8月2013

子どもたちに願う事

私が美晴幼稚園に勤務した翌年の平成4年の8月11日 当時在園中であった S君が病気で他界しました。S君の元気にあそぶ姿 いたずらっぽく笑う笑顔を忘れることはありません。

その後 在園中に1名 卒園して中学生時代に2名の子どもが他界しました。どの子どもも在園中の姿 亡くなる前に成長した姿を目にした姿は 卒園児のどの子どもより鮮明に覚えています。きっとあの子どもたちの命の灯火がいつまでも私のからだの中に点り続けているからでしょう。

今年も 何名もの卒園児が訪ねてくれました。 春には今年から かねてからの希望を実現して 親元を離れ単身で函館の工専に進学すると報告にきてくれたM君。 運動会の日に6年ぶりに幼稚園に行ってみたいといって訪ねてくれたK君は幼稚園の時はほとんど会話を交わしたことがなかったけれど 現況をいろいろと話してくれたね。 夏休みにはIさんのお母さんと弟さんが転居されて久しいと懐かしがりながら訪ねてくれました。Iさんはかねてからの夢をかなえて東京の大学で地球環境を専攻しているそうです。(幼稚園時代のおとなしいMちゃんの印象からはちょっと意外に感じたけれど素敵な道を歩んでいるね)

数年前 ちょうどいま頃 夕方園庭で芝生に水をあげていたら 平和公園から十代半ばの女性が「副園長先生?」と声を掛けてくれました。面影がのこっていたので ◯◯さんだよね 下の名前なんだったっけ? と訪ね返したら 懐かしがっていろいろな話をしてくれました。 「今は学校に通えていない」こと。でも 今の事 これからの事を真剣に考えている事…。いっしょに来ていた友だちに呼ばれて戻って行く彼女の顔は 年相応のしっかりした顔つきでした。

美晴の子どもたち(在園児も卒園児も)には つまずこうがなにしようが かけがえのない「いま」をただ懸命に生きてほしいと念願します。そして 夢の実現にむけて その命の炎を燃やしてほしいです。

だって いま命がある ということは 実はあたりまえではない 奇跡そのものだからです。

 

夏期研修会

8日・9日と伊達市の京王幼稚園さんと洞爺湖畔の研修所で行われる SIあそびの夏期研修会に参加しています。

 

 

 

 

 

 

一方的に教え込むのではなく 出来不出来を問うのでもない。

子どもが自ら楽しいことに取組むように あそびに没頭できるように導き援助する実践のあり様を 京王幼稚園さんの公開保育で子どもたちの集中してあそぶ姿を通して 再確認させていただきました。

 

 

 

 

 

 

(洞爺湖の花火)

研修後は宿泊場所であり2日目の研修会場でもある洞爺湖畔の宿泊所に移動して 他の参加園の先生方と夕食懇親会で親睦を深めました。各園の自慢を披露するコーナーで 中川 大島 鈴木 疋田 の若手四人が美晴のいくつかの自慢を紹介した最後に 「こどもたち」と披露していたことは ドンリュウ園長として何よりうれしいことでした。

夏休みも折り返しになってきました。

来週は預かりの子どもたちとお出かけしようかなぁ と考えています。

 

こぐまの森ガリバー開放日

8月5日・6日 こぐまの森ガリバー開放日です。

初日の5日 たくさんあそびに来てくれました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さっそく ディキャンプで小学生がつくった 2階の秘密基地 バランスコーナー ハンモックであそんでしましたよ!

 

ディキャンプ 最終日

あっという間の 三日間。一念越しの希望を実現したお友だちや はじめての参加であそびに没頭していたお友だち。皆 素敵でした!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゲストで無人島にいらした 保護者の皆様ありがとうございました。

ドンリュウは大学の補講がどうしても今日しかできなくて おしまいの集いに参加できずに無人島を後にしました。ごめんなさい。

来年もみんなの希望が実現できるような楽しいディキャンプをするので是非参加してくださいね!!