8月2012

2学期スタート

今日から2学期がはじまりました。始業式ではあたらしいお友だち2人と教育実習生の紹介をしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

教育実習生の竹本先生は美晴幼稚園の卒園生です。

朝から土砂降り雨で少しだけ蒸し暑い感じがしますが 子どもたちはめげずに元気に登園していました。

 

夏休み中の節電

7月15日から8月15日までの電気消費量と太陽光発電のメーター検針のお知らせがありました。

消費電力量は283kwh(前年同期378kwh)で約25%の節電でした。夏休み中は日中の保育室の照明はほとんど使いませんので前月までの節電率からは下がっていますが、節電は継続できました。

おひさま発電(太陽光パネル)の発電量(売電量)は481kwhで、消費電力を上回りました。

おかげさまで この夏は計画停電が行われずに済みそうですが 北海道の場合は冬期間の方が欠かせない暖房で電気を使用するので 年間を通した節電に取組む必要がありますね。

夏休みが終わります

長かった夏休みがこの週末で終わります。いよいよ月曜日から2学期が始まります。今から、夏休み中会う機会がなかった子どもたちに再会するのが待ち遠しいです。

この長期休業中、美晴の保育者は一学期のふり返り記録に整理して、2学期の保育計画をたてたり、小学生を対象としたガリバーのディキャンプや預かり保育などを担当して夏休みはアッという間に過ぎました。

今日も園内研修の後 市教委主管の特別支援教育の支援員の研修会に 新人の3人の先生方といっしょに私も一保育者として参加してきました。これまでこの様な研修会の運営や講師を担当してきましたが、やはり研修会は受講者として参加するのが良いです。

一受講者と参加していると 様々なことがみえてきますし 他の幼稚園の先生方の意見に多くの学びを得ました。その中でもかつて非常勤講師をしていた短期大学時代の教え子(といっても今では立派な保育者ですが…)が、的確な意見を述べていたことが とてもうれしかったです。

美晴幼稚園の新人3人もしっかり学んできました。きっと美晴の保育実践にいかしてくれることでしょう。

敗北者をうまない勝利

オリンピックなでしこジャパンの健闘をたたえる記事の中に

「敗者」はいなかった

優勝と準優勝、金メダルと銀メダルには、もちろん違いがある。しかしこの日ウェンブリーのピッチに立った両チームに、「敗者」はいなかったこの大会の後半、選手たちはなでしこらしいサッカーを貫き、決勝戦では技術的にもメンタル面でも最高の試合を実現した。「なでしこはすごいな」と、早朝のテレビ中継を見ていた人もみんなが感じたはずだ。選手も、監督も、日本のサッカー界も、そして日本人も、すべての人が誇りにできる決勝戦だった。

というものがありました。

その記事を読みながら 芸術家の故岡本太郎氏のことばを思い出しました。

挑戦する。

勝利者でありたいと激しく熱望する。

しかし その勝利のために、ひとりの敗北者も生まれない勝利だ。

この言葉は幼児教育の真髄をあらわす一つの表現だと思います。

私も この挑戦者の一人でありたいと強く思っています。

 

生命は

生命は (吉野 弘)

生命は

自分自身だけでは完結できないように

つくられているらしい

花もめしべとおしべが揃っているだけでは

不充分で虫や風が訪れて

めしべとおしべを仲立ちする

生命は

その中に欠如を抱きそれを他者から満たしてもらうのだ

世界は多分他者の総和

しかし互いに欠如を満たすなどとは

知りもせず知らされもせず

ばらまかれている者同士

無関心でいられる間柄

ときに

うとましく思うことさえ許されている間柄

そのように 世界がゆるやかに構成されているのは なぜ?

花が咲いているすぐ近くまで

虻(あぶ)の姿をした他者が

光をまとって飛んできている

私も あるとき

誰かのための虻だったろう

あなたも あるとき

私のための風だったかもしれない

 

私は吉野弘さんの「生命は」という詩が好きです。どんどん窮屈になっているようにしか見えない子ども達の育つ道程、そして近頃の社会のあり様を含めた子どもを取り巻く状況を思うとき、この詩の意味が胸に深くしみます。

「…世界は多分 他者の総和…」依存や支え合い、「お互い様」の関係がそれぞれの生活を豊にし互いの関係に潤いを与えてくれるのでしょう。その事が、今どきの子育てにも教育にも社会にも欠如していることだと私は考えます。そして、富や危機危険の偏りも世の中を歪ませているのかも知れません。夏休みはそれぞれにご予定があると思いますが、レジャーの合間にも家族どうししっかり互いに向き合う団欒の中で過ごしたいものですね。その事実の中でわかってくることがたくさんあると思います。

「寛容さ」と「謙虚さ」

生命は不完全さを互いに補い合い、全体の総和の中で成立するもの…。吉野弘さんの「生命は」という詩は、現代の風潮の対極にあるのではなく、その悩ましさをも包含する大きな寛容さと謙虚さがあります。夏休み中、いつもにも増して子どもと共にする時間がふえることと思いますが、その中で、必ず新しい気づきや発見があるはずです。(それは親にとって良い面も悪い面も…両面あるはず)。もし、今まで自分が見過ごしていた子どもの姿があった時には、いちいち指摘し叱るのではなく、そこを仲間に補われ支えられて今の子どもの姿があることに思いを寄せてほしいです。

そんな一面はどの子どもも必ず持ち合わせていますから…。

【春日山 7月20日 第13号から】

 

預かり保育 お出かけday

昨日(7日)と今日(8日)は 預かり保育の子どもたちと どんりゅう園長でお出かけしました。

行き先は子どもたちには内緒で1日目はたきのすずらん公園

 

 

 

 

 

今日 2日目は高速道路にのって小樽のおたる水族館へ出かけました。

 

 

 

 

 

 

二日ともとても気持ちのよいお天気で 楽しく過ごすことができました。

ことしは どんりゅうが急に思い立ったことなので あらかじめお知らせすることなしに行いましたのであしからず。

 

ガリバー開放日

昨日7月31日と今日はガリバー開放日。たくさんの皆さんに来ていただきました。

昨日まで こぐまの森ガリバーの草刈りを運転手さん方として 土手等はすっきりしました。がどんりゅう園長は多少バテ気味でした。

今日は朝方の雨のせいか 昨日に比べると過ごしやすい一日でした。 プールなどの水遊びはせずに砂場やターザンブランコ ガリバー内での積み木などで楽しく過ごしました。 雨上がりのせいもあってか カタツムリはバケツがいっぱいになるほど あちらこちらで見つけていました。