今日の3月うまれの誕生会で 今年度、幼稚園のマンスリーの誕生会は最終回となりました。
みんなが 心待ちにしている誕生会。そういえば お母さんへのインタビューで「2ヶ月も前からこの日を楽しみにして ワクワク ドキドキ していた…」とおしえてくれたこともありました。
クラスでは誕生日当日(休日に誕生日が来たお友だちは直近の保育日)にお祝いしているけれど 幼稚園のお友だちみんなにお祝いしてもらうのは やっぱり特別なのかな。
3月うまれのお友だち お待たせしましたね。
2014年3月18日 2:23 PM |
カテゴリー:保育の軌跡 |
投稿者名:どんりゅう
先週の保育記録を読んでいて 年長青バッチグループの記録の中に
「年長グループで幼稚園での生活をふりかえり自分の思いを発表し合っていると 『いまはなかよしだけどいっぱいケンカしたこともあった…』「ともだちはきらいだったけど…』と語っている子どもの姿に成長の跡を感じた…」
という保育者の記述がありました。
この保育者の記録を読みながら 今年の年長も 毎日の生活やあそびで 友だち 保育者 自然 出来事 など さまざまな出会いを通して自分と他者との双方向の具体のやりとりの中で それぞれの「わたし」「ぼく」をかたちづくってこれたと確信しました。
「ともだちがきらいだった」子どもは 友だちとコミュニケーションをとることがとても苦手でした。でも今はみんなのことが大好きではないかも知れないけれど 大嫌いではないと自覚しています。そして 気持ちが通う友だちと過ごす心地よさを知り 仲良くあそぶことを楽しんでいます。
この子は 人生を通してとても大事な事を受け入れ獲得することができました。
このようなことは 保護者や保育者が一方的に押し付けたり強要したところで 子どもは本当の意味で身につけられるものではありません。
毎日の生活で 人間関係ばかりでなくあらゆる状況の中に対話(最近のはやりの言葉で言えばインタラクティブな関係)がまもられていることで 自分も自分のまわりも 「つくりつくられる」ことの積み重ねがうまれ その過程の中で子どもの社会性や創造性が育まれます。
卒園を目前にしたこの時期の子どもたちの話し合いに 「自分の成長の軌跡」が自然に出てくることは 成長の証であり 本当に素敵なことです。
先週 水ぼうそうとインフルエンザに罹患した子どもが目立ちましたが 金曜日にはほぼ終息した感があります。いよいよ今週の金曜日が卒園式、終業式です。
最終の保育日まで 子どもたちの育ちを支える保育に徹します。
2014年3月16日 8:45 PM |
カテゴリー:保育の軌跡 |
投稿者名:どんりゅう
今日は子どもたちのおわかれ会。でも お母さん方の出し物や和やかな昼食会もあって楽しい集いの会でした。
まずは なんっといってもお母さん方が嗜好をこらした出し物は まるばつゲーム形式でとっても楽しかったですね!
