どんりゅう園長のひとり言

ガーデニング(幻のお泊まり会)

今日は学年暦では年長青バッチさんのお泊まり会で朝を迎える日。

ガリバークラブのガーデニングをしました。草取りと新しいお花を植えました。

ブルーベリーの木の根元に 秘密のいちごの苗…

クルミの苗を今年も植えました。どんぐりのなる木もどんぐりを植えて育てました。今週のガリバーでは 数人の子どもが栗がなっていることに気づいていました。

さくらんぼ りんご ヤマブドウ カリンズ …  実のなる木が少しづつ増えています。

年数をかけて こぐまの森が豊かになり 子どもたちにとっての魅力が増します。

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くるみ


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どんぐり(ナラの木)


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このまま新型コロナウイルスの感染がおさまってゆけば お泊まり会は10月にできそうです。

一学期を終えて

今年は新型コロナウイルス感染症の影響で 年度末の3週間と新年度の4・5月の保育が一斉休業要請もあり臨時休園となりました。6月の保育再開にあたって美晴幼稚園では 幼児期の子どもの発達の連続性と不可逆性という特性から 一年間という期間における幼児教育の機会保障(日時数と保育内容の確保)の重要性に鑑み 長期休業の短縮や廃止をして 年間39週の保育を確保する学年歴に組み替えました。

その結果 夏休みが一番多い日数短縮され 小学生のディキャンプも実施できず 卒園生(特に年度末も休園で保育できなかった1年生)には申し訳ない限りです。本当にごめんないさい!

園長として一学期をふり返ると 4・5月の家庭やディサービス等での生活での育ちと 6月からの幼稚園での生活やあそびを通しての時間が加わった育ちは 例年にないかたちではありましたが この約4ヶ月の間のどの場での経験もそれぞれの子ども姿に認められ 学齢にふさわしい成長・発達の姿になっています。

しかし 一部の報道でも伝えられている通り 一定期間に及ぶ生活やあそび経験の著しい欠如は子どもの発達に具体の影響を与えます。全国的な感染状況は予断を許さず 北海道においては秋以降の感染防止対策の困難さは避けられません。

家庭内感染への対応もさらに検討し 二学期以降に備えたいと考えます。そして 一年間を通して 子どもの幼児教育の機会保障がかなえられる様に最善を尽くしてまいりますので 今後ともご理解とご協力をお願いいたします。

 

生命は (吉野 弘)
生命は
自分自身だけでは完結できないように
つくられているらしい
花もめしべとおしべが揃っているだけでは
不充分で虫や風が訪れて
めしべとおしべを仲立ちする
生命は
その中に欠如を抱きそれを他者から満たしてもらうのだ
世界は多分他者の総和

しかし互いに欠如を満たすなどとは
知りもせず知らされもせず
ばらまかれている者同士
無関心でいられる間柄
ときに
うとましく思うことさえ許されている間柄
そのように 世界がゆるやかに構成されているのは なぜ?

花が咲いているすぐ近くまで
虻(あぶ)の姿をした他者が
光をまとって飛んできている

私も あるとき
誰かのための虻だったろう

あなたも あるとき
私のための風だったかもしれない

 

毎年学期末の春日山(園長便りはここ2年ほど滞っていますが)にこの吉野弘さんの「生命は」という詩を掲載します。どんどん窮屈になっているようにしか見えない子ども達の育つ道程 子育て環境 そして近頃の社会のあり様を含めた子どもを取り巻く状況を思うとき この詩の意味が胸に深くしみます。

「…世界は多分 他者の総和…」依存や支え合い 「お互い様」の関係がそれぞれの生活を豊かにし互いの関係に潤いを与えてくれるのでしょう。その事が 今どきの子育てにも教育にも社会にも欠如していることだと私は考えます。そして 富や危機危険の偏りも世の中を歪ませているのかも知れません。紛争や対立 そして 近年頻発する自然災害 は途切れることなく世界のどこかで悲惨な現実を重ねています。

コロナ渦にある今 東日本大震災で津波により甚大な被害を受けた地域の幼稚園の先生が 地震の半年後まだ絶望的な状況の中で「すべてが破壊され瓦礫にまみれた自分たちの街が 少しづづではあっても多くの助けや支え合いによって着実に”なおって”ゆく様子を 子どもたちには胸に刻んで成長してほしい そして 自分が大人になった時 自分たちがしてもらった様に 困っている人に手を差し伸べられる人 助けられる人になってほしい…」と語られたことを思い出します。この困難は 何かを恨んだり誰かを批難するのではなく 皆の力で乗り越えていかなくてはいけないのでしょう。

