10月2012

雨のプラネタリウム

今日 年長青バッチグループが青少年科学館へプラネタリウムを観に出かけました。朝から雨模様で天気予報も雨が強く降る予報だったので、予定を変更して昼食は幼稚園にもどってからいただくことにしました。

科学館に着いてから少し時間があったので 天体のコーナーを中心に少しだけ展示コーナーでもあそびました。

 

 

 

 

 

太陽系の惑星の重さ比べのところでは模型を手に取りながら「えんちょうせんせい ちきゅうがいちばんおもいよ」と教えてくれました。月の満ち欠けの仕組みも モデルを使った観測ができる展示があり とてもわかりやすく仕組みを体感できました。

プラネタリウムでは 真っ暗な会場内で友だちの所在を確かめるときは少し関係ないお話し声が聞こえましたが 流星群の番組も 今夜の星空も 興味津々で楽しんでいました。夏の星座の目印となる「ハクチョウ座」を説明が始まる前に見つけているお友だちもいました。

 

 

「なんでだろう」との出会い

今日は年中黄バッチグループと年少ピンクバッチグループが青少年科学館に出かけました。他の学校などの見学が少なく じっくり科学館を満喫することができました。

子どもたちは たくさんの 「なんでだろう」「おもしろいなぁ」「ふしぎだなぁ」「そうだったんだ」「たのしいなぁ」 に出会った一日でした。

 

 

 

 

 

サイエンスショーも小学校のお友だちといっしょに終始真剣に観て聴いていて 講師の先生の問いかけにとても元気にしっかりとこたえていました。おわりに講師の先生から「今日はとっても楽しかった。」と声を掛けていただいたことが 子どもたちの姿勢の素敵さをあらわしていたと思います。

本当に美晴のお友だちは何事にも自ら興味や関心をよせられるかわいい子どもたちです。

それにしても札幌の子どもたちは恵まれていると思います。先月から 芸術の森 円山動物園 ファクトリー 青少年科学館 … 子どもたちのために環境が整備されたすばらしい施設に出かけることを 日常の保育に位置づけられるのですから。

子どもは 仲間とおしゃべりしながら またある時は 独り言をブツブツいいながら 感性や知的好奇心を自ら刺激していますが 幼稚園以外の場所でもそのような様子が活発にみられるものです。

石屋製菓ファクトリー

今日は年長青バッチグループが 石屋製菓のファクトリーに出かけクッキーづくりを体験してきました。

幼稚園でクッキングをする機会はありますが スタイルを含めて本当の工場での体験は年長ならではで格別の思いもあるようです。

 

 

 

 

 

帽子をかぶって 靴の上にビニールのカバーをした後 手洗い消毒をし 調理台へ。子どもの下にはちょうど良い高さになる台が置いてあります。

まず 最初にちょうど良い厚さにのしてあった生地を型抜きを交換しながらくり抜き 残った生地をまとめて棒でのして再度型抜きでくり抜くという作業を繰り返しました。

最初 不器用な手つきで おどおどしながらなんとか型抜きしていたお友だちも 2度3度目となると自分でどんどん進めていました。多少 いびつなかたちのクッキーがあるかも知れませんが それも子どもが苦心しながらつくったあとです。ご家族皆様でご賞味ください。

クッキーが焼き上がるまで ファクトリー内を見学しました。その後 隣の公園でシートを広げてお昼をいただきましたが ぬける様な青空で気持ちよかったです。手稲の山並みが間近に見えたのですが「おやまはちかくにみえるけど ちょうじょうまでのぼるには とうかとじゅうねるくらいかかるんだよ…」と話している男の子がいました。

アルバム撮影隊のお母さん方になにげなく子どもたちのお手伝いをしていただきました。アレルギーの子どもたちも手袋やマスクをつけながらクッキーづくりに熱中していましたよ。

 

