探究心も…

日曜日の運動会にむけて 学齢別グループの活動が多くなっていますが そんな中でもひとりひとりのあそびの充実も深まっています。

写真は今週のうさぎ小屋の横の虫探しスペースでの様子を継続して撮影したもです。(写真は3枚とも別の日です)

同じ年少ピンクバッチグループの男の子が 肩から虫の図鑑を下げ いくつもの道具を持参して 継続して真剣に虫探しをしています。彼の準備の周到さとスタイルを見るだけで 真剣さがわかります。

他の学年のお友だちも どこからともなく参加して いっしょに虫探しをはじめ 互いにかかわりあいながら ドンリュウの目ではすぐに見えないくらいの小さな虫(虫の赤ちゃん)も探しだして 丁寧に観察しています。

安心がまもられている中での子どもの集中力はみごとです。

 

親子遊戯

今日は保護者の皆さんに幼稚園に来ていただいて運動会にむけて親子遊戯とかざり作りをしました。

親子で向かい合いながら ダンスをおどり戯れている様子はなんとも微笑ましいです。

当日は 親子遊戯に加えて フラフープに飾りをつけて腰ミノに見立ててクラス毎にリレーする親子競技もあります。それから 保護者 祖父母 小学生と幼稚園未就園の小さな子どもだけで参加していただく種目もあります。

今日の様子を観ていて 当日がより楽しみになってきました。

 

ノリの使い方

今日は朝方の雨でグランドがぬれていた事もあって 保育室内での活動がほとんどでした。

SIあそびは ギルフォード博士の整理した 「知の構造」にそった内容のあそびを 導入教材と各自のシートとカードを使用しておこなうものですが そのカードをシートに貼る時にヤマトノリを使います。

あの ベットリとしたノリを 自分の指を使って容器から取り出して カードの裏側に適量塗るという作業は 年少ピンクバッチのお友だちにとってはたやすい事ではありません。

とにかく あの質感が苦手という子どもも少なくありません。

でも 今日 ピンクバッチグループの保育室をのぞいたら 適量だけとるのは難しい様子もありましたが 上手にノリを使っていました。

からだと知性を一緒に使う事は大事だね!

あの葉っぱまで!

園庭のブランコの上に ケヤキの枝葉が覆い被さっています。(写真左)

子どもたちは どんどん勢いをつけてブランコをこぐことができるようになってきているので 年長青バッチの子どもの中には そのケヤキの葉っぱにつま先が触れることを目標に漕ぐ様子がみられます。(真ん中は見づらいけれど女の子が 右の写真は男の子が)

実は このケヤキの枝 幹の根元が割けていたので 切り落とそうかと思っていましたが しばらく様子をみることにしました。(もちろん 後ろでは保育者が見守っています)

 

シロツメクサ

先週あたりから 女の子を中心にシロツメクサを摘んであそぶ姿をよく見かけます。

園庭のシロツメクサは小さい花なのですが 先生に指輪を編んでもらったり 小さな花束にするなどしていますね。

美晴幼稚園の園章に描かれているのは 三つ葉とシロツメクサの花…。

たぶん クローバーは世界中 どもでも空き地や道ばたで見かけることができる だれにでもなじみのある野草ですが その草花に親しみを感じる子どもの感性は 大事に育みたいものです。

初夏

札幌は一年のなかでも 夏至の前後は一番気持ちのよい季節ですね。

昨日 朝登園してきた年長青バッチの男の子が 途中の空き地で見た蝶の姿を克明に伝えながら なんという名前の蝶か知っている? と訪ねてきました。

今朝 園庭に水を撒いていると 昨日のお友だちが語っていた通りの姿をした蝶が舞い降りてきました。撮影した写真をいっしょに見ながら 「えんちょうせんせいもしらべてみるね!」と約束しました。

どうも 「エゾスジグロシロチョウ」という名前の蝶のよう…。

子どもの視点は鋭く 記憶も確かです。そのようなまなざしは探究心を豊かにしますね。

この週末の日曜日は父の日ですね。子どもたちは それぞれ手作りのプレゼントをお父さんやおじいちゃんに持ち帰りました。

それから 午後 東海大学の学生が授業でガリバーを見学にきてくれました。ドンリュウが学生時代にお世話になり ガリバーを設計した小西さんのゼミの指導教員でもあった大野先生に久しぶりに再会できてうれしかったです。

こぐまの森ガリバーの畑のジャガイモはどんどんおがっています。

カラスの巣立ち

昨日から美晴幼稚園周辺のカラスの行動が攻撃的になっています。

昨日の夕方も良く見ると カラスの幼鳥が飛べずに幼稚園前の道路をトントンとあるいて住宅の奥に入って行きました。当然 上空から見守っていた親カラスは近づく人間を追い払おうと必死になります。

今日 平和公園で運動会の練習をしていると 忠霊塔の奥で カラスの幼鳥がトントンと歩いています。同じように親のカラスは周囲を警戒しています。

でも 人間が子カラスに近づいたとき よく見ると いつの間にか大人?のカラスが4羽 5羽と集まってきていることに気が付きます。

巣立ちまで この緊張関係は続きます。

お互いに気をつけたいものですね。

いきものへの関心

数日まえからうさぎ小屋の巣穴から うさぎの子どもが顔を出していました。

だいぶ慣れてきたところを 運転手の佐藤さんがとりだしてくれました。

ちいさな子うさぎを大事そうに抱いている様子と その様子を撮影している時 そのわきで数人の青バッチの男の子が「えんちょうせんせい たいへんだ! クモがたまごをだいてあるている…」と教えてくれました。(白い点にみえるのがたまごです)

つきることのない いきものへの関心と親しみの豊かさは 幼児期の子どもならではの素朴で貴い姿ですね。

運動会総練習

来週の日曜日(28日)の運動会に向けて PTAのお母さんお父さんにもお手伝いいただいて 当日のプログラムのうち園児が行う演目(競技)だけ予行しました。

美晴幼稚園の運動会は 家族でいただく昼食をはさんで 午後もあります。もちろん 年少3歳児も含めて全員参加です。

年少・中のお友だちは全員 かけっこ 学年競技 玉入れ 綱引き 親子競技 親子遊戯 全体表現の7種目(演目)に参加します。

年長のお友だちは 年少・中の種目にプラスして クラス対抗リレー イマジメイト(年長表現)に全員参加するので 9種目(演目)になります。

今日の子どもたちの中には 途中から機嫌が悪くなったり 泣くお友だちもいましたが 大人が見ているより子どもたちはずっとたくましいもので 綱引きで砂まみれになって口を尖らせていた年少ピンクバッチのお友だちは 「あぁ〜 おなかすいちゃったな…」と言っていました。

今日の一枚は 最後の取り組みだった 全体表現(龍神太鼓)の時の年少ピンクバッチさんの後ろ姿です。凛としていて まだまだやれる! って 感じですね。

ちょっとした違いと共通性

朝と帰りの園庭でのあそび。ちょっとした違いと共通性がみられます。

上の段が朝 下の段が帰り…。年長さんは水と砂の量と混ぜ方を微妙に調整して 使う道具も工夫して 泥の具合のわずかな違いを楽しんでいます。

一方で 年少さんは 裸足になって 砂の感触を楽しむ様子が見られます。

ピンクバッチさんは 他のお友だちに共感して 同じあそびを同調して楽しむ様子が多くなってきました。

午前中 子どもたちは皆平和公園で運動会の練習に取組みました。お母さん方も玉入れの練習に気持ちを入れて取組んでいました。