1月2017

1月うまれのお誕生会

1月うまれのお誕生会もお父さんが来てくださいましたね。12月の誕生会を欠席したお友だちと1月うまれの先生が3人いて 総勢18名のお誕生をお祝いしました。みなさんおめでとうございます。!

その後 年長青バッチグループはこぐまの森ガリバーへ坂すべりに出かけました。朝方一気に降った雪があがって太陽がまぶしいくらいのお天気になって みんな気持ちよさそうに坂すべりを楽しんでいました。

幼稚園では劇あそびを楽しんでいたようですね。自然な表情(表現)のバリエーションは豊かで楽しそう…。

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平和公園で雪あそび

美晴幼稚園は雪が降る前も 平和公園を屋外のあそび場として利用させていただいていますが 雪が積もったこの時期は 平和公園はご近所の雪捨て場になっていることもあって なかなか利用されていないので 街の中の秘境?のようにおもいっきりあそぶことができます。

幼稚園のピロティーで思い思いの道具をえらんで 雪の壁になった園庭から平和公園に出て ひろばまで進めば 一面にあそびばが広がります。

スナップの上の2段は朝のあそび 下の2段は午後のあそびです。お天気の違いもありますが 微妙に雰囲気が違います。

共通することは 子どもたちが思いっきり雪とたわむれてあそんでいることです。

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保育のふり返りと非認知力

週末 園長は保育記録と職員会議の会議録に目を通して一週間の保育をふり返ります。

 

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先生たちは冬休み中に話し合い 今週から保育後の職員会議の持ち方を少し変えて これまでの反省や確認に加え各クラス5名の子どもに焦点をあててその日の様子をふり返り共有することにしたようです。

冬休み中 お家でトイレでの排泄ができるようになった子どもの幼稚園での排泄の促し方を考え 出る出ないにかかわらず10数える間便器に座ることに取り組み 週の終わりに9のところで上手に排泄できたこと…。家庭の生活と幼稚園の生活がつながり本人の自信も深まるきっかけになったことでしょう。

年長青バッチグループでは 手元の細かなところが見えずらい子どもが 自画像の色塗りに躊躇している様子があったので 保育者がかたどった全身の輪郭線を手でなぞりながら取組んでみたところ 筆が進んだこと…。

それから カリキュラムマネジメント(絶え間なく保育の改善をはかる)の面からも会議や保育者同士のコミュニケーションが発揮されていています。

金曜日の劇あそびでも 年中黄バッチグループでは絵本や紙芝居の読み語りばかりでは物語の世界にはいりずらい子どもも一緒に取組めるように 保育者が演じながらお話の内容を展開することで みんなが劇あそびにはいれたこと。

ピンクバッチグループではお風呂に新聞紙をお湯に見立てたり 豆しぼりの手ぬぐいを小道具に使うことで 劇あそびを楽しめたこと。(その体験が早速生活にいかされたのか 給食後 丁寧にタオルで机を拭く様子がみられた?)。

年中も年少も 保育者のアイディアや準備が 子どものファンタジーと現実の世界がつながるのを助け みんなが参加して劇あそびが展開されたのでしょう。

このブログに書きましたが 園長が豆まき会の”ます”制作に疑問(中川先生と安保先生には教育実習生以前の問題と言ってしまったけれど)を投げかけたその日 的確な視点で評価と反省を行っていました。園長が投げかけたのは 年長は数量の概念が充実しているので ますを豆まきのアイテムにとどめるのではなく 枡がもつ計量器としての役割を踏まえて 同じ教材で一斉に制作しなくても それぞれの子どもの数量の概念がいかされるものづくりの仕方があるはず…と。

子どもたちはごっこあそびなどの場面ではすでに量を計り一杯二杯と数えることを楽しんでいるので 自分が行っていることの意味が数量の概念とつながってゆきます。そのような意図やねらいを保育者がもって一つ一つの保育を紡ぐことで 保育が豊かになり子どもの育ちにつながります。(美晴の保育者はそんな保育ができるので…)

一人一人 一場面一場面を取り上げながら 丁寧にふり返り 次の保育の手立てを考えています。

それから ガリバーにいたカタツムリを夏休みから飼って?いますが 今なお元気です。そのカタツムリに餌をあげながら 図鑑と見比べて観察した様子なども 今日の一枚のポートフォリオに綴られています。

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そして 金曜日の保育後 中川先生と札幌市私立幼稚園連合会の研修会に参加し 幼稚園教育要領の改訂委員で全日本私立幼稚園幼児教育研究機構の理事長でもある京都市の光明幼稚園園長 田中雅道先生から「幼稚園教育要領改訂の根底となる学力観」をテーマにお話を聴きました。