生命は不完全さを互いに補い合い 全体の総和の中で成立するもの…。吉野弘さんの「生命は」という詩は 現代の風潮の対極にあるのではなく その悩ましさをも包含する大きな”寛容さ”と”謙虚さ”があります。短い夏休みではありますが いつもにも増して子どもと共にする時間がふえることと思います。 その中で 必ず新しい気づきや発見があるはずです。(それは親にとって良い面も悪い面も…両面あるはずですが…)。

もし 今まで自分が見過ごしていた子どもの姿があった時には いちいち指摘し叱るのではなく そこを仲間に補われ支えられて今の我が子の姿があることに思いを寄せてほしいです。

そんな一面はどの子どもも必ず持ち合わせていますから…。

今年は 一学期の終業が8月6日になりました。この日は広島に原爆が投下された日です。そして 明日9日は長崎に原爆が投下された日です。美晴幼稚園の玄関にある 一見おばあちゃんに見える「喜ぶ少女」像は 長崎の平和祈念像の制作者でもある彫刻家北村西望氏の作品(正式なレプリカ)です。

子どもが子どもらしく過ごせる日常がいつまでも続きます様に祈ります。

園長 東  重満

感染防止のリスク管理についてご理解とご協力を

入園式を終え帰宅しテレビを観ていたら 北海道の放送局の情報番組で芸人のコメンテーターがソーシャルディスタンシング(社会的距離の確保)に言及した直後 視聴者からの「子どもの幼稚園が入園式もその後の通園もマスクをさせないといけないことに困っている…」という投書?に

「うちの子どもが通う保育園も子どもも保育士もマスクしてないのに お迎えに行くとき親はマスクしなくちゃいけないんですよ… 保育園では子どもも保育士も濃厚接触で 家では親子が濃厚接触なのに 親だけマスクすることに意味あるのかなって疑問だ…」とコメントしていました。

コメンテーターの安易なコメントが同調バイアスを助長しかねないと危惧すると同時に この幼稚園も保育園も保護者に感染防止対策の意味を理解していただけるような説明をしていないのではないかと考え 自園を振り返っても反省があると思いました。

美晴幼稚園も美晴の家保育園も 子どもと職員の家族の周辺に新型コロナウイルスの感染がせまってきています。札幌市の状況も勘案し両園では9日から玄関掲示や口頭で保護者を含め園内に立ち入る時は必ずマスクの着用を義務付けています。

また 卒園式と入園式は保護者ないしご家族の2名が参列していただくため 式場内で社会的距離が確保できる人数に制限し 3回に分けて短時間の次第で式を行い来園者にはマスクの着用をお願いしました。

子どものご家族を含め来園者に来園時の手指の消毒とマスクの着用をお願いするのは 外部からのウイルスの持ち込みを防止するためです。

幼稚園や保育園では3密のうち密集と密着をさけて保育やあそびはできません。先のコメンテーターの言うとおり 家庭内も園内も濃厚接触なしに過ごすことはかないません。だからこそ外部からのウイルスの侵入は防止するリスク管理を徹底する必要があります。お家でも外から帰ったら手洗いうがい(職業や外出先によっては着替え)をしてから家族と触れ合い食事を摂られると思います。

幼稚園や保育園ではうがいの代わりと咄嗟のくしゃみや咳で飛沫しないようにマスクを着用していただくのです。

美晴幼稚園で保育中子どもが可能な限りマスクを着用するのは

  • みんなで予防しているんだ という意識を子どもなりに感じてほしい
  • 咳やくしゃみ(発話)時の飛沫防止
  • 手指を口のなかに入れない ことによる感染リスクの低減のためです

幼稚園や保育園は乳幼児の生活と教育の場なので、医療機関のように100%の感染リスク管理は不可能です。私たちが出来ることは相互理解と協力のもと地道に感染リスクを低減することです。

美晴幼稚園では

  • 子どもが触れる可能性のある場所や道具等の消毒の徹底
  • 換気の励行
  • 施設内へのウイルス侵入の防止
  • 子どもと職員の登園前の検温をふくめた体調チェックの励行
  • 体調チェックで不調や感染が疑われる症状がある場合は登園(出勤)しない
  • ご家族を含めた外来者の手指消毒とマスク着用
  • 家族や関係者で感染者あるいは濃厚接触者がいる場合の登園(出勤)自粛

