コンサート

今日は昨夜からの大雪で 早朝から運転手の田中さんに除雪機を積んできてもらって(重機の除雪機のリースは12月からなので…) こぐまの森ガリバー(最低限の範囲) 保育園 幼稚園 バスの車庫の除雪を半日がかりで終えた後 こぐまの森プレイホールガリバーでかつて本学園の幼稚園だった 「こぐま幼稚園」ゆかりの能登谷さんによるバイオリンとピアノのコンサートがありました。

アットホームなピクニックコンサートはゆかりの方々を思い出しながら バイオリンとピアノが奏でる音色をガリバーと古いピアノの響きに感動しながら聴きました。

ピアニストの方が北見の方だったこともあり 昨日の平岸高台小学校の学習発表会で卒園生が おむすびころりんの劇中で指揮をする場面と重ね合わせながら ドンリュウ園長が敬愛してやまない 園長先生とその園の保育のことを思い出していました。

(かつてこのブログで先生を紹介したことがあります http://astokblog.jp/wp/miharu/2013/01/02/)

私が幼稚園の仕事をしはじめて間もない頃 教育研究大会で北見市内の幼稚園の公開保育を参観しました。その時 偶然拝見したのが小関園長先生の のぞみ幼稚園の保育でした。

保育室では保育中終始主活動にはいれなかった男の子が 保育が間もなく終わる頃 みんなで合奏する場面になったとたん 全体の指揮をとるような仕草をはじめました。その時 担任の保育者は制止するのではなく ほかの子どもといっしょに本当にうれしそうな笑顔でその様子を受け入れ クラスみんなで楽しんでいました。

小関園長先生は 保育協議の中で 子どもたちが家から持ち寄った野菜をつかって プロジェクト活動をしている様子を(レッジョエミリアのプロジェクト保育を知る以前に北見で既に実践されていました) 保育のねらいと意図を交えながら楽しそうに語られるのを聴きながら 私はいつかこの幼稚園のような保育を実践したい と願望したものです。

気がつけば 二十数年の時を経て 小関先生にみていただきたいと思える保育が美晴幼稚園でも実現できるようになりました。

この週末は冬の”嵐”の週末でしたが 私としては心温まる週末でもありました。

【園長 東 重満】