その中で非認知力の獲得について ハーバード大学の研究(5歳児のごっこ場面の研究)を紹介しながら 自分の考えや思いの発信と お友だちの考えや思いの受けとめを通して 「妥協点をみつける」力が育まれいて その他者と折り合いをつけられる力(非認知力のひとつ)を獲得することで 社会人となった時に 企業や社会で認められ活躍することが 様々な研究で明らかにされていることをお話になっていました。

海外の様々な研究から 幼児期の学びの基本は ごっこあそびなどの 素朴なあそびの中にあること 子どもと保育者の対話的な関係性が保障されていることが重要であると報告されていることを強調されていました。

美晴の保育者の志向と日々の取組は 世界の流れや教育要領の改訂の趣旨と基底を一にしています。

また 教育要領の改訂とあわせて強調されている カリキュラムマネジメントの充実や 保育者一人一人の保育評価と発信に映像をいかしたポートフォリオ等を活用することも 美晴ではすでに取組んでいて新たに追加される仕事はありません(充実してゆく努力は欠かせませんが…)。

美晴の保育者には自信をもって前に進んでほしいと思います。【園長 東 重満】

 

ます づくり

今日は午後から新入園児の制帽あわせと面接があり 午前保育でした。

短い保育時間となりましたが クラスで節分の ”ます” をつくりました。子どもたちは 紙コップをベースにしたますの制作をたのしんでいましたが ドンリュウとしては幼稚園の保育中に制作する ”枡” づくりとしてはものたりない と感じました。

特に年長児は数や量の概念が充実する時期です。枡は豆まきの豆を入れる器として用いますが 本来は計量器です。そのことを理解していれば 保育者として ”枡”づくりに意図やねらいをもって 一斉に同じ教材で同じ形のますづくりでなない 年長らしいそれぞれの数量の概念がアイディアとして枡づくりにいかされる制作の仕方があったはずだからです。

今日の ”ます” づくりは 豆まき会のアイテムづくりになっていました。それはそれで楽しいけれど…。

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今年度最終の参観日

今日の参観日はクラスでゲームをして楽しみました。

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午後から預かり保育のお友だちも こぐまの森がリバーの坂作りに参加して 何度もボブスレーやコメゾリで坂すべりを楽しみました。

雪山の坂の下地は運転手の鈴木さんが カンジキとスキーでならしてくれていました。ありがとうございます。

 

身体測定とお外あそびのおやくそく

今年度3回目で最終の身体測定を行いました。服の着脱も測定もスムーズに進めることができたようですね。

昨日 給食からスタートした昼食も今日は久しぶりのお弁当。楽しそうにいただいていましたね。

それから 今シーズン一番の寒波…。午前中はぬける様な青空できたが みんながお外へ出る頃は雪がちらつきはじめていたかなぁ。でも 寒さなんかへっちゃらで いい顔してるね。これから 雪あそびを存分に楽しもうね!

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2017年始業式

美晴幼稚園は12月から3学期がスタートしていますので 今日が学期スタートの始業ではありませんが 冬休み明け 2017年のスタートとして始業式を行いました。

今日はお休みも少なく病欠はゼロでした。冬休み中も大きなケガや事故等のお知らせなく みんなの元気な笑顔がそろうのはなによりうれしいものですね。

お歌を歌い 中川先生から干支と鏡餅のお話しを聴いて 始業式を終えました。クラスでは冬や休み中の経験がを笑顔で描いていたね。

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さっそく年長青バッチグループの卒園制作 「等身大の自画像」描きがはじまりました。卒園・修了まであと2ヶ月 一日一日大切に過ごしましょうね。

 

冬休み明けの保育に向けて

今週も 新任は2日間 札幌市の新規採用教員研修に参加し 17日にはかっこう幼稚園で開かれた豊平区のハートフル研修の座談会に4名の保育者が参加しました。18日からは全員出勤し保育の準備や打ち合わせ 園内研修を行いました。

そして 20日は札幌聾学校の乳幼児教育相談のグループ活動を参観させていただき きこえに困難がある乳幼児の きこえ方ののシミュレーションや コミュニケーションの発達の仕方 配慮や支援について研修させていただきました。

出席していた子どもと大人(保護者も教師もボランティアも…)の表情の豊かさに 保育の原点をみることができ 美晴の保育に通じる大切なことを実感し再確認する 学び多い時間でした。

