寄稿(保育者として思いを寄せて)

ドンリュウ園長が外部の仕事をいくつかしている関係で たまにではありますが 機関紙や専門誌に寄稿を依頼されます。

PTA新聞

この全日本私立幼稚園連合会のPTA新聞4月号は全国の私立幼稚園(こども園)全園と関係機関に配布されました。そんな関係で東京都の公園協会の専門誌に寄稿を依頼されました。

子どもの運動能力と社会性をはぐくむための公園について考える特集号で 乳幼児にとっての砂場について 現場で保育に携わって研究している立場で原稿を書きました。

正式に発行されたらこのブログでも紹介します。

そんな意味でも昨日のような小学校の公園の使い方は残念です。

実は そういう自分たちにも苦い経験があります。以前は平和公園の固定遊具のエリヤ(幼稚園に一番近くもあるので)を朝帰りの戸外遊びで毎日のように使わせていただいていたことがありました。

もちろん公園にきている小さな子どもや保護者 穏やかな時間を過ごしていらしゃる方々にはお声がけして あそびやお休みの邪魔にならないような ”配慮をしていたつもり” でしたが 美晴幼稚園に入園された保護者から後で 幼稚園の子どもたちが公園にきたことで一緒にあそべて喜んでいる親子がいる一方で そのことが苦手だったり嫌で そっと場を離れて(避難して)いたり 公園を後にする方もいるのですよ と忠告を受けました。

そのこともあって 固定遊具や砂場があるエリヤではあそばず 奥の森や忠霊塔の裏であそぶようにしました(そのことが幼稚園の子どものあそびに可能性を広げ豊かにすることにつながったのですが…)。

今でも私たちは知らず知らず 公園を利用されている方々に 様々な迷惑や不快な思いを抱かせてることにアンテナを張り注意し続けなければいけないと考えます。

公園はみんなの様々な面(憩いの場であり災害時の避難場所であり防災そうが埋設されたり)での社会資源であり 教育・保育資源なのですから 不断に意識してゆきます。

幼稚園や学校は地域や社会の中に位置づいて存在するものですから(浮いた存在になってはいけない)。

ところで 土曜日に長文の寄稿が多いのは 美晴の家保育園のセンター長室という個室で仕事をしているから…。美晴幼稚園では園長室はないし(必要ないし) 子どもたちがいつでも飛び込んできて 先生方と一緒に仕事する「先生の部屋」が居心地の良い仕事場なので 経営者としての仕事や原稿を書く仕事はどうしても 職員が退勤した後の幼稚園か保育園の自室になります。書くことが苦手だったのに 書くことで自分の気持ちや考えを整えているのだから 不思議なものです。

【園長 東 重満】

 

着実におおきくなっているよ

今朝 美晴の家保育園に来たら 畑のジャガイモの芽が一日といわずおおきくなっていました。

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これは 春の遠足でみんながお父さんお母さんといっしょに植えた あの小さな種芋から伸びた芽だよ。均等な間隔で一列にならんでいるのがわかりまか?

みんなが種芋を植えた後 バスの運転手さんや造園の篠原さんは 土掛けが不十分なところは土を寄せたけれど 直したりはしていないので…

一旦 幼稚園で仕事をして夕方保育園に戻ったら 4月に入園した子どもがお母さんと帰るところでした。

ドンリュウの顔を見るなり 「またきてね〜」。

ここ(美晴の家保育園)は自分の居場所(お家)だよ〜と言わんばかり…。

ドンリュウ園長としては なによりうれしいあいさつでした。

美晴幼稚園も美晴の家保育園も 子どもたちは着実に園になじんで おおきくなっているんだね。