コミュニケーション

お詫び

本日 午後保育がスタートでしたが ブログを更新できませんでした。

原因は二つ。

まず 一つ目は連休中 みはるんひろばの日程と内容が決定したので ホームページを更新しようとしたところ ファイルの転送ミスで トップページがブログにアクセスできないものになっていたため 今日 修復を業者さんにお願いしていたこと。

もう一つは 幼稚園と保育園の園長先生が読まれる専門誌の取材があり職員の朝礼の後 東京に出かけていて自分の目で保育を見れなかったためです。

午後保育というか全日保育の初日の子どもたちの姿を見れなかったのは残念でしたが 今日も保育園の園長先生と大学の先生方との 保育者の研修をテーマにした対談で 大切な振り返りと とても深い学びがありました。

明日からの美晴幼稚園の保育にいかしてゆきたいと思います。

 

息吹

先週 気温が高めの日が続いたこともあって 札幌も桜が開花しましたね。

幼稚園の園庭には二本桜の樹がありますが 両方とも八重桜なので開花は10日ほど遅れます。

 

 

 

 

 

桜のつぼみはまだかたそうですが 垣根のイボタやレンギョウは新芽がふきはじめました。

門のところのインターロッキングのすき間から タンポポが芽を出し小さな花を咲かせていました。草花の息吹を感じるこの時期は気持ちがいいですね。

 

そんなことを考えていたら 垣根の向こうから視線を感じました。近づいてきてすぐに卒園生とわかり わたしが 「はなちゃん?」と聞くと同時に「きくちなはこです」と名乗ってくれました。

すでに社会人の彼女ですが わらった顔の目元は 幼稚園に通って頃と変わりない様に思いました。

「これから仕事?」とたずねたら「はい もう遅刻なんですけれど…」と言いながら 悠然とカメラをたすきにかけて自転車で厚別まで行くと話していました。

園児のころとリズム感が変わらない様子に なんだかとっても嬉しくなりました。

 

どうしてますか?

今日も含めて今週の後半 小学校の授業参観が多かったようですね。入学式から2週間がたちましたが小学校はどうですか?

それから この春に転園していったお友だち 新しいお家 新しい幼稚園や保育園はどうですか?

環境の変化には戸惑うこともたっくさんあるでしょうが 時間をかけて少しずつ慣れて行けばいいですね。

入学式の翌日 月寒小学校に入学した はるきくんともんどくんが美晴幼稚園に来てくれたようですが ドンリュウは高等学校の入学式に出席していて会う事が出来ませんでした。ゴメンナサイ! 二人の立派な一年生ぶりは入学式の時にしっかりみてきたのでだいじょうぶだよ。

それぞれ 新しい環境で自分らしさを発揮すること かげながら応援しています。

うれしい来園

今日は小学生が授業初日の登校。中学生は入学式でしたね。

期待に胸をふくらませ 良い緊張感で 学校までのに道程を歩いたことでしょう。

夕方 元職員の石川(旧姓)先生と育休中の安保先生がそれぞれ赤ちゃんを抱っこして幼稚園に来てくれました。二人は偶然ですが2月の同じ予定日に同じ産院で出産を控えていました。(実際は 4日ズレて それぞれ女の子と男の子を無事にご出産されました。)

第一子を授かった石川さんは 母になった喜びをかみしめながら 毎日子育てされている様子が伝わってきました。(本当に素敵なお母さんになっていたなぁ) 

間もなくお父さんが待つお住まいに 飛行機に乗って帰るそうです。ご両親がいらしたお里を遠く離れての子育ては何かと不安や戸惑いもあるかと思いますが 今日の様子をみていると きっと大丈夫と太鼓判を押したくなりました。

美晴の保育者が素敵な母となってお子さんを連れて幼稚園に来てくれる事は本当に嬉しいものです。ドンリュウの心もちは 里帰りを待つおじいさんの心境に近いのかも知れません。

里帰りした時は 美晴にあそびに来てくださいね。待ってま~す!

新しいスタート

今日は札幌市内の小学校の入学式。

新人の職員を除き 全員で 午前 午後と出来るだけ多くの小学校の入学式に出席させていただきました。(それでも出席出来なかった小学校がいくつもありました 本当にゴメンナサイ)

緊張が身体全体からあふれている子 昨晩気持ちが高ぶって眠れなかったのかあくびが出る子 私たちの姿を見つけて小さく手を振ったりニコッと笑顔と眼差しで合図をくれる子…

視線が合った時 ドンリュウは目礼でこたえました。

皆 ピカピカの素敵で立派な一年生の姿で式にのぞんでいましたね。

ドンリュウがうかがった小学校では 元PTA会長として来賓で出席されていたお母さんが 「うちの子 今年から大学生なんですよ…」と近況を伝えてくださいました。けんたくんは大学で何を専攻するのかなぁ。

