「life…」

今日は毎週末の悪天候 暴風雪と雪解けの繰り返しで 通園バスの経路の道路の状態が悪く 安全運行の見通しがたてられなくて臨時休園としました。自分の中で 無自覚のうちに 3.11の動揺もあったのかも知れません。臨時休園にご理解いただいた保護者のみなさまに深く感謝しています。

今日 突然 ある研修会で アフリカで飢餓の支援活動をされていた講師がお話しされていたエピソードを思い出しました。

「赤ちゃんを抱いた まだ年若い母親が救援キャンプにたどり着き 息絶える直前に支援スタッフから 『今の望みは何?』と聴かれて 一言『life』と答えたそうです。スタッフが聞き返すと『あと一度だけでいいからこの赤ちゃんにお乳をあげるための命(時)がほしい…」と。」

あの 震災の中で 何人の親が もう少しだけ 子どもと共にいる時間 子どもを育てるための命 がほしいと願ったのか…。 親の愛の尊さに思いをはせながらよせながら 今日の一日をおえます。