水死は保育(教育)施設重大事故3大原因

乳幼児保育(教育)施設の死亡事故を含めた重大事故(連続して一ヶ月以上の入院を要する事案)の三大要因は 睡眠中の窒息事故。食事中の誤食誤飲を含む誤嚥。そして水死といわれています。

水死といっても そのほとんどがプールでの水泳や水あそび中に起こるもの…。

今日は 朝から ガリバープール(大きなビニールシートの水たまり)に水をはっていたのですが ドンリュウ園長が2往復目のバスを運転し終えて 子どもたちといっしょにさくらんぼのひろばに向かったら プールには大きな石や草わらが…。

子どもたちとの事前のお約束がきちんと出来ておらず さらに七夕の会に集まっていた子どもたちへの指導と支援がしっかりとできていなかったため 子どもも保育者も全体的にうわついていました。

そらから 七夕の会と全体の時程の計画が不十分で 水あそびの時間が30分程度しか予定されておらず 着替えや準備運動などに要すべき時間も考慮にいれると 時間的余裕をもって取組めないのはあきらかだと判断しました。

2011年に神奈川県大和市の幼稚園の屋内プールで 水深を約20cmにさげていながら 年少3歳児が水死する事故が起きました。勤務3ヶ月目の新任の教諭が指導と監視を兼務していましたが 活動を終えプールからあがって着替えに移動するタイミングの数十秒の間に溺れたらしいと推定されています。

その後 消費者庁の勧告を受ける形で 文科省や厚労省、内閣府が関係する通知を発出し 監視と指導の役割を明確に分け(最低2名配置)監視者には指示命令権限のある管理者が必ず配置されることになっています。また 余裕をもった時間設定や急な事態の変化(監視者が配置できない、子どもの状態が不安定等)に対応できない場合は、中止や延期を選択肢とすることとなっています。

残念ながら今日の美晴の状況は このガイドラインに示されている内容に抵触すると判断しました。

難しいことは何もないはずです。万全の体制が確保されない場合は プールや水あそびは しない できない ということです。

来週はお天気もよさそう。夏を満喫して存分に水あそびをしたい! と私も思います。

しかし 保育者が万全の体制を確保できなければ 子どもたちがどんなに残念がっても 園長は迷う事なく判断として「中止」を選択します。

【園長 東 重満】

 

こぐまの森ガリバーでのちゅーりっぷ−2

今日は 7月7日 七夕様。北海道は8月にお祝い?する風習ですが 夏休み中にかかるため 美晴幼稚園では7月にお祝いしますが 今年はこぐまの森ガリバーでのちゅーりっぷの日に重なりました。

砂場にあった青い水が入ったペットボトルの列は天の川を想起したものらしい。

プール(ビニールシートの大きな水たまり)での水あそびは急遽中止しました(このことは後述します)が イモ洗い状態になりながらも強い日差しの中 水あそびを満喫したようです。

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