お詫びと反省

今日で連休期間の自由登園も終わり 週明けからはいよいよ通常の午後保育がはじまります。

今年 私は園長として保育者として 深い反省の中で午後保育初日を迎えなくてはいけません。それは 配慮不足で午後保育初日の昼食を給食としてしまったことです。

美晴幼稚園では午後保育初日は給食日にあたっていても ご家庭にお願いしてお弁当の昼食でスタートするようにしています。

それは 偏食がちな今の子どもたちとって 完食が難しいことを前提とした食事で 集団生活での食事をはじめない方がいい と考えてのことです。それなのに 園長の確認が不十分であったために 今年の昼食は給食からのスタートに…。

加えて お弁当をつくる時の注意事項というかお願いも保育説明会をはじめ これまでしていなかったと思います。

新入園の子どものお弁当は 量は少なめに 内容は子どもの大好物を中心に から始めましょう。

だれにとっても食事の時間は楽しくて生きがいを感じる時間であることが大切です。大好きなお母さんお父さん(家族)がつくってくださったお弁当を感謝の気持ちで美味しくたいらげたいものです。

子どもの食べ具合を確かめながら 量を適量に 内容にバリエーションを少しづつ加えてゆくことで 子どもにとっても保護者にとっても負担なく お弁当とその時間を充実させることができます。

繰り返しになりますが 大事なのは食事の時間が楽しく生きがいを感じることができる豊かな時間であることです。そのような食事をとり続けることができれば 偏食は個人差があっても 加齢と共にかならず改善されます。あせることはありません。

ここ数日の保育 保育者が子どもの目線にきちんと立てていない局面ががかいま見えます。今回のこともその一端です。

来