保育の軌跡

2学期始業式

今日から2学期の保育がスタートしました。

そして 新しいお友だちが3名仲間入り(3人とも年少ピンクバッチグループの男の子です)しました。

始業式では 新しいお友だちはみんなの前で堂々と自己紹介していました。教育実習生やインターンシップの学生も自己紹介。その後 海の歌を歌って お部屋で夏休みの思い出をお話ししたり経験画を描きました。

幼児教育実践学会

18・19日と福島県郡山市で開催された 公財)全日本私立幼稚園幼児教育研究機構 幼児教育実践学会に 初任者を除く保育職員で参加しました。

放課後保育と絵本の部屋についてポスター発表し 全国の幼稚園や認定こども園の保育者や研究者の皆さんから さまざまな質問や貴重なご意見をいただき 多くの学びがありました。

その他 他の幼稚園のポスター発表に刺激され新しい視野を広げ 多様なテーマの口頭発表(基本的に大学などの研究者との共同研究)を聴いて知見を広げることができました。

また 園長は 福島の子どもの「いま」と「これから」に寄り添い 保育をみつめ直すシンポジウムのコーディネーターの仕事があり 4年前に現地調査した時の思いと重ね合わせながら 被災地の子どもと保育者・保護者の震災以後の軌跡をたどる機会を得ました。

福島の地に自分の身をおくことで 震災というものの実態が自分の身体を通して理解できたと思います。

美晴幼稚園にとってこの度の経験は 明日の保育からいかせることと これから長期間にわたって醸成しなくてはかたちにあらわれない 広く重たい学びの経験となりました。

夏季保育(ディキャンプ)

今週は月曜日から三日間は小学生が 後半の木・金が幼稚園のお友だちが夏季保育としてディキャンプをこぐまの森ガリバーで楽しみました。あつい一週間でした。

昨日は小学生のみんなが残して行ったアスレチックや秘密基地 流しそうめん台をあそび場に楽しく過ごし 今日は夜半の大雨の影響を考え 段丘でのあそびは取りやめ 水あそびや砂場のあそびを加えて充実したあそびを楽しみました。

二日間は夏休みの中間の自由登園日でしたが いつもの保育とあまり変わらないくらいの参加でした。みんなの元気な顔をみれただけでも嬉しかったです。

夏休みの後半も事故やケガに気をつけて過ごしてください。

一学期の保育の軌跡

1学期 71日の保育を終えて 今日27日から夏休み中の預かり保育となりました。

各クラス・学年グループの保育記録とあわせて 今日の一枚のポートフォリオと「みはるカレンダー」に 保育の軌跡がみられます。(下の画像をご覧ください 今日の一枚は終業式でお友だちとのお別れがさみしくて涙している年長青バッチのお友だちの写真とコメントです)

是非 美晴幼稚園にこられた時には玄関のイーゼルと 1階ホールのカレンダー(掲示板)をご覧ください。美晴幼稚園の保育者が子どもの内面と子どもの周辺で起きている現象をどのようにとらえているか 大切にしているかがわかると思います。

今年度 保育職員を3名純増したこともあって 3名の新人と 4名の2年目の保育者が現場を担っています。経験は浅く至らなさは多く力不足も否めない保育者ですが 子どもへのけれんみのないまなざしと理解力(感性) そして 保育記録の丁寧さと確かさは出色のものがあります。

終業式の日に発行したクラス便りは偶然 3クラスとも新人が担当したものですが それぞれの個性とクラスの個性がにじみ出て これからの成長(クラスも新人保育者も)が期待できる内容でした。

事故簿(事故、ケガ、感染症、早退、お漏らし、着替えなどを記録)への記載件数は726件。その中には 家庭(登園前)の傷病やトイレに行ってからの失敗(衣服を濡らしてしまう…) さかむけをむしってしまった程度の内容も含まれますが 非常に細やかに記載されて 事故防止や家庭との連携にいかされています。

全ての記録が子どもの成長・発達の軌跡であり 我々保育者の反省と課題の手がかりです。

 

1学期終業式

今日で一学期は終わり 明日から1ヶ月間の夏休みにはいります。(今年度から2日間の夏季保育がありますが…)

終業式では しっかりお話しを聴いて 歌で4〜7月をふりかえりました。

その後 1学期で転園するお友だちとみんなでごあいさつをしました。

三人ともしっかりとみんなにお話しとおわかれのあいさつをしていました。

遠くにはなれてもいつまでもみんな友だち。先生方はいつまでも応援しているよ。

7月うまれのお誕生会

今日は7月うまれのお友だちと運転手の田中さんのお誕生会でした。

7月うまれのお友だちは 照れ屋さんが多かったようですが とっても楽しみにしていたお誕生会でした。

先生方からのプレゼントのマジックは 蒸し暑さを吹き飛ばすくらい 楽しんでいました。

職人わざ

園庭の砂場のあそびも 子どもたちの技術?に磨きがかかって 面白い場面が多くなっています。

下の写真は 年長青バッチさんたちが まるで左官屋さんのように上手に砂と水を調合してるとなりで 年中黄バッチのお友だちが 乾いた砂を上からまぶすのに 左手に砂が入ったふるいをもって その手首をトントンと右手でげんこつをつくってたたいて 砂を落としている場面です。

まるでお母さんが お菓子やパンをつくるときに パウダーシュガーを上からふりかける時のような なんとも巧みな手つきです。

まさに職人技っていう感じでしたね!

さくらの実

美晴幼稚園の園庭は本当に狭い庭で 樹木も数える程しかありません。

でも 子どもたちはその限られた環境材をいつも注目してあそびに取り入れます。

桜の実(型はさくらんぼに似てはいるけれど)を見つけた子どもたちは どうも食べられそうにないことがわかっても すりつぶして 深い赤 ワインレッドの色水をつくって(男の子たちが)大事にしています。

 

 

 

 

 

そして たいこはしごの下にはなにやらあやしげな…

交通安全教室

今日は区の交通安全推進委員会の指導員の先生に来ていただき 交通安全教室を行いました。

信号機のある横断歩道の渡り方と 信号機がない道路へ飛び出さない注意の仕方を パネルシアターでわかりやすく教えていただきました。

ピンクバッチさん 黄バッチさんの真剣な表情が印象的でした!

今日もこぐまの森へ

例年 月寒公園の小遠足を行う時期ですが 今年は区の土木事務所に確認したところ リニューアルしたエリアを含めて工事があるので使用できないとのことで こぐまの森ガリバーに出かけました。(先週 お天気の関係ですみれ組だけ水あそびできなかったしね)

こぐまの森には固定遊具を含め 設えてある遊具はありませんが 自然素材を遊材にして 子どもたちは主体的に かつ 相互的に対話をし お友だちとも虫や草木を仲間にとりこんで 意味をつくりだしながら どんどんあそびを展開しています。

年少ピンクバッチや4月に入園した年中・長のお友だちも 足腰がおちつきはじめ あそび方が美晴幼稚園の園児らしくなってきました。

今日は札幌市内も30℃を超えたようですが こぐまの森はそんなに暑く感じませんでした。