは発表会では見てくださる人たちをしっかり意識の中において 表現する意欲が高まっていることがわかります。

「あさ いちごたべたんだよ おいしかった…」とお話ししたお友だちに「はるになると いちごはやすくなるんだよ!」と。 偶然 ドンリュウも頂き物の一粒何百円のイチゴを朝に一粒だけ食べてきました。(家人は主がいないうちに 何粒も食べたらしい。私はイチゴの種類と体調によっては口の中がかゆくなるのでどんなイチゴも一粒と決めてはいるのですが) 北海道は春から初夏にかけて地物のおいしいイチゴが出回ります。しかもお安く!? 春になると安くなると話したお友だちは年中ですが社会の出来事や親の話しに関心をよせていることがわかりますね。

「ひゃくまでかぞえられるよ いち にい さん … きゅうじゅきゅ ひゃく ひゃくじゅう」 「ひゃくのつきは ひゃくいち ひゃくに だよ…」 年少のお友だちがバスに乗り込むなり得意満面に数をかぞえ始めました。間違うことなく100まで数えた直後 101ではなく110と数えました。間髪入れず年長の2人が 100の次は101、102と続くんだよとやさしく指摘しながら教えていました。

幼児が調子をつけながら数をかぞえる数唱は 子どもの数概念の獲得に大きく寄与します。今朝100まで数唱したお友だちは 数の連なりとして 1から100まで数えられましたが、10進法の数概念の理解までは至っていないことがわかります。一方で年長の二人は すでに10進法の数概念をしっかり理解していることがわかりますね。

そういえば 添乗していた保育者が 「お風呂で数え方おぼえたの? でも100までかぞえたらのぼせちゃうかもね…」とお話ししていました。お風呂をあがる時に 湯船につかって 「◯◯まで数えて あたたまってからあがろうね…」などと言いますね。そして お母さんお父さんといっしょに声をそろえて数唱する 「い〜ち に〜い …」こんな中に子どもの学びはあるんですね。