5月2012
日ごろ テレビの連続ドラマはみないどんりゅうですが、日曜日の夜は子どもの影響もあり2つの番組が気になっています。ひとつはNHKの大河ドラマ「平清盛」。そうひとつが「家族のうた」。両方とも視聴率は低いらしいですが…。
大河ドラマは松本幸四郎が市川染五郎だったころ主演した、「黄金の日々」という作品をみてから毎年みていましたがここ数年は日曜日の出張や仕事も多く滞りがちでした。
今年も毎回みているわけではないのですが中学生の娘がみていることもあってテーマ曲とタイトルバックぐらいはみることがあります。
その時、後白河法皇が編さんした、今様(いまよう)という当時の流行歌を集めた梁塵秘抄(りょうじんひしょう)の有名な歌、「遊びをせんとや生まれけむ 戯れせんとや生まれけん 遊ぶ子供の声きけば 我が身さえこそ動(ゆる)がるれ」。という歌が小さく語られます。劇中も流れるらしいけれど…。
子ども時代はまさに「あそび たわむれる ために生きる」時なのに、今の子どもたちは「将来の為に…」という大人の思い込みでその大事な「生」を奪われてはいないでしょうか?
確かに子どもは未来に向かって生きてはいますが、決して未来の為に生きているわけではないでしょう。かけがえのない「いま」をどう生きているか、が本当は一番大切なのに…。そして、その子どものあり様に、大人はこころ動かされ元気の源をもらうはずなのに…。
もう一つ、「家族のうた」も小学生の娘たちが欠かさずみているので、何気なくみていましたが、このドラマも主題歌:斎藤和義さんの「月光」という楽曲がなかなか好いなと思います。歌詞の中に「こっちの席じゃ若者が『男の価値は何で決まるのかな?』そしたらとなりの女が『そんなの”家族”に決まってるでしょ!』」というくだりが…。作品の内容もなかなか、です。
もう何年も前ですが 放送作家のテリー伊藤さんが「男がいちばんかっこいいのは ファミレスなんかで家族の中でお父さんの顔をしている時…」というようなニュアンスのコメントを雑誌に寄せていて、テリーさんのコメントらしくないなぁ、と感じながらも、とても納得しながら読んだことを覚えています。
視聴率に関係なく 制作者の思いが込められた良い番組はあるものです。
2012年5月20日 10:41 PM |
カテゴリー:どんりゅう園長のひとり言 |
投稿者名:どんりゅう
今週は 英語あそびがスタートし グループ活動も本格的になってきました。
火曜日は小雨の中 春の遠足に出かけました。帰りのバス わずかの時間でも熟睡する年少さんの姿をみて、心身ともにフル回転で過ごしているのだなぁと思います。確実に、幼稚園の生活リズムになじみ集団での生活・あそびが充実してきています。
異年齢構成のクラスと学齢ごとのグループと 異なる集団で過ごすことに少しずつ慣れてきています。美晴幼稚園は81名の子どもと10名の職員が密接な関係のネットワークを広げるコミュニティです。
2012年5月19日 4:53 PM |
カテゴリー:保育の軌跡 |
投稿者名:どんりゅう
美晴幼稚園の保育者は毎日の職員会議や振り返りの他に、定期的にカンファレンスという勉強会をしています。こんな感じです。
机の上が 雑然としているのは 明日 年に1度の道庁のヒアリングがあるので その準備のために書類を山積みにしている私のせいです。
保育中収録したビデオを観たり他の保育者からの話を聴く等して、保育中気づけなかった視点を確認したり、子どもの思いがけないつぶやきや姿にあらたな気づきをもたらされることもあります。また、経験や職制をこえて 一保育者どうしで保育について語り合える機会は大きな意味をもちますので 今年もこのカンファレンスを充実させたいと思っています。
そして、今日のおしゃべりタイムに来ていただいたお母さんとのお話しは 私にとっても貴重な時間となりました。先月は3人の保護者の方に来ていただきましたが、どの保護者の方とのおしゃべりも、私にとって学び多い大切な時間です。来月か再来月は給食の試食を兼ねた茶話会形式のおしゃべりタイムを計画します。
2012年5月17日 7:54 PM |
カテゴリー:保育の軌跡 |
投稿者名:どんりゅう
今日、青バッチの女の子が「歯が抜けたよ…」と大きく口を開けながら とても嬉しそうに教えてくれました。
「どれどれ」 と覗き込むと 下の前歯が一本抜けていました。他の歯は乳歯でしたので、彼女はきっと初めて歯が抜けたのでしょうね。
かつて シュタイナーという教育者は乳歯が抜けはじめるまでは、知的に偏ったり大人から強制する教え方で子どもを育てることをいましめていたようです。それは、後に育つべき子どものエネルギーを早いうちに萎えさせてしまうから、と。現代においても核心をついた指摘かも知れません。
