冬休み明けの保育に向けて

今週も 新任は2日間 札幌市の新規採用教員研修に参加し 17日にはかっこう幼稚園で開かれた豊平区のハートフル研修の座談会に4名の保育者が参加しました。18日からは全員出勤し保育の準備や打ち合わせ 園内研修を行いました。

そして 20日は札幌聾学校の乳幼児教育相談のグループ活動を参観させていただき きこえに困難がある乳幼児の きこえ方ののシミュレーションや コミュニケーションの発達の仕方 配慮や支援について研修させていただきました。

出席していた子どもと大人(保護者も教師もボランティアも…)の表情の豊かさに 保育の原点をみることができ 美晴の保育に通じる大切なことを実感し再確認する 学び多い時間でした。

実は この日 美晴の家保育園の札幌市子ども未来局による指導監査の日程が昨年の早い時期から決まっていたのですが 冬休み中で園長を含め一人でも多くの保育者が参加するには 同日の午前中が最適であったので 子ども未来局の担当者に事情を説明して日程変更をお願いしたところ 多くの施設の監査が集中している時期にもかかわらず すぐに午前中から午後へ調整していただき この聾学校の研修が実現できました。

指導監査も美晴の家保育園の運営に大きな指導事項はなく 今後もこれまでの運営をより充実させることで 行政上も適正な運営にあたることができることが確認できました。

それから 新規採用研修では最終日の研修後 教育委員会の担当者からわざわざ園長宛に(私は外勤していて直接お受けでこいなかったのですが)お電話をいただきました。「研修終了後 美晴幼稚園の先生方が丁寧に挨拶にこられたました。運営担当者としてとても嬉しかったので その事を園長先生にお伝えください…」とのことでした。

研修を受けさせていただいたことに感謝する気持ちを その機会を与えてくれた人に伝えることは 保育者としてあたりまえのあり方ですが いつでもどこでも励行できることは その本質が理解できていて素直に実行できる素養が身に付いているということで 園長としても嬉しい出来事でした。

このように自信をもって挨拶でき 担当者から謝意を伝えられるのは ただ挨拶したからではなく 研修中も終始真摯に受講していた証でもあります。

冬休み中 美晴の保育者は これまでの保育をふり返り 改善のてだてを確認して 保育者としても社会人としても着実に成長しながら 保育の準備を整えました。

来週から幼稚園のお友だちみんなと再会するのが 楽しみでしょうがありません。

今年度も 実質 あと2ヶ月の保育となりました。最終の一日まで気持ちをこめてしっかり保育しますので ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

園長 東 重満