新しい年を迎えて

あけましておめでとうございます。

元旦に届いた賀状にこんな詩が紹介されていました。

「一人」

おさなごが

一人も微笑まなければ

世界は暗黒である

おさなごが

一人でも

微笑めば

世界に希望がある

(河野 進)

そして 別の賀状に国の子ども子育て会議の議論が歪みはじめている と懸念の叫びが綴られていました。

国 行政 幼稚園団体の一部が迷走しはじめ 子どもの消息から離れたところで 保育の改変が進んでいる状況の中 原点を見失わずに地道に保育の充実の歩みを進める決意をあらたにしています。

元旦と今日 札幌は吹雪に見舞われましたが 両日とも 日の出の時間帯は雲が晴れ 鮮やかな朝日が白銀の世界をつつんでいました。

厳しい中にも希望の光はさすのだと 勇気づけられました。

河野 進さんが詩にあらわしたように 子どもの笑顔に 社会の幸福を希求しつづけたいと思います。

そして 美晴幼稚園は 今年も一人一人を大切にしたあたりまえの保育の営みを 職員皆で心と力をあわせて一日一日 真摯に実践する所存です。

今年もよろしくお願いします。

園長 東 重満