2012年5月16日 7:21 PM |
カテゴリー:どんりゅう園長のひとり言 |
投稿者名:どんりゅう
今日はクラスで昨日の遠足の絵を描いたり、運動会に向けてクラスの旗づくりをしました。
昨日の出来事を思い出しながら描画し表現することで、体験が自分の中に位置づけられます。
運動会への取組みは、新入園児と進級児では大きな違いがあります。一度も経験のない親入園児にとっては運動会がどのようなものなのか運動会そのもののイメージはとてもアヤフヤです。そのことに思いを寄せながら、絵本を読んだり歌を歌いながら、少しずつイメージが持てるように配慮することが大切ですね。
それから、今日はおにぎりの日でした。この取組みについてはいずれじっくりとお伝えします。
2012年5月16日 6:56 PM |
カテゴリー:保育の軌跡 |
投稿者名:どんりゅう
春の遠足は小雨になりました。
集合が始まってから小雨が降ってきたので、平和公園の忠霊塔の横から藻岩山を観てみました。札幌では昔から”天気予想”を藻岩山の見え方で予想していました。山並みが近く、藻岩山の後方が雨に霞んで暗かったので、雨はやまないと予想しました。振り返って集まっている子どもとお母さん方を見てみると、傘をさし始め子どもはカッパを着はじめていました。
その様子を見て、雨の中を歩いてガリバーまで行こうと決めました。(みんなの準備が不十分ならバスで往復しようと考えていました)
環境教育の原点とわれる2つの著書があります。イディスコップ著の「イマジネーションの生態学〜子供時代における自然との詩的共感〜」。もう一つが最初に環境問題を告発したといわれる「沈黙の春」を著したレイチェルカーソンの「センスオブワンダー」です。
自然の不思議さやおもしろさに出会うには「雨の日か雨上がりがいい…」とすすめます。きっと子どもたちの感性をより敏感にし、詩的な共感を促してくれるからでしょう。
道中、うぐいすのさえずりが聞こえました。このあたりに種まきの時が来た事を知らせる合図だそうです。
子どもたちが”雨の遠足”を体験することができ、ちょうど良い時期に菜園の種植えが出来ましたのは、保護者の皆様の準備の確かさと、ご理解ご協力があったからこそだと、感謝しています。
2012年5月15日 7:51 PM |
カテゴリー:保育の軌跡 |
投稿者名:どんりゅう
ガリバーまでの最後の下り坂で、年少ピンクバッジのお友だち2人が最後尾を歩いていました。ちょっとだけ抱っこされたりおんぶされたりしましたが、結局最後まで自分のリュックサックを背負い歩き通しました。
その後ろ姿がなんとも愛おしく素敵に感じカメラにおさめました。まさに同行二人ですね。
2012年5月15日 7:24 PM |
カテゴリー:どんりゅう園長のひとり言 |
投稿者名:どんりゅう
今日 北海道も今年の夏 7%の節電に取組むという報道がなされました。
美晴幼稚園では 平成15年に北電の関係団体のはまなす財団や経済産業省の外郭団体のNEDOからそれぞれ助成金をいただき太陽光発電を導入しました。(ホールのドーム状の屋根にソーラーパネルが設置されています) 発電能力は7kw、住宅2軒分の消費電力に相当します。今日の発電量はちょうど40kwhでした。
そして、4月から照明の蛍光灯をLEDに変えました。
これからも 捲まず撓まず 節電を励行したいと考えています。
2012年5月14日 10:21 PM |
カテゴリー:お知らせ |
投稿者名:どんりゅう
今日から毎週一回(30〜40分)の英語あそびが始まりました。外部講師の澤本先生が担当します。(澤本先生は幼稚園教諭の免許も持っています)
さっそく 身体を動かしたり歌ったり…
美晴幼稚園で平成4年から保育に外国語を取り入れているわけは 後日 ゆっくりと。
2012年5月14日 10:03 PM |
カテゴリー:保育の軌跡 |
投稿者名:どんりゅう
金曜日はほぼ全員が出席でした。帰りに持ち帰った母の日のプレゼントはお母さんにわたりましたか?。
いちおう 先生からは 「プレゼントは日曜日の母の日に ホッペタにチュして渡そうね…」と伝えていましたが、帰りのバスを降りると同時に素敵な笑顔でプレゼントを渡す姿もありました。
「母の日」は子どもにとっても嬉しい日ですね。
今日、お世話になっている幼稚園の園長先生のお母様の告別式に参列しました。お悔やみを申し上げたところ「東さんのお母さんもお亡くなりになったんだってね。知らなくって…」「はい、一昨年他界しました。家族だけで看取りおくりましたので失礼しました…」
昨年から、「母の日」は子どもの私にとって母を偲ぶ日になりました。
2012年5月13日 10:20 PM |
カテゴリー:どんりゅう園長のひとり言 |
投稿者名:どんりゅう
« 古い記事
新しい記事 »