を皆様のご理解とご協力のもと確実に実行します。

卒園式では0名でしたが 入園式では玄関の掲示やお声がけ(マスクの配布)にもかかわらず 式場にてもマスクを着用されておらず職員が着用のお願いをさせていただく保護者が3名いらっしゃいました。入園式でのご家族のマスク着用については説明会やお手紙で事前にお願いをしていたところですが ご理解いただけず残念です。幼稚園はご家族やつながりのある方に医療従事者やインフラ関係のお仕事はじめ様々な職業やお立場の方がいらっしゃいます。札幌市内の現況は誰もが自分も新型コロナウイルスに感染している可能性がある という自覚の上で行動する必要があると考えます。

現在 札幌市では小・中学校の休校や分散登校も検討している状況です。

美晴幼稚園は市立学校が休校になっても 可能な限り子どもに幼稚園での保育の機会を保証し 必要な家庭の預かり保育を継続するための準備はできています。しかし その実現には感染リスク管理が必須条件で 保護者や家族の皆様のご協力は不可欠であることはご理解ください。

【園長 東 重満】

夏休み中の幼稚園

残暑お見舞い申し上げます。

なつやすみちゅうのようちえんのおにわのプランターにひまわりのおはながさきはじめました!

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それから うさぎさんのおうちがたちました! きのかべにひとくふうしようかと せんせいたちはかんがえています。

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ディキャンプとSIあそび研修会から

6日は美晴幼稚園でSIあそびの北海道地区研修会があり 公開保育のあと白濱征洋先生に講演と保育分析をしていただき 保育をふり返ると共に子どもの育ちに向き合うことの基本を学びなおし確認しました。

7日は多摩大学客員教授で元NHKアナウンサーの木村知義先生にご講演いただき ”聴き” と ”語り” の原初的な意味から保育者が子どもと通じ合う大切さを 広い視野でしっかりと考えさせていただき 白濱泰一先生のアクティブラーニングのワークショップで体験的な学びの機会をいただきました。

小学生のディキャンプでは毎年必ず初日の朝の集いでどんりゅう(園長)が2つの約束をします。

1つ スタッフ 仲間 の話をしっかり聴く

2つ 自分は自分自身でまもる

この2つは児童期(学童期)の最も大切な発達課題でもあります。

他者(対象)に興味や関心をもってかかわり 自分自信のなかで再生産して表現(ことばを発信)しながら 自己をかたちづくるには 聴く力(受信する姿勢)をはぐくむことが必須だからです。

聴く力は ただ お行儀よくだまって姿勢を正して話し声を聞く ことではありません。話す相手にこころをひらいて ことばにこめられた気持ちや考えをうけとめる力です。相手が誰でもどんな状況にあっても自ら姿勢を整えられることが こどもらしさでもあります。

この力が涵養されれば 学校の成績の良し悪しといった狭い意味ではなく いつどこへいっても通用する やさしさとかしこさを身につけることにつながります。

そして 幼児期に多様な体験を通して重ねられた豊かな経験を土台にした さまざまな 危険 危機 を察知し そのことから 自分自身のこころとからだをまもる という意識をもつ力は 他者と調和し共生しながら 自分らしく生きるために 年齢を重ねるほど大事になってきます。

デイキャンプや研修を通して 日々の保育の中で大事にすべきことを確認する機会を得ました。子どもたち 講師やご参加いただきました先生方に感謝です。

【園長 東 重満】

 

 

2週目の保育がはじまります

10日の入園式から3日間の保育を終えて 明日から2週目の保育がはじまります。3月に卒園した子どもたちも 6日 11日の入学式から小学校生の活が始まりましたね。

それぞれに大きな期待とワクワクした気持ちと一緒に 少しの緊張や不安もあったことでしょうね。この週末は少し疲れを感じているかも知れません。

それぞれのペースで新しい環境に少しづつ馴染んでいく時間を大事にしたいですね。

そして まわりの大人が子どもの実態にそいながら環境を調整して 安心安全の中で子どもの意欲がどんどん膨らむようにしてゆきたいものです。

昨日 去年からこぐまの森ガリバーの花壇と幼稚園の庭の花壇のガーデニィングをしてくださっている つくし組のはやとくんのおかあさんとおとうさんが ちゅうりっぷの球根が植えられているプランターを運んでくださいました。もしかすると 明日はプランターにお花が咲いているかも知れませんよ。