先生やバスの運転手さん そしてお母さん方が特技?で参加して なかなかの出し物になりました。
一年間を歌でふりかえり 年少・中さんからの言葉と素敵なプレゼント。 そして ホールでみんなで給食をいただきました。
おわかれ会担当のお母様方 参観にこられたお母様方にテーブルと椅子の準備や配膳をお願いしました。本当にありがとうございました。
2014年3月14日 3:19 PM |
カテゴリー:保育の軌跡 |
投稿者名:どんりゅう
本日 各家庭にお手紙を配布しました。もう一度 精・皆勤賞授与式を行うお知らせです。
昨日の精・皆勤賞授与式で園長を含めた保育者のミスで 一人の園児に授与することができませんでした。
本人にも保護者にも あやまりましたが 取り返しのつくことではありません。本当にごめんなさい。
私の判断で昨日の保育中に 欠席して受賞できなかった園児も含め 全員でもう一度 精・皆勤賞の授与を行うことにしました。
あやまちや間違えは はじめからきちんとやりなおすこと。
ご理解ください。
園長 東 重満
2014年3月12日 7:01 PM |
カテゴリー:保育の軌跡 |
投稿者名:どんりゅう
こころとからだを整え 幼稚園や学校 仕事にのぞむ。
そして 一日の業をおえて お家にかえりくつろぐ。
そんないつもの一日の積み重ねの貴さを 3月11日に実感します。
卒園・修了式に先立ち 今日 精・皆勤賞授与式を行い 園長からの挨拶でそのことを子どもたちに伝えました。
幼稚園を信頼して「子どもの命を託す」 ということは 生き死にだけのことではないでしょう。私たち保育者は子どもの存在(消息)を絶えず意識し 自らの実感の中で関係を織りなすことをこころして保育しなければ…。
私たちは まだまだ至らず今日も大きな反省の一日となりました。
しかし 前への歩みは絶やさずに 一日一日努力を重ねて行きます。
そう どんな一日もないがしろにせず 一歩一歩前に歩みを進めたいと思います。
園長 東 重満
2014年3月11日 11:55 PM |
カテゴリー:保育の軌跡 |
投稿者名:どんりゅう
ドンリュウは昨晩遅くに東京に移動して 今日は朝から川崎市の宮前幼稚園さんで砂場をフィールドにした研究の予備調査と打ち合せ会議をしていました。
今週末に卒園式を控えた子どもたちは 晴れてはいたものの肌寒いお天気の中でも園庭でいきいきとあそんでいました。
昨夜は千歳に向かえば向かう程 雪の降り方が強くなり この様子だと飛行機は欠航になるかも知れないと思いましたが 運良く乗る飛行機をキャンセル待ちで変更することができ 遅れはしたものの羽田空港に到着することができました。
札幌も朝方まで大雪で 朝の除雪や通園バスの運行が大変だろうと心配していました。昨日のブログが悪かったのか…。幼稚園前の道路はこの雪でまた状態が悪くなっていなければ良いのですが…。
しかし 札幌は例年3月一ヶ月間で約1mの降雪がある街です。春の日差しが雪解けを進めてくれるでしょう。
明日は精勤賞、皆勤賞の授与式です。
賞状には子どもたちの名前が記され 園長印も捺印され 明日それぞれに渡されるのをまっています。
幼稚園での精・皆勤賞は 子どもが体調の不調をおして無理に登園することを促しかねないのでやめた方が良い という考え方があります。私も間違えではないと思います。
また 幼稚園自体 行きたい時に行けば良い という考え方もあります。それも ある意味間違えではないと思います。
そもそも 通院や療育との平行通所 家庭の事情等で 毎日幼稚園に通わない子どももいます。
美晴幼稚園では賞状ほしさに 短い時間だけ幼稚園に顔をだして出席扱いにするようなことは皆無です。みんな自然体で日々生活し その一年を通した積み重ねが 精勤賞 皆勤賞につながっています。
年長になると年度当初から 自ら精・皆勤を目標にして過ごしている子どもの話をよく聴きます。幼稚園での毎日の出会いを大切に生活することの意味は 子ども自身が理解しているのでしょう。
実は 賞状に園長印を捺印している時 「この子が!!」と意外に感じる子どももいます。
精・皆勤賞は子どもと家庭(特にお母さんお父さん)の共同作業?でなし得るものともいえるのでしょうね。
そして クラスでは担任の保育者から全員に一年間共に過ごして成長したことを認めて賞が贈られます。みんなこの一年間 しっかりじっくり成長したね!!
