夏ガリバーでちゅーりっぷの活動

今週は 火曜日から木曜日まで三日連続でこぐまの森ガリバーでちゅーりっぷの活動です。昨日はみはるんひろばのお友だちと保護者の皆さんも参加されました。

今日は一段と気温が上がり 夏らしい一日。どんりゅう園長は昨日 保育の縦断研究プロジェクトの会議で 真夏日の大阪に出かけていたので連日の夏日ですが 北海道の暑さはさわやかで心地いい暑さです。

 

 

 

 

 

なんといっても水あそび!!

 

 

 

 

 

保育参加のお父さんお母さんには いろいろなあそびの場に参加していただきました。着替えを手伝っていただいたりお掃除も…。お昼も皆でいただきました。

 

 

 

 

 

 

写真が小さいからわかりずらい ばかりでなく お父さんお母さんが至るところに入り込んでくださったので目立ちませんが…。

それから 昨日の会議では保育環境スケールが話の中心でしたが 子どもの発達やまなびを支えるマテリアル(学びの素材)はとても大切です。土 水 風 葉っぱ 虫 などの自然材ばかりでなく 積み木(ガリバーではカプラとフレーベル積み木でした)なども大事な構成材です。固定遊具など何も無いガリバーですが あそびのマテリアルがいくつもあって 子どもの 保育者のかかわり次第であそびの世界は無限大に広がる可能性があることの一端に触れていただけたのならば うれしいです。

 

 

 

自立と依存

子どもが「しなやか」で「たくましく」育つには 自立すると共に状況に応じてきちんと依存できることを身につけることが大切だといわれています。

年中から年長にかけて 友だちとの関係がうまくゆかなくなり そのことを親に訴えることや幼稚園への登園をしぶることがある子どもに向けて 本当に困った時や解決しきれない自分の思いは 担任の保育者にきちんと伝えてみるように促した旨綴られた お父さんからの連絡帳をいただきました。(担任宛のお手紙です)

このお父さんのような子どもへのかかわり方はとても大切で素敵なものだと思います。冒頭書いたように 自分のこと あるいは自分たちのこと に関する問題は自ら解決できる力 解決しようという力を養うこと 身につけることは 自立という面でとても大切で欠かせないことですが 一方で 「いま」の自分や自分たちの力では 解決することは難しい できない と判断した時は誰かの助けを乞うこと 支えを求めることができることも 適切に依存できる力を身につける という面でとても大事なことです。

人間は いくつになっても自立と依存のバランスの中で 状況の改善をはかり問題を解決してゆくからです。

子どもたちには「たくましさ」と共に「しなやかさ」も程よく身につけて こころも身体も大きく育ちあがってほしいと願います。