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短い時間の中で

今週 7日の会議で12月から立て込んでいた国の会議がひと段落しました。

千歳空港に向かう前 幼稚園に立ち寄り本当に短い時間 保育をみました。

年長青バッチの等身大の自画像描きは 子どもたちがとても面白がって集中していることが伝わってきました。自分たちの身体の大きさ(スケール感) どんな色づかいで どんなふうに自分を描こいうか…。 肌の色 服の色や模様は 靴はどんな風に…。子どもたちの面白がり方は本当に それぞれ です。

色をのせるにも 合理的?に色ごとに部位を塗り分けるとか 髪の毛から下へ順序立てて塗るとか 自分なりの順序に従って塗るとか…。見ている方も本当に面白い!

そして 絵の具の準備や片付けまで しっかりと自律性が育っている。

1階の保育室では 年中黄バッチが発表会のステージ壁面?を描く傍で 保育者を中心に何やら真剣そうに相談していたり つくしのお部屋のピンクバッチは身体のサイズにしては大きめに見えるポンポンを楽しげに振ってみたり ポンポンの代わりにスカートの裾をつまみあげてみたり…。

子どもどうしや保育者を中心としたつながりが ゆるやかに 自然と そして豊かに 形成されていました。

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もっともっと 時間の長短にかかわらず 保育の息づかいを受けとめられる感受性を磨かなければ…。

4月から私(園長)が幼稚園に居られる時間がこれまでより短くなります。このことについて 保護者のみなさまに来週の懇談会でお話しさせていただきます。

コンサート

今日は昨夜からの大雪で 早朝から運転手の田中さんに除雪機を積んできてもらって(重機の除雪機のリースは12月からなので…) こぐまの森ガリバー(最低限の範囲) 保育園 幼稚園 バスの車庫の除雪を半日がかりで終えた後 こぐまの森プレイホールガリバーでかつて本学園の幼稚園だった 「こぐま幼稚園」ゆかりの能登谷さんによるバイオリンとピアノのコンサートがありました。

アットホームなピクニックコンサートはゆかりの方々を思い出しながら バイオリンとピアノが奏でる音色をガリバーと古いピアノの響きに感動しながら聴きました。

ピアニストの方が北見の方だったこともあり 昨日の平岸高台小学校の学習発表会で卒園生が おむすびころりんの劇中で指揮をする場面と重ね合わせながら ドンリュウ園長が敬愛してやまない 園長先生とその園の保育のことを思い出していました。

(かつてこのブログで先生を紹介したことがあります http://astokblog.jp/wp/miharu/2013/01/02/)

私が幼稚園の仕事をしはじめて間もない頃 教育研究大会で北見市内の幼稚園の公開保育を参観しました。その時 偶然拝見したのが小関園長先生の のぞみ幼稚園の保育でした。

保育室では保育中終始主活動にはいれなかった男の子が 保育が間もなく終わる頃 みんなで合奏する場面になったとたん 全体の指揮をとるような仕草をはじめました。その時 担任の保育者は制止するのではなく ほかの子どもといっしょに本当にうれしそうな笑顔でその様子を受け入れ クラスみんなで楽しんでいました。

小関園長先生は 保育協議の中で 子どもたちが家から持ち寄った野菜をつかって プロジェクト活動をしている様子を(レッジョエミリアのプロジェクト保育を知る以前に北見で既に実践されていました) 保育のねらいと意図を交えながら楽しそうに語られるのを聴きながら 私はいつかこの幼稚園のような保育を実践したい と願望したものです。

気がつけば 二十数年の時を経て 小関先生にみていただきたいと思える保育が美晴幼稚園でも実現できるようになりました。

この週末は冬の”嵐”の週末でしたが 私としては心温まる週末でもありました。

【園長 東 重満】

 

秋休みを迎えて

今週は秋休みで幼稚園はお休みです。一年間の中間にシルバーウィークにあわせてとらせていただいています。夏らしい保育を夏休み中に夏季保育として行うことや 夏休みを含めて園行事や研修で休暇をとれない職員のためにも このようなかたちをとらせていただいています。