2005年

とっても個人的なことですが 今日は2005年の縁を感じる一日でした

北海道私立幼稚園教育研究大会の道南ブロック大会が 室蘭市、伊達市、洞爺湖町の幼稚園を会場として行われ どんりゅう園長は京王幼稚園の公開保育研究を観に出かけました。私が幼稚園の世界に入った頃から研究会やSIあそびでご一緒させていただいていた尊敬する園長先生の幼稚園の保育は 園長先生の思いの込められた手づくりの屋外環境をベースとした素晴らしい保育実践でした。学生時代どんりゅう園長の授業を受けていた先生のクラスを中心に参観させていただき 経験の浅い保育者の実践にはいくつか質問をして意見したいことがありましたが 控えました。

伊達まで自家用車での移動でしたので 昨日からアップル社のHPで創業者で昨年亡くなったスティーブ・ジョブズ氏の追悼メッセージのBGMに流れている ヨーヨーマが演奏する バッハの無伴奏チェロ組曲のCDを聴きながらドライブしました。

どんりゅうが大学を卒業して一人暮らしをしていた1980年代の後半は汎用のCDプレイヤーが発売された頃で 毎朝 必ず ヨーヨーマが1982年から83年かけてデジタル録音したCD版のバッハ無伴奏チェロ組曲第1番を聴いていました。そんなこともあって 2005年にヨーヨーマが札幌で演奏した時は 運良くチケットを購入することができたので キタラで バッハの無伴奏組曲を聴くことができました。(その夜のプログラムでは ジョブズを追悼している プレリュードの演奏はなかったのですが…)

その2005年 どんりゅうは ドイツとフランスとイタリアの保育実践を視察する機会を得ました。ドイツとフランスでご一緒した函館と室蘭のお二人の先生と 研修会を終えた後 洞爺湖畔にある老舗のレストランで夕食をいただきました。

保育に対する思いが通じるお二人とのおいしい食事とお話しは とても楽しく そして 必ず深い学びがあります。

園経営する立場の保育実践者の中に 子どもの幸福を希求する立場での保育者が少なくなってきたなぁ と思うことが多い近頃 このような時間は どんりゅう園長にとって本当に貴重な時間です。

今日は 思い出に残る一日となりました。

 

プロセスが大事!

昨日のSIあそびの保育参観で白濱先生が宿題にされた 子どもの良いところ100探しですが 白濱先生が講演でもお話しになられていた通り 「プロセス(過程)」が大事です。なにがなんでも100コ探せなければいけないというわけではありませんので あしからず。

もちろん園長に提出しなくていいですよ。!!

月寒小学校130周年記念式典

今日 月寒小学校130周年記念式典と祝う会があり出席させていただきました。

月寒小学校は札幌市内では屈指の伝統校。明治時代からの伝統と歴史、地域と密着した学校運営がにじみ出たとても素敵な会でした。いただいた「星霜百三十年」という記念誌に美晴幼稚園の創設者である父が、30年前に百周年記念誌のために行われた卒業生の座談会の記録に掲載されています。そこには、わんぱくであった当時の思い出として、校長先生にビンタを張られた出来事が紹介されていて、その事が良い意味で当時の父を発奮させ後に教育機関である幼稚園を開設する動機になった。ことが記されています。(親子で校長室に呼びだされていたとは…6月2日のブログをご覧ください)

そうか 今こうして美晴幼稚園があるのは 当時の栃内校長先生のおかげなのだ と。

児童が主体に進めた祝う会では 全体や学年毎の合唱と 5年後の自分への手紙をタイムカプセルに大切にしまう ことで進められました。どの学年の歌声も爽やかで伸びやかでしたが 特に4年生の「雲に乗ろう!」の合唱は 日ごろの先生方の指導の充実ぶりと 児童と先生の信頼感がにじみ出ていて見事でした。

式場の体育館までの途中で作品展のコーナーがあって 各学年に美晴の卒園生の絵も掲示されていました。幼稚園の頃はとっても引っ込み思案だった女の子が 繊細でありながらも大胆な構図の絵を描いていたり ひまわり学級の子どもが 「くじらぐも」のお話を題材に 精緻で色あざやかで楽しい絵を描いていました。子どもたちが描いた絵から すばらしい成長の一端を垣間見ることができました。