2014年3月10日 5:18 PM |
カテゴリー:保育の軌跡 |
投稿者名:どんりゅう
告発のようになるので 実態が改善されるまでずっと控えていましたが 行政や地域 学校の少しの配慮で子どもたちの安全を確保することを考えてみたい ということが身近でありました。
美晴幼稚園に通園しているみなさんはご存知でしょうが 幼稚園前の道路の札幌よりの歩道が ここ数週間 除雪の雪で塞がれた状態になっていました。子どもをはじめ通行人がけもの道のように雪山の上を歩いて道をつくり なんとか往来できるようにはなっていました。
除雪で歩道がふさがれた次の日 除雪センターと区役所の担当部署に現場を確認していただいた上で強く改善を申し入れましたが 結局 昨晩この地域の最終盤の排雪作業でやっと排雪され歩道があらわれました。(右の写真が今朝の様子です)
この道路は生活道路で 断続的な排雪が行われる道路ではありません。しかし この地域で生活していたり仕事をしていれば知っていることですが 月寒西地区は旧日本軍の軍用地だった名残ともともとの地形もあってか 現在でも幹線道路が区画整備されていない地域で 西岡や福住方面から札幌方面へ通行する車両の抜け道は 国道の他にはありません。唯一 幼稚園前からあんぱん道路を経由して国道への経路が抜け道となるため 上の写真のように朝夕や国道の混雑によっては 幼稚園前の道路の通行量が多くなります。
この冬から 月寒小学校の通学路が変更になり この道路を利用する児童が大幅に増えました。そのことも踏まえ申し入れましたが 普通にみればどうにでもなる理由をならべて直ちに改善できない旨の説明に終始するだけでした。とても残念です。
実は 写真左の様に雪山の内側を歩く状態は ある意味 安全だったとも言えます。しかし … です。
子どもたちの往来を優先して 狭い車道を歩く方が 危ない思いをされているところを何回も見ました。危険な場所は 歩道を含めた道路の幅員をしっかり確保する 本来の道路管理を求めたいものです。
2014年3月9日 2:39 PM |
カテゴリー:どんりゅう園長のひとり言 |
投稿者名:どんりゅう
今日 カーリングの日本選手権が終わりました。
その日本選手権に 昨秋と今年2月 美晴幼稚園に教育実習に来ていた札幌国際大学の学生が出場していました。
彼女は オリンピック予選 ユニバーシアード そして 日本選手権 などの合間をぬっての厳しい日程の中 大変だったと思いますが きちんと教育実習のプログラムをまっとうしていました。
この日本選手権 予選リーグを 北海道銀行 中部電力 と共に最速で決勝トーナメント進出を決め 今日の決勝トーナメントでも社会人チーム相手に善戦しましたが 延長戦を含む僅差で 優勝することはできませんでした。
札幌国際大学チームは今大会でチームを解散し それぞれが社会人となって新しい道を歩むそうです。
美晴幼稚園で実習した学生は 保育の仕事につきながら カーリングを続ける決意をしているようです。
最後までベストを尽くした彼女たちなら それぞれが社会人として自立し より充実した競技者となることでしょう。
カーリングは 第一線の競技者として長く続けられるスポーツのようです。
保育者がオリンピックで活躍することがあるかもしれません。これからが楽しみです。
2014年3月8日 11:58 PM |
カテゴリー:コミュニケーション |
投稿者名:どんりゅう
今日で平和公園での雪あそびはおしまいになりました。
雪山や木立とも いったんお別れですね。年長青バッチは最後となりました。
使い終わったスコップを これでもか という位きちっと箱につめている年長青バッチのお友だちがいました。
卒園/修了進級まで 残り2週間となりました。
2014年3月7日 5:23 PM |
カテゴリー:保育の軌跡 |
投稿者名:どんりゅう
昨日は幼稚園を留守にして 東京へ出かけていました。
公益財団法人全日本私立幼稚園幼児教育研究機構の仕事で
震災が起こった2011年から撮影を始めた 岩手 宮城 福島の3県の
私立幼稚園の記録映画の最終版である福島編の映像がほぼ完成し
ナレーションの録音に立ち合いました。
あえてここに書くまでもなく 福島県の幼稚園は福島第一原子力発電所の事故により
地震 大津波 の他に みえない放射能との戦いを余儀なくされています。
様々な面で環境が激変(場合によっては喪失)している現実は
報道などで知らさせるものとは比較にならない程 過酷で複雑です。
しかし その現実の中で 懸命にいき 保育を営む事実は
たとえようもない やさしさと 強さに満ちています。
その事実をみえるかたちで残す事ができ まずは大きく重たい仕事に
一区切りつけることできました。 園長 東 重満
2014年3月7日 11:35 AM |
カテゴリー:コミュニケーション |
投稿者名:どんりゅう
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