7月2016
今日は運動会の振替休日開けでしたが P連の玉入れ大会がツドームで開催され 美晴から2チーム参加しました。
運動会の疲れが残っていたこともあってか 決勝戦に進むことはできませんでしたが いつも通り息の合った競技ぶりはとても素敵でした。本当にお疲れ様でした!!
閉会式では会長賞(70位?)をいただきました。
近いうちにドンリュウ園長主催の慰労会(ランチ)をしましょう。
2016年7月5日 4:08 PM |
カテゴリー:コミュニケーション |
投稿者名:どんりゅう
昨日 一週間延期して運動会を実施することができました。
美晴幼稚園で18年間勤務し美晴の家保育園に異動した織田先生が在勤中に 運動会を延期した経験がない ということなので ほぼ20年間 運動会を延期して行っていないことになります。
ドンリュウ園長は たしか1993年(平成5年)の記録的な冷夏の年だったと記憶しているけれど 当時 厚別区のもみじ台に設置していたこぐま幼稚園(平成8年閉園)で2週にわたり延期して平日に実施したことを含め数回 運動会の延期を経験しています。(美晴でも経験しています)
日曜運動会で一週間延期して行う場合 一番難しいのは子どもの運動会への期待や意欲を ”継続” することです。しかし 自分としては 前回までの延期した後に行った運動会は今ひとつしっくりこなかった…。苦い経験があります。
今 ほとんどの小学校は土曜運動会で予備日は翌日の日曜日。幼稚園も小学校と同じ様なかたちの園が多くなってきていると思います。月曜日の給食の手配の困難さがその理由にされることが多いでしょうが 実際は参観する家族への配慮や教職員の面倒さ そして カリキュラムが窮屈(計画上の時間数の確保や やりくりが難しい…)などが本当の理由でしょう。
そして 前述しましたが もともと運動会を終えたことを前提とした指導計画と平行して運動会へ向けた保育(授業)を進めながら 子どもの期待や意欲を継続し活動を充実させる一週間をつくることは保育者(教師)の力量と園(学校)全体の運営のあり方によって大きく変わります。誰だってできるなら避けて通りたい…。
今年 悪天候によって延期することが決まり 園長からの発信には必ず「意欲や期待をより高める…」としていましたが 正直なところ 経験が浅い保育者(もちろん運動会の延期経験もない)との保育の中で「できるかなぁ…」という不安も少なからずありました。
しかし この一週間 病欠の子どもが減り 仲間がだんだんとそろってきた といった好循環もありましたが 保育者のアイディアと工夫 そして 子どもたちとの協同で 難しい一週間を意味ある助走路の延伸にすることができていた と 客観的な目線でみても評価でき 園長として実感しています。
20年来の課題に向き合い いくらか克服する機会を 雨によってもたらされ 今の子どもたちと保育者の保育によって実現することができたと思います。
それから もう一つ。そのころ ドンリュウは 当時の理事長・園長(父親)が病気をわずらい 東海大学の学務部教務担当と野球部のコーチの仕事を急遽辞めて 幼稚園の副園長として子どもたちとかかわりはじめていました。
同じ こぐま幼稚園で卒園間近になった頃 クラスでの保育が始まる前の自由選択的な時間に 年長の子どもたちとあそんでいたら 口々に「ふくえんちょうせんえいだいすき…」「やさしいし あそんでくれるし…」「おもしろいし」「ちからもちでかたぐるまとかふたりいっしょにもちあげられるし…」「こまったときたすけてくれる」…
副園長がどうあるべきか迷っていたドンリュウは 「そうか 子どもたちは自分に好感をもってくれている。これでいいんだ!」と思った瞬間 「でもね〜。ふくえんちょうせんせいは やさしいだけ だから…」と年長の女の子に誰に向けて話す訳でもなく 淡々と言われました。
その瞬間 氷水を頭からバケツでかけられたようでした。
保育者にとって大事な使命の一つは 子どもとの接面をどのようにするか ということです。やさしく子どもの思いと今に寄り添うだけでは 子どもの成長・発達に寄与する働きは全うできません。子どもの事実に正面から向き合うこと。子どもを葛藤の渦の中におくこと。などを「子どもを信じて」揺るぎなく腰をすえて実践できることです。
その瞬間瞬間は子どもに嫌われ疎まれるかも知れません。しかし 子どもはちゃんと分かっているのですね。どんな人が どんな自分へのかかわりが 自分にとって意味あるものか ということを…。
この課題は保育の現場にいる限り 永遠の課題でもあります。
2016年7月4日 10:53 AM |
カテゴリー:どんりゅう園長のひとり言 |
投稿者名:どんりゅう
運動会のリレー ドンリュウ園長も久しぶり(たぶん15年ぶりくらいかなぁ)に走ろう と思ったのは子どもたちの言動に触発されただけでもありません。
数年前からこの時期になると 毎年 美晴の職員に「ところてん」の差し入れがあります。
それは かつてPTA会長をされて 卒園後は後援会を立ち上げ 長く美晴幼稚園を支え応援してくださった 古山貴子さん(故人)の遺言をご主人がまもられているものです。
