秋休み

美晴幼稚園は今日から9日間の連続した秋休みです。

美晴は3期制の教育課程で保育を進めている幼稚園ですが 一年間の中間地点であるこの時期にまとまった休みをとって 後半に切り替えることは 子どもにとっても保護者にとっても そして保育者にとっても良い機会だと考えています。

保護者(特に小学生などの兄姉がいたりお仕事をされている)の中には子どもとの過ごし方に戸惑いや不都合があってできれば無いほうがいいなぁ と思っている方もいることは秋休みを設ける前からわかっていますが 美晴幼稚園で秋休みをとる意味はもう一つあります。

今年度にはいってから なんで園長はブログにまでその様なことを書くの? と思われるまでに 現状の美晴の保育者の至らないところ 改善しなくてはならないことを記しています。

そのことは保育職ばかりでなく 異業種を含めどこの職場でも 社会人としてそなわっていなければいけないものばかりだからです。

毎日 大切な子どもの命を預かり だたそのままの姿でお返しするのではなく 育ちの一端を担い発達を支援する専門職の責任は計り知れないほど重いものです。

人間としてもまだまだ未成熟な若い保育者がその重責に毎日耐え 真摯に子どもと笑顔で接するのは並大抵のことではありません。自分の非力や至らなさゆえ(しかも園長は美晴の園長にもかかわらず保育者のがんばりを認めたり褒めたりしないので) 自己嫌悪に陥ることもあるでしょう…。

美晴は夏休み中も 小学生や園児のデイキャンプがあり 研修や研究に集中的に取り組みます。お盆休みはいただいていますが 帰省や連続的に休暇をとってリフレッシュすることは難しい面が否めません。

秋休みを設けている意味は 美晴は環境への適応が難しい子どものことも考慮し春のゴールデンウイークは暦通り保育し(開園記念日なども学年暦に入れず) 夏休みや冬休み中には登園日を設けていますので 一年の折り返し時点にあたる秋のシルバーウィークは ご家庭の予定にそって切り替えの一週間にしていただくことです。そして もう一つ 保育者がしっかり休暇をとって 日頃できない体験をしながら リフレッシュして 後期の保育にのぞむことです。

今年の秋休みも 遠くへ旅したり 思い思いの過ごし方で保育から離れた時間に身を置くようです。

このような時間は 絶え間なく緊張が連続している保育者には必要だと思います。どうかご理解ください。

と書きながら 園長は秋休み中 保育園でためてしまった仕事をしながら 連休明けに待っている 集中講義や国の会議の準備をします。

幼稚園も保育園も職員の努力で良い方向に進化していることが 休む遑がなくてもストレスにならない所以なのでしょうね。

そんなわけで 秋休み中 何かあれば担任ではなく 休みなく仕事をしている園長へ遠慮なくお電話ください。【東園長携帯:090−8899−3123。美晴の家保育園:011−818−0380】

追伸 電話しずらかったり難しい状況の時は ショートメールやメッセージでもお受けします。

秋の収穫祭

15日のブログにお月見会に続く収穫祭のことが掲載できませんでした(ドンリュウは面談中だったので)。

翌日の敬老の集いの日の朝 子どもたちは 木の実やまつぼっくりでつくった歓迎の看板を用意したり 写真にあるように年長さんが中心になってつくったお神輿を みんなでかついで玄関に持ってきて園庭を一周して玄関前に飾りました。

そして 階段の踊り場の壁には収穫祭で年長青バッチグループのお友だちが発表したポスターが掲示されていました。

収穫の時 お母さん方にお手伝いいただくばかりで 子どもたちが大きさ(かたち)や重さを実感して比べるなどして 数量の概念を直接体験する様子が少ないという反省をもち お泊まり会の収穫ではしっかりその反省をいかして 子どもが自分たちでしっかり選別し調理に適した大きさを考えることができました。

そんな 少しの保育者の観点や具体の配慮が ドリル学習のような平面的な学習ではなく 本当の意味で情動をともなった脳を刺激する体験的な学びに繋がるのでしょう。子どもの傍に保育者(大人)がいる意味はとても大きいのです。

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