救命救急講習

本日 消防署の担当者を招いて救命救急講習を行いました。職員の他に希望された保護者の方々にも参加していただきました。美晴幼稚園ではこの救命救急講習を毎年実施しています。今回、参加できなかった保護者の方も是非来年ご参加いただければど存じます。

 

 

 

 

 

 

もう5年以上前になるでしょうか、地下鉄東豊線の電車内で若い女性が刃物で刺されるという事件がありました。命に別状はありませんでしたが、その電車に美晴幼稚園の職員が乗り合わせていて、うなだれている女性の介抱をしたことがあります。

彼女曰く、この幼稚園で受けた救命救急講習で消防署の方が「訓練通りになんて出来なくていいから、とにかく勇気を出して行動し救命にあたることです…」と繰り返し訴えていたことを思い出して恐怖に震えながらも行動した…と話していました。

救急救命という誰しも躊躇しがちな状況で迅速に具体に行動するためにも、繰り返しの体験学習が必要なのですね。

園長はキリスト教保育連盟の幼稚園の園長・主任の学習会でお話しをする仕事で出かけていました。園長は消防団員でもあり救命救急の訓練を何度となく受講していますが、参加できる時は欠かさず参加しています。

学習会の後、月寒中央商店街の懇親会に出席しましたが、同じテーブルに小学校の校長先生がいらっしゃいました。区内21校の内11校が明日運動会の予定だそうですが、いくつかの学校が昼のうちに明後日への順延を決めていたようです。しかし、その校長先生の学校は明日の朝、中止か実施か決定するということで「今晩は寝ずに雨が降らないように祈ります…」と話されていました。「だって子どもたちは明日運動会が出来るようにと期待していますから…」。強い共感をもって校長先生のお話しにうなづいていました。