実は この日 美晴の家保育園の札幌市子ども未来局による指導監査の日程が昨年の早い時期から決まっていたのですが 冬休み中で園長を含め一人でも多くの保育者が参加するには 同日の午前中が最適であったので 子ども未来局の担当者に事情を説明して日程変更をお願いしたところ 多くの施設の監査が集中している時期にもかかわらず すぐに午前中から午後へ調整していただき この聾学校の研修が実現できました。

指導監査も美晴の家保育園の運営に大きな指導事項はなく 今後もこれまでの運営をより充実させることで 行政上も適正な運営にあたることができることが確認できました。

それから 新規採用研修では最終日の研修後 教育委員会の担当者からわざわざ園長宛に(私は外勤していて直接お受けでこいなかったのですが)お電話をいただきました。「研修終了後 美晴幼稚園の先生方が丁寧に挨拶にこられたました。運営担当者としてとても嬉しかったので その事を園長先生にお伝えください…」とのことでした。

研修を受けさせていただいたことに感謝する気持ちを その機会を与えてくれた人に伝えることは 保育者としてあたりまえのあり方ですが いつでもどこでも励行できることは その本質が理解できていて素直に実行できる素養が身に付いているということで 園長としても嬉しい出来事でした。

このように自信をもって挨拶でき 担当者から謝意を伝えられるのは ただ挨拶したからではなく 研修中も終始真摯に受講していた証でもあります。

冬休み中 美晴の保育者は これまでの保育をふり返り 改善のてだてを確認して 保育者としても社会人としても着実に成長しながら 保育の準備を整えました。

来週から幼稚園のお友だちみんなと再会するのが 楽しみでしょうがありません。

今年度も 実質 あと2ヶ月の保育となりました。最終の一日まで気持ちをこめてしっかり保育しますので ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

園長 東 重満

自由研究2

前の号の ”だんごむし” の自由研究どうでしたか?

ドンリュウはいくつかの大学の授業を担当させてもらっていますが その大学ということではなく 今の大学の学部生の卒業研究とくらべても まったくそん色ない(場合によっては大学生の研究より質的に豊かも知れないけれど…) ”研究”のかたちと内容に整理されていると考えます。

しかも この自由研究はほぼ 小学校の夏休み期間中に観察や実験が計画的に実行され 結果と考察がまとめられているのですよ。大変な集中力です!(きっと ももはちゃんだから たくさんあそんでもいたと思うけれど…)

産卵と脱皮の観察を通して だんごむしの特徴を体験的に理解し 調べ(文献研究)を進める過程で ダンゴムシの歩き方について 歩き方(進む方向)を交互に変える 「交換性転向反応」 という特性がある事に興味・関心が高まったようです。

じゃ その面白い特性が自分の周囲にいるダンゴムシでも同じかどうか調べてみようとするわけです。

まず 行動の特性を確かめるための実験装置から自分で考えます。

次に 実験方法はその特性の有意性と普遍性を立証するために できるだけ多くのサンプル数と 個体の違い(種類)を確保します。

そして 合計450回におよぶ実験を根気づよく行い データをデジカメなどで記録します。

その上で 性差や体格差などによって違いがおこるのか 等についても確かめるために 実験結果を掛け合わせ(クロスさせて)分析することも行っています。

このことからも 興味・関心の根がしっかりはられた上で お父さんやお母さんの協力も得ながら 自分の豊かなイメージを着実に 「研究」というかたちにしています。見事ですね!

この時期 卒業などの節目を機に 賀状のやりとりや伝え聴きで 卒園生の近況が直接・間接に伝えられます。

卒園生が 様々な経験を踏まえて 自分の将来の展望をしっかり描き 自ら進路を拓いていることが 何よりうれしいです。

これからも 陰ながらエールを送り続けます!!

 

自由研究

小学生は冬休みの残りが1週間をきり 宿題や自由研究の整理をしている(場合によってはラストスパート)ころでしょうか。

前にこのブログで紹介した 卒園生の夏休みの自由研究ですが 冬のディキャンプに写真をもってきてくれました。(現物は円山動物園で展示されていたそうです)

その場ではメガネがなくしっかり読む事ができなかったのですが しっかり読み込んでみると ”感動” する研究発表でした。

本人にはことわっていませんが 公的な場所で発表されていたものなので 美晴幼稚園のブログにも掲載させてもらいますね。

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研究は 問題の所在(なぜ取り組むのか 興味や関心 ねらい) 手続(やりかた) 結果(やったこと) 考察(わかったこと 自分の考え これからの課題や目標) が整理されていることですが だんごむしの研究 とってもとっても素敵でカッコいいね!!【ドンリュウ】