乳歯が生えかわるまで
昨日のポートフォリオ(今日の一枚)に年長青バッチグル―プの男の子が前歯が向けたと指をさしている写真が掲載されています。
乳歯は早い子で年中くらいから 前歯から順番に生えかわって行きます。そして 奥歯まで全て永久歯に生えかわるのは 小学校3・4年生ころ。そう 10歳頃まで…。
「幼児期」と聞くと幼稚園や保育園を終えるまで 言い換えれば 小学校に入学すると もう幼児期は卒業と思いがちですが 身体や脳の発達段階からいえば おおよそ 女児で8歳 男児で10歳までは幼児期とされています。
昔 シュタイナーという人が 乳歯が生えかわるまでは幼児期として教育メソードを開発し実践されました。現在でもルドルフ学校とかシュタイナーメソードの学校として世界中でその理念やメソードに従って運営されている学校や幼稚園があります。
シュタイナーが生きた時代は今からおおよそ100年前。現在のように科学的な知見が示されていたわけではありませんが シュタイナーの見地は正しかったといえるでしょう。
小学校低学年までは人間の発達上 幼児期 と考えれば 子どもへのまなざしやかかわり方が変わってくるかも知れません。
2013年12月10日 8:14 AM | カテゴリー:どんりゅう園長のひとり言 | 投稿者名:どんりゅう