イタリア レッジョ・エミリア保育研修
11月5日から 公益財団法人幼少年教育研究所主催のイタリア レッジョ・エミリア市の幼児教育・保育施設で展開されている保育の視察研修に優子先生と中川先生が出かけていました。(昨夜 無事帰ってきました)
この保育はレッジョ・エミリアアプローチといわれ 北欧や北米 オーストラリアやニュージーランドなどの幼児教育・保育の先進国と言われる国々にも影響を与えた 市民参加の民主主義や教育哲学そして発達論から総合的に紡ぎ出された保育実践です。
園長は 美晴幼稚園の教育課程を全面的に見直し クラス編成を異年齢混合編成に移行しこぐまの森ガリバーを整備した直後の2005年に視察しています。
2002年に東京のワタリウム美術館で開催されたレッジョ・エミリア展とシリーズで開催されたシンポジウムなどに参加して受けた刺激と学びは強いものでした。 さらにその後 2013年にスウエーデンで開かれた学会に参加した時 現地でレッジョアプローチのエッセンスを取り入れた幼稚園を視察し保育者や研究者と意見交換した経験 2015年にニュージーランドの幼児教育・保育施設の視察や実践者、研究者とのミーティングの経験から これからの美晴幼稚園の保育のためにも限られた人数ではありますが 私以外の職員に現地で保育や環境を実感し そのエッセンスを理解してほしいと強く希望し 4月にお声がけいただいた時点で参加を打診しました。
ワクワクひろばの取り組みや バザーの準備が佳境を迎える時期でしたが いまだに世界中から視察希望が殺到しているレッジョ・エミリアの保育を 義務付けられている2日間の研修を免除され(この視察には主催団体の事前研修があることやコーディネーターにかつてレッジョ・エミリアの幼稚園で保育者をいしていた日本人の方が担当してくださる特別なプログラムでした) 日本の幼児教育関係者が出かけられ現地の保育施設が受け入れ可能な時期は限られているため このような機会は今後望めないため 派遣させていただきました。(私が視察したのも11月の上旬でした)
雰囲気を感じていただければと思い 少しだけ 二人が撮影してきた写真を掲載させていただきます。
2017年11月12日 5:30 PM | カテゴリー:コミュニケーション | 投稿者名:どんりゅう