根っこを育てる保育
美晴幼稚園の保育は保護者をはじめご家族の皆様と手を携えながら、それぞれの子どもの生涯の“根っこ”を育てる営みです。
幼児教育は別名「見えない教育」といわれます。なぜかといえば、幼児期にこそ育てなくてはならないものは、感受性や概念の形成、想像力や表現力、他者(人、もの、できごと)との関係性を調和の中で豊かにする、自我(私の世界)と超自我(私たちの世界)を併有する、アイデンティティーをはぐくむ…等、目に見える成果に左右されたり、他の子どもとの比較で、はかれる類のものではないからです。
今、幼児期にいる世代の子どもらが大人になる時の社会は、現代の社会より生きづらく幸福感を得難い時代であろうことは想像に難くありません。だからこそ、人生の風雪に耐えうる根っこを育みたいのです。
2012年5月2日 2:24 PM | カテゴリー:どんりゅう園長のひとり言 | 投稿者名:どんりゅう