そういえば この冬 幼稚園の周りで仕事をしていたら 通りかかった ふうきくん しょうやくんのお母さんが 「早いもので この4月から中学生です…」などと声をかけてくださったっけ。

卒園生がそれぞれの学校生活を終え また新しい学びや人生のステージに進むお知らせを聴けることは 何よりの喜びで 保育者冥利につきますし これ以上の励みはありません。

ドンリュウは美晴幼稚園に来て今年で24年目。最初の卒園生は今年30歳を迎えます。

2014年度がスタート

月がかわり 新しい年度がスタートしました。

新人保育者も4名加わり さっそく研修や新学期の準備に取りかかっています。

今年設立50周年を迎える美晴幼稚園(設立当時は月寒美晴幼稚園)は 30周年の1994年に全面改修工事を着工し翌’95年(平成7年)1月に竣工し3学期から新しい園舎で保育が始まりました。

それからもう20年目を迎えます。看板の色が褪せ文字等のデザインも7年前に学園創立50周年を記念して制作したロゴマーク前のものであったこともあり 園舎の看板をリニューアルしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

工事が終わる頃 卒園児と在園児の姉弟が通りかかり 新しい看板を観た最初のお友だちになりました。(ドンリュウ以外の職員もまだ観ていませんでした)

卒園児のおねえちゃんが「卒園アルバムやDVDと違う看板になっちゃった…」と寂しそうにつぶやいたそうです。

子どもたちにそんな思いもあるのだと デザインを変えたことに少し後悔しました。

いろいろな思いの中で また一年がはじまりました。

 

カーリングに挑戦

26日 美晴幼稚園の職員がカーリングに挑戦しました。

 

 

 

 

 

 

この機会 札幌国際大学の平野先生と 同じく学生(この3月に卒業していますが)で美晴で教育実習をした井田さんが設けてくださいましました。

井田さんは札幌国際大学のカーリングチームで活躍した選手。チームは先日の 日本選手権を最後に解散しましたが 4月からは保育園で保育士をしながらカーリングを続けるそうです。楽しみです!!

カーリングの楽しさと共に その難しさ奥深さも感じることができました。

平野先生 井田さん 本当にありがとうございました。

来シーズンは 子どもたちとカーリングを楽しむことも考えたなぁ。

 

感謝

卒園式を終えた後 保護者の皆さんから職員全員に寄せ書きと共に記念品をいただきました。

 

 

 

 

 

 

 

美晴幼稚園のマークとロゴがプリントされたエプロンです。

夕べの謝恩会では 「2014.3.23 miharu」と刺繍されているタオルを…。

様々なご配慮 お力添えをいただきながら 本当に記念にのこる心のこもったものをいただきました。

感謝するのは私たち職員の方ですが 大切に保育の中で使わせていただきます。ありがとうございました。

 

ベストを尽くして

今日 カーリングの日本選手権が終わりました。

その日本選手権に 昨秋と今年2月 美晴幼稚園に教育実習に来ていた札幌国際大学の学生が出場していました。

彼女は オリンピック予選 ユニバーシアード そして 日本選手権 などの合間をぬっての厳しい日程の中 大変だったと思いますが きちんと教育実習のプログラムをまっとうしていました。

この日本選手権 予選リーグを 北海道銀行 中部電力 と共に最速で決勝トーナメント進出を決め 今日の決勝トーナメントでも社会人チーム相手に善戦しましたが 延長戦を含む僅差で 優勝することはできませんでした。

札幌国際大学チームは今大会でチームを解散し それぞれが社会人となって新しい道を歩むそうです。

美晴幼稚園で実習した学生は 保育の仕事につきながら カーリングを続ける決意をしているようです。

最後までベストを尽くした彼女たちなら それぞれが社会人として自立し より充実した競技者となることでしょう。

カーリングは 第一線の競技者として長く続けられるスポーツのようです。

保育者がオリンピックで活躍することがあるかもしれません。これからが楽しみです。

 

 

東日本大震災の記録(憶)

昨日は幼稚園を留守にして 東京へ出かけていました。

公益財団法人全日本私立幼稚園幼児教育研究機構の仕事で 

震災が起こった2011年から撮影を始めた 岩手 宮城 福島の3県の

私立幼稚園の記録映画の最終版である福島編の映像がほぼ完成し

ナレーションの録音に立ち合いました。

あえてここに書くまでもなく 福島県の幼稚園は福島第一原子力発電所の事故により

地震 大津波 の他に みえない放射能との戦いを余儀なくされています。

様々な面で環境が激変(場合によっては喪失)している現実は 

報道などで知らさせるものとは比較にならない程 過酷で複雑です。

しかし その現実の中で 懸命にいき 保育を営む事実は

たとえようもない やさしさと 強さに満ちています。

その事実をみえるかたちで残す事ができ まずは大きく重たい仕事に 

一区切りつけることできました。 園長 東 重満