さて 一年の前半をふり返ると 7月の私たち保育者の過失により起きた出来事は 子どもの安心・安全をまもるという 最も重要で優先すべき業務が完全に遂行できていなかったことに起因するもので このことに対する検証と対応の確認 そして 不断に実行するための会議と研修を重ねた上で 夏休み明けからの保育にあたっていることを 最初にお伝えします。

その上で 中川教頭をリーダーとした保育者のチームが 周囲に支えられながら 美晴の多様な子ども一人一人のより良い理解者となるための努力を重ね それぞれ課題を持ちながらも みんなの思いがかない 幸福感を感じながら毎日を過ごす保育を実現しています。

多様な子どもが織りなす美晴幼稚園の生活には 意(味) 友(情) 信(頼) そして保護者には及びませんが無償の愛がそろっていることで 一日一日つながる毎日を送ることができます。

言い換えると 美晴幼稚園の保育は子どもたちを行動主義的な枠や仕組みや関係性で 支配しコントロールするものではないので 幼稚園の設えや保育者のスキルではなく 保育者の人間性やかかわり方 保育者がつくりだす意味や保育の実態が 子どもをつなぐリソース(資源や基本的な条件)となります。

夏季保育二日目は札幌市で開催された幼児教育実践学会の施設公開でもあり 私が目標とする幼稚園のひとつでもある金沢市の幼稚園の園長先生が 美晴の子どもたちのことを理解した上で「この(こぐまの森ガリバーの広い自然)環境で多様な子どもたちがこのようにあそべるって素晴らしいですね」と感心されていました。そして 非公式でその日に視察にこられた文部科学省の施設整備指針策定幼稚園部会のメンバー(あらゆる学校種の現場を視察し教育施設の指針を示してきた)が 「夢のような幼稚園ですね」とか「子どもたちのあそぶ様子に感動しました(特にどこの場でも保育者が子どもを信じ”待つ”ことができていた)」と伝えてくださいました。

昨年度の札幌市私立幼稚園連合会の公開保育では他園のベテランの保育者から もっとこのような子どもとのかかわり方を といった技術的な指摘を受けました。間違えではないのですが そのような技術をもったベテランの保育者がそろって美晴幼稚園で保育をしても 今の美晴幼稚園の保育は実現できません。

未熟でも 子どもと同じ地平にたって 同じこころの目線やまなざしで子どもに向き合いながら 毎日を過ごすことで 少しづつ 少しづつ 子ども一人一人との真の信頼関係が結ばれて行く…。そのことが子どもの家庭に次ぐ安心感を生み 他者(人やモノや出来事)に関心を寄せ 信じ合い支え合う(双方向に)ことができるようになります。

このような関係性の基盤があってはじめて あそびを通した学びが成立し じっくり しっかり 成長・発達できるのです。

先日まで教育実習に来ていた学生は 皆それぞれにとても感受性豊かで優秀な学生でしたが 彼女らは美晴幼稚園の子どもと保育者からそのことをしっかり感じ取ってくれたようです。

美晴幼稚園の保育は 子どもも保育者も誰一人かけても実現できないバランスの保育です。

人間としても保育者としてもまだまだ未熟で成長すべき者の集まりですが 園長としては 今の保育者チームを誇らしく思っています。

後半の3月までの間 保護者のご理解とご協力をいただきながら より充実した実り豊かな保育となりますよう 力を尽くしてまいります。

園長 東 重満

※ この秋休み期間中も 美晴の家保育園との連携のカギとなる 一時預かり保育を担ってくれている織田主事と池田先生の支えにも感謝します。

追伸 秋休み中も園長は美晴の家保育園か幼稚園で仕事をしています(大学の授業もこの週からはじまります)。休日を含め何かありましたらいつでも 園長携帯:090−8899−3123 へお知らせください。

 

みずやりかかり

こぐまの森のガーデニィングは 野草とりをして 新しい草花が加わり 一層素敵な花壇になりなした。

夏休中もお水をあげていますが どんりゅうが文部科学省の仕事で出張している間は 優子先生にお願いしました。

近年 幼稚園でも個別のプランターで栽培している様子を見かけますが できれば みんなの花壇で みんなでゆるやかに生長をみまもる方が良いと考えています。動物の飼育もいきものがかりを子どもに担わせるのではなく 身近にあたりまえの存在としていきものがいて ゆるやかにかかわる…。

そういえば どんりゅうは小学校の低学年の頃 夏休中 クラスの花壇のみずやりかかりでした。どうしてか その様子を鮮明に覚えています。なぜなんだろう…。

 

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