その場の空気?をよむ力

教育文化会館大ホールにどうしても立ち入れないお友だちがいました。この後 このホールで楽しいことが始まりそうだよ お友だちもいっしょだし楽しみにしているよ と促しても 返ってくることばは「おしまい」。

この会場の雰囲気は どうも苦手だよ もういいよ ここに入るのはやめにしよう といううったえが よく伝わってきたので どんりゅう園長とふたりで大通り公園に散歩に行くことにしました。

大通り公園の8・9丁目は モエレ公園の設計者でもあるイサムノグチの作品の滑り台があり この時期はウォーターガーデンもあって 大勢の子どもたちとその家族 いくつかの保育園と思われる保育者に引率された小集団が のどかになごいやかに よい雰囲気であそんでいました。

私たちも ウォーターガーデンには入れませんでしたが いくつかの遊具であそび 近くのコンビニエンスストアーでお茶を買って水分補給をしながらのどかに楽しく過ごしていたところ 幼稚園とおもわれる 2〜300人の大集団が一斉にやってきて 石の滑り台を占拠するようにあそんだかと思うと 瞬く間にお昼ご飯をとりに芝生に移動しました。たとえるなら それまでのよい雰囲気を切り裂くように短い時間に嵐が通り過ぎて その後はなにもなかったかのように元の状態にもどっていました。

今日 美晴幼稚園では平和公園の利用に向けて 一つのステップをふみだしましたが 大通り公園の出来事から 美晴幼稚園でも公園などの利用に際してはそこを利用されるすべての方々に配慮しなければいけないと 反省と課題を持ちました。

そして よく言われる「その場の空気を読む力」は 私たち二人と嵐のように通り過ぎた幼稚園の保育者のどちらが持っていたかは ここに書くまでもないことでしょう。