敗北者をうまない勝利
オリンピックなでしこジャパンの健闘をたたえる記事の中に
「敗者」はいなかった
優勝と準優勝、金メダルと銀メダルには、もちろん違いがある。しかしこの日ウェンブリーのピッチに立った両チームに、「敗者」はいなかった。この大会の後半、選手たちはなでしこらしいサッカーを貫き、決勝戦では技術的にもメンタル面でも最高の試合を実現した。「なでしこはすごいな」と、早朝のテレビ中継を見ていた人もみんなが感じたはずだ。選手も、監督も、日本のサッカー界も、そして日本人も、すべての人が誇りにできる決勝戦だった。
というものがありました。
その記事を読みながら 芸術家の故岡本太郎氏のことばを思い出しました。
挑戦する。
勝利者でありたいと激しく熱望する。
しかし その勝利のために、ひとりの敗北者も生まれない勝利だ。
この言葉は幼児教育の真髄をあらわす一つの表現だと思います。
私も この挑戦者の一人でありたいと強く思っています。
2012年8月10日 1:39 PM | カテゴリー:どんりゅう園長のひとり言 | 投稿者名:どんりゅう