運動会頃のこの時期 保育者は園長に厳しく指導され 仕事にも行き詰まり? 新年度以降の疲れが出てくることを理解しての 古山さんらしい心遣いなのかもしれません。
古山さんのご次男は美晴幼稚園在園中 脳腫瘍でご他界されています。そして その数年後から お母さんも脳腫瘍で入退院を繰り返す闘病の末 ご他界されました。数度の手術を含め闘病中は 本当に本当にお辛かったことと思いますが お会いする度に私たちの方が励まされていました。
そう 子どもたちと一緒に走ろうかなぁ と思ったのは きっと 当時の自分自信のことをふり返りながら 子どもの中にあって 子どもを支えることの意味を考えたからかもしれませんね。
運動会という晴れ舞台は 子どもにとっては 気持ちが高ぶるばかりでなく 緊張や不安の中におかれるという状況でもあります。一人一人が後ろ向きではなく前向きに取組めるように 見えないところでもしっかり支えて 次のステップへ進む自信につなげたいものです。
2016年7月2日 9:52 AM |
カテゴリー:どんりゅう園長のひとり言 |
投稿者名:どんりゅう
昨日 年長青バッチグループが久しぶりに全員そろってイマジメイトに取組んだ後 リレーの準備にはいりました。
ひとり 園児席近くのベンチに座ってリレーに参加したがらない子どもがいました。そうしたら さっきまで「イマジメイトはむずかしくてできない…」と話していたお友だちが トコトコやってきて「リレーは◯◯ちゃんがやらないとさいごまでバトンをつなげなくなっちゃうんだよ…」と言いました。
トラックで準備している子どもたちも 仲間を責めるのではなく 口々に同じことを言ってさそっていました。
青バッチグループの子どもたちは 年長児らしく仲間意識がもてているなぁ しっかりこころが育っているなぁ と感じました。
それから みんなで走ってみると 毎回 固定していた順位が 1位と2位で逆転したようです。
でも 3位と4位は固定しているらしい。それで いくらか子どもの意欲にもバラツキがみられるらしい(どうせ 遅いんだから…みたいな)。
そこで 職員会議で クラス担任以外の先生も走って子どもの順位を逆転してもてもいいんじゃない?(子どもがゴールした時点で順位は決めることにしてもね) と投げかけてみました。
走りたい! と意欲的な先生がいましたが 昨日の時点では練習もしていないし混乱しては… ということで 総練習のままでいこう ということになりました。
でも ドンリュウ園長は決めました。明日の運動会では園長も含めて放送担当の先生以外は全員走ります。(ドンリィウはいつも4位のクラスの最後に走るよ)
何事もやってみなければわからない! 子どもたちにも保育者にも 失敗したり落ち込むことに気を囚われすぎないで まずは具体的に動いてみてほしい。そうすれば必ずその先に視界は広がるから…。
明日は 会場の準備ができたら 子どもたちにはヒミツで特訓します!!
2016年7月2日 9:17 AM |
カテゴリー:保育の軌跡 |
投稿者名:どんりゅう
運動会が一週間延期になったことで あらためて保育のねらいや実践を重層化する意味を実感しています。
子どもの興味や感心に基づいたあそびや生活は 必ず盛り上がりしばらくすると終息するという周期を繰り返します。
運動会への充実した活動も 運動会当日を境にだんだんとしぼんでゆきます。そこからまた新たな興味・関心の芽を育ててゆくのではなく 運動会への取組みの途中から 次の柱(中心)となるあそびや活動の種をまき 少しずつ育ててゆくことが保育者の大切な役割です。
先週あたりからの平和公園やこぐまの森での自然(季節)と向き合ったあそび そして 今週の七夕に向けてのあそび…。
今日も天の川をテーマにした 制作(個々の作品を寄せ集めて大きなひとつの作品にしたり…) 疑似プールであそんだり…
2016年7月1日 10:03 PM |
カテゴリー:保育の軌跡 |
投稿者名:どんりゅう
先週 雨で一週間延期になった運動会。今週末はかならず開催できますように!!
この一週間 晴天が続き気温も高く夏らしいお天気でした。
運動会への意欲は保育の中で 具体の動きや 創造性を喚起しながら より充実していました。
今日も 学齢別のグループで 運動会に向けた取組みがありました。年長青バッチグループは久しぶりに全員が出席して イマジメイトやリレーに 年中黄バッチグループは水曜日にジャングル探検を 今日は海の世界の探検を 年少ピンクバッチグループは天の川に見立てた道具をもって楽しく活動していました。
玄関に 青バッチグループのイマジメイトのこれまでが綴られたポスターが掲示しています。なぜ テーマが「サボテン」なのか そして これまでのプロセスが分かります。運動会当日 お時間があったら ぜひ ごらんください!
ちなみに 一番最後の写真 画質を上げたデータで掲載してみました。
2016年7月1日 9:39 PM |
カテゴリー:保育の軌跡 |
投稿者名:どんりゅう
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