とてもありがたいお話をいただきました(襟を正さなければ)
昨日 保護者から事務長の優子先生あてに「お話しておきたいことがある たいしたことではないけれど…」という申し出があって 出勤後 優子先生から電話をとらせていただきました。
たくさんのお話があった中で 私たちに最も伝えたかったことは「掃除中に私物と思われる携帯電話(スマホ)を使用している保育者がいるようですよ…」ということでした。(職員は一斉配信のペンギンメールを確認することはありますし 主任以上の保育者は天気予報など保育に必要な情報を検索閲覧することもありますが スマホを仕事で使っているか私用で使っているかは はたから見てわかります)
この保護者からのお話の内容について優子先生から報告を受けて 園長として子どもや保護者に対して申し訳なく思うと共に 強く反省し職員の服務について指導を徹底しなければならないと考えると同時に ”美晴幼稚園”の園長としてはとても嬉しくもありました。
まず 職員のミスをご指摘されるのではなく保育者のあり様について 保護者の皆さんが ”美晴の保育者” に対するイメージ(基準)をしっかりもっていらして そのことにそぐわない実態を ”残念” だと感じてくださるということ。
さらに そのことを園長に伝えてくださるということ(いまどきの若い人なら仕方ないよね で片付けずにお伝えいただくことは 実際なかなか難しく勇気がいることだと思います)。
そして 掃除の時間を保育者の仕事として大切にお考えいただいていることです(掃除は雑用だから仕方ないよね ではなくて…)。美晴では保育者自身が 保育をふり返りながら片付けや清掃を行うことを大事にしています。
お電話で他にお話いただいたことも含めて 美晴幼稚園や美晴の保育 子どもたちに対して ”思い” ”願い” ”期待” そして ”ささやかな誇りもようなもの” が保護者の皆さんのこころの中にあるのだなぁと感じています。
明後日(お天気なればいいなぁ)に運動会を控えていますが 一日一日の保育を大切に重ねて 互いの成長・発達につながるようすることが私たち保育者の役割です。
そのような意味でも 携帯電話の使用方法にとどまらず 自分たちの美晴の保育者としてのあり様 保育そのものをしっかり見直して 襟を正したいと考えます。
きっと 同じ様な思いの保護者や関係者がたくさんいらっしゃるのではないか と思いあえてこのブログに書きました。
【園長 東 重満】
2017年6月23日 10:11 AM | カテゴリー:コミュニケーション | 投稿者名:どんりゅう