SIあそび保育参観&講演会

今日は SIあそびの保育参観と白濱先生の講演にご参加いただき ありがとうございました。

はじめて保育参観をご覧いただいた保護者の方には SIあそびがドリル学習などとは違って 学びの構えを育むあそびで できるできないの結果ではなく 考えるプロセスそのものが大事なあそびであることをご理解いただけたと思います。

そして 白濱先生のお話しをお聴きになって 子育てをふりかえったりこれからの参考になることも多くあったことでしょうね。

お話しの中にあった子どもの良い点を100書き出す宿題。昨年、お一人の保護者が園長に提出してくださいました。正直、感動しました。 子どもへのまなざし 受けとめかたを やわらかくすることで 子どもの素敵さを実感するためにも 100書けるか否かは別として 子どもの良いところに思いを寄せてみてはいかがでしょうか。

保育参観終了後 園庭や公園であそぶ子どもらを見つめる お母さんお父さんの表情が微笑みであふれていたのは 「自分たちの子育ては正しかった…」との思いのあらわれなんだろうなぁと 勝手に思いながらみていました。

 

経験画を描きました

今日は クラスでの保育でしたが どのクラスも昨日の円山動物園遠足の経験画を描きました。

経験画とは 自らが体験したイメージをテーマに絵を描くことです。

体験は時間の流れとともに 身体の中を通り過ぎて行くもので 放っておけば時間の経過とともに思いも薄れてゆきます。もちろん それはそれでいいのですが 少しだけ立ち止まって 自覚化、意識化し 思い返したり 語り直したりすることも 時には必要で その一環として 絵に描いてみます。

今日は 経験画を描く前に 動物園ごっこをしたり 子どもたちの希望で年長さんがしていた地下鉄ごっこをしてから取り組みました。

 

 

 

 

 

今日 子どもが描きたいと思いついた場面は どんなだったのでしょうね。

 

秋の円山動物園(年少/年中編)

年少ピンクバッチグループと年中黄色バッチグループは 幼稚園のバスで円山公園の坂下グランドまで行き 動物園までの森の坂道を歩いて行きました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

森の遊歩道の歩き方。年少・中ともに 重いリュックを背負っていても しっかりした足取りですね。動物たちも興味深く観察して ライオンの前では「たべられちゃう…」とおじけづく子どももいたようです。あいにく寝ていた動物のオリのところでは「おおきいくみになったら またくるね…」と話していました。

お母さんがつくったおいしいお弁当を皆で楽しくいただき もう一度 動物たちをみて 皆でバスに乗って幼稚園に帰りました。さすがに 年少さんは気持ち良さそうに寝ているお友だちが多くいました。

皆 最後までしっかりがんばって 秋の遠足を楽しんだね。

 

秋の円山動物園遠足(年長編)

秋の遠足は毎年円山動物園へ出かけます。毎年出かける円山動物園ですが 子どもたちは毎回新しい出会いや発見 新しいものの見方を楽しみます。そして 年長青バッチグループは幼稚園から地下鉄を乗り継ぎ 動物園までの道のりを歩いて行きます。

青バッチグループの動物園までの要所をピックアップしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

左上から時系列で並べています。最上段左は 幼稚園の保育室の間を地下鉄の車内に見立て 乗り降りや乗車の仕方を練習した時の写真です。この経験が当日いきて 本当の地下鉄の車内でも転ぶことなく円山公園駅まで乗車できました。(子どもだけでどのようにして乗車するか見てみたかったでしょう)

大通り駅で東豊線から東西線に乗り換え 本当に 透明感のある秋の空気の中を気持ちよく円山公園から坂下グランドをぬけて 森の中を歩いて動物園へ向かいました。 お手伝いのお母さん3名にお手伝いいただきましたが 青バッチのお友だちは皆立派でした。

動物園に着いて 記念写真を撮って お姉さん方に挨拶をして園内に入り お目当ての動物たちを中心に観てきました。