ヒヤシンスの観察

10月末から年中は各クラスごとにヒヤシンスの水栽培を始めました。

幼稚園ではお花は花壇やプランターの土の中で育っていることを

よく目にしているので、水栽培で育つヒヤシンスの発育過程に

子どもたちは興味津々です。

10月29日ヒヤシンスの観察スタート!

球根を水につけ、光が当たらないように根っこが伸びるまで

黒画用紙で覆います。

暗い場所で、水だけで本当に育つのか?と子どもたちは、

とても不思議そうな表情をしていました。

根がでたよ。

毎朝登園すると、画用紙をとってヒヤシンスの成長を観察する子どもたち。

3日目に、「先生~!白色の毛が生えている!!」と球根から

根っこが出てきたことを発見し、驚き、喜んでしました。

根がなが~く伸びたよ。

2週間後、根っこは容器の底に付くぐらい、ぐんぐん伸びました。

子どもたちは毎日少しずつ伸びる根っこを観て、ヒヤシンスの成長を

実感している様でした。

ヒヤシンスの成長過程は、各クラス画用紙に記録し、

子どもたちが見える場所に貼っています。

子どもたちはどんな形、色のお花が咲くのだろうと、期待を膨らませ、

「おおきくな~れ!」とヒヤシンスにパワーをあげ、

お花が咲くのを楽しみにしています。

年中でこんな製作をしました!

11月はマーブリングを行いました。

マーブリング液を水面の垂らし、それを混ぜることで

水面上に描かれる偶然にできる不思議な模様、

複雑な模様を紙に写し取る技法です。

子どもたちは新しい活動に興味津々。

まず水に自分で選んだ3色を垂らして・・・

優しくそーっと混ぜてきれいな模様を作ります。

出来上がった模様の上に空気が入らないように

静かに紙を置き、紙を持ち上げてみると・・・

出来上がり☆

一人ひとり違う模様が完成し、みんなで「わあ!きれーい!!」

「ぐるぐるになってるー!」と歓声を上げながら、

友だちと見せ合い、楽しみました。

「どんな模様になるのかな。」とわくわくする楽しさを

友だちと共有し、広げた時の感動を味わいました。

子どもたちの慎重に混ぜる真剣な顔や、出来あがった時の

驚きと嬉しさの入り交じった表情など沢山の子どもたちの様子を

見ることができました。

大好きな室内あそび★

2学期もあと少しで終わろうとしています。

4月から成長した子ども達の室内あそびの様子を少しご紹介します。

粘土、ままごと、ぬりえ、パズル、ブロック、折り紙、など各コーナーに分かれ、自分の好きな遊びをしています。

だんだんと友だちにも関心が向くようになり、1人あそびから色々な友だちと一緒にとてもいきいき遊ぶ姿が見られています。

粘土コーナーでは粘土をちぎって小さくし、お皿やコップに入れ、「せんせいたべて~!」と嬉しそうに持ってきてくれます。

そこから今では、大きな丸、小さな丸から一生懸命転がして細長くし、ヘビにするなど形を変えて楽しむ姿が見られるようになり、自在に変化させられる楽しさを感じることができるようになりました。

ままごとコーナーでは、エプロンを付けて、お皿に食べ物を盛り付けてみんなでおいしそうなお料理を作っています。

2学期からはあかちゃんをお世話するお兄ちゃん、お姉ちゃんごっこをする姿が見られるようになり、自分たちがしてもらったように優しくお兄さん、お姉さんになりきってお世話しています。

そして10月からぬりえコーナーでのり、はさみも使っています。

ぬりえをし、はさみで黒い線を切り、壁に貼られた台紙にのりで貼ります。

黒い線からはみでないように色塗りし、黒い線の上を切るように慎重な子どもたち!

回数を重ねるうちにぬりえもはさみも上手になってきました。

お片付けもみんなで力を合わせて頑張ってできるようにもなりました。

子ども達は毎日楽しく色々なあそびをお友だちと一緒に遊んでいます。