保育の軌跡

午後保育がはじまりました

美晴幼稚園では 昼食をいただき午後に降園する保育を「午後保育」と称していましたが 考えてみれば 午後だけ保育している様なおかしな呼び方です。でも慣れ親しんでいるので 園内では午前午後ともに行う保育をもうしばらく「午後保育」と称することにします。

さて 今週は3日だけの保育日でしたが 進級児と保護者が待ちかねていた?午後保育がスタートしました。

ところが ドンリュウは初日の7日が出張で 昨日は避難訓練後 道庁で概況報告(ヒアリング)があり外勤 今日はPTAの幹事会と園医さんとの打ち合せなどで 保育を通してみることができませんでした。

それでも 園庭の桜のつぼみがほころび レンギョウやボケの花が咲き 登園途中の道ばたではつくしやタンポポの花を摘んでくる子どもたちは 春の息吹を満喫しているようにみえます。

 

 

 

 

 

 

ホールでのあそびも子どもどうしのやりとりに深まりを感じます。

 

 

 

 

 

始まった 昼食。今日ははじめての給食でした。まったく箸をつけれなかったお友だちは一人もいなかったようです。

 

 

 

 

 

笑顔でいただき 食後は給食の食器を ”わっしょい” ”わっしょい”のかけ声をかけて力をあわせて運んでいる姿も…。

それから 日曜日の母の日に向けて学年グループ毎につくったプレゼントを持ち帰りました。(帰りぎわ ホール集会で代表のお友だちに紹介してもらいました)

 

 

 

 

 

避難訓練

今年度最初の避難訓練を実施しました。2階職員室で火事が発生したという想定でみつば組の非常用の戸から直接平和公園へ避難しました。

 

 

 

 

 

 

 

新入園児にとってははじめてなので あらかじめ保育者で実施するタイミングを打ち合わせ 予告の放送をしてから火災報知機の非常ベルを合図に避難行動を確認しました。

 

 

 

 

 

朝のクラス朝会を終えてみんなが落ちついた状態でスタート。避難行動はスムーズで最初の点呼確認までは2分ちょうどでしたが クラスを入れ替わっている子どもがいたので 再度 クラスのメンバーを確認して点呼をとり直しました。最終的に避難完了まで2分40秒。

子どもたちは終始おちついて行動していましたが 保育者の点呼方法は見直す必要があります。

避難訓練は 避難行動の予行練習であると同時に 我々保育者の援助や確認方法の再点検でもあります。課題は次回の避難訓練までに解決します。

 

ピンクバッチのつぶやき

今日も穏やかなお天気の中 園庭であそびました。後半はご家族のみなさんがたくさん参観してくださいました。

今日は年長ばかりでなく年中黄バッチのお友だちが中心のグループが活発にみえました。もちろんバッチの色を関係なく群れてあそぶのが美晴らしさでそんなグループもいくつか…。

 

 

 

 

 

 

そんな中 年少ピンクバッチの男の子が 手のひらをヒラヒラしながら視線を遠くにやりながら 「チョウチョがキラキラ…」とつぶやきました。そうしたら本当に白い蝶が舞っていました。(写真にはおさめられませんでしたが)

 

 

 

 

 

 

しばらくすると 別のピンクバッチの女の子が かがんで耳をかしてほしいという様子。かがんで耳をすますような仕草をすると 耳元で「えんちょうせんせ ぱーてぃーがはじまるよ…」とコショコショ声でお話ししてくれました。

 

 

 

 

 

 

ブランコのところで 砂と枯れ葉をごちそうに見立ててパーティーが…。

ピンクバッチの持ってる感受性が輝きはじめています。

 

今日から5月

連休中の自由登園日。1/3弱のお友だちがお休みしますが たのしく幼稚園で過ごしています。

保護者の皆さんも 保育の様子をご覧いただいたり あそびに交じっていただいたり 「何故 美晴は連休明けまで午前保育なのか?」 「うさぎの名前は? お家からえさをもってきてあたえてもいいの?」など ご質問や ちょっとた感想もお話ししていただきながら過ごしています。

 

 

 

 

 

 

今日は年長青バッチのお友だちだけでグループをつくって楽しそうにあそんでいる様子がよく目に入りました。もちろん 学年関係なく楽しんでいる場もありですが…

それから 雨がパラつく前に 皆で鯉のぼりを 歌を歌いながらあげてみました。

 

午後から 職員で 遠足の時とおなじように こぐまの森まで歩いて行って こぐまの森とガリバー内を清掃しました。

 

 

 

 

 

 

ガリバーの上の道路を通って小学校に通学している けんせい君とお母さんがガリバーに顔を出してくれました。ドンリュウが わずかな期間でひとまわり大きくなった印象を伝えると 「給食がとってもおいしくって 太っちゃったかも…」って。たいしたものだ!

途中の街路樹の桜の樹もほとんど満開。遠足のころには葉桜だろうなぁ。

 

群れあそび

連休の自由登園日は2便目のバスが着いてから まる一時間あそびが続きます。

まだ短めではありますが だんだんと小グループがいくつもできて群れあそびがはじまっています。

 

 

 

 

 

 

上の女の子の集団 おねえちゃんごっこから自然観察まで ほとんど通して同じメンバーであそんでいましたが おねえちゃんあそび?の時 ピンクバッチの子が自分がおねえちゃんになると言い張り たしなめる年長の様子が面白かったです。

 

 

 

 

 

 

年少と年中さんは 平行あそびといわれる 場所と時間を共有しながらも 互いにはあまり干渉せず それぞれのあそびにマイペースで取組み没頭している子どもが多かったです。

 

 

 

 

 

 

それから 活動が活発になり 行動範囲も広がり すり傷の手当をしてもらう子どもも見かけます。

 

 

 

 

 

 

そして 動植物への興味も旺盛で 虫探しやうさぎとふれ合いをもとめていました。

 

連休中の自由登園日

連休が始まり 今週は自由登園日となります。

今日は園舎二階での保育です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それぞれのあそびの場で楽しんでいますが そのあそびが少しずつ深まり時間も長くなって来ています。

 

 

 

 

 

 

積み木を たかくひろく(長く)積み重ねてあそびをひろげたり

 

 

 

 

 

 

絵本をあいだに 二人っきりでじっくり話したり

 

 

 

 

 

 

学年問わず 数人でグループをつくってあそぶ姿も目立ちはじめました。

 

 

 

 

 

 

お父さんお母さんも保育に参加してくださっています。

これから まだまだあそびがつづきます 今週いっぱいいつでも参加してくださいね。

 

時間をかけながら

美晴幼稚園は連休明けまで午前保育ですが 2週間と1日の保育を終えました。

できすぎ といえるほど 順調に新しいメンバーでの美晴の生活がかたちづくられつつるようにみえます。

しかし 子どもたちは進級児を含めて まだまだ 環境の変化を受け入れきれずにいる というのが実態です。

お家での様子と 幼稚園での様子が180度といえるほど違いを見せる子どもが何人もいます。幼稚園ではとてもうまく適応しているように見えてもお家では荒れていたり 逆に お家ではとても落ちついているのに幼稚園では不安定だったり…。

幼児期の子どもは 「適応性」というか「順応性(従順)」があると言われますが 腑に落ちる程しっかりと環境に慣れ親しむには どの子どもも長い時間を要します。

一年あるいは二年、三年という時間をかけて じっくりと 集団とその生活に慣れながら社会性を身につけるというプロセスが 子どもたちをしなやかでたくましく育てます。

私たち大人はどっしりと腰が据わった態度とまなざしで 子どもたちを見守りたいものです。

 

保育参観とPTA総会

今日も北海道の初夏をおもわせるお天気でしたが 今年度最初の保育参観がありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

園庭であそんだあと保育室に入り クラス毎にホールにあがってきて集会を行いました。

朝の歌 園歌 こいのぼりのうたを歌った後 年長青バッチグループの代表のお友だちと先生のデモンストレーションをみながら ミッキーマウス体操をしました。

その後 クラスにもどり親子で鯉のぼりを制作しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

PTA総会では会計報告の中で大切な質問をいただきながら議事を進めることができました。ありがとうございます。平成25年度の幹事さんも皆さん(卒園した保護者も)に参加していただき 総会終了後綿密?な引き継ぎをしていただきました。本当にありがとうございました。

その後 ドンリュウは所用があり桑園の病院に出かけたのですが 帰り道 大通公園を通ったら山コブシの白い花が咲きはじめていました。

北海道にも花咲く季節がやってきました!

 

青バッチの魔法?

 

 

 

 

 

 

この写真の二人は姉弟ではありません。でも しょっちゅう仲良く手をつないでいる姿をみかけます。

このペアーばかりでなく 男女関係なく 年長青バッチの子どもが新入園児のお世話をしたり 少し離れたところで見守っていたり 困ったときは手伝ってあげたり やさしい声をかけるなど 様々なかかわり方で 年長児らしさを発揮している様子をみます。

これは保育者が促す結果として 子どもたちがそうしているのではありません。 自ら 自発的 主体的に 自然なかたちでしています。

この写真の女の子 去年の今頃は たえず担任に手をつないでもらいながら 目にいっぱい涙をためて過ごしていました。

今は そんな姿が想像できないほど堂々として クラスというか幼稚園全体のリーダーとして存在感があります。

お母さん方から「青バッチの威力ってすごいですね…」とか「自分がかつて青バッチさんにしてもらったことを今度は自分がしてあげたい と強く思っているようです…」といったお話しを聴きます。

たしかに青バッチの魔法はあるのかもしれません。子どもたちをみているとそんなふうに思えてきます。

 

ポカポカ…

今日はポカポカ陽気で気持ちがよかったので 予定を変更して朝と帰りは園庭であそびました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昨日の朝 登校中の卒園生から「てあとのこいのぼりは?」と聞かれました。今日から その鱗に手型をほどこした手づくりの鯉のぼりがあがりました。

 

 

 

 

 

 

それにしても お天気がよく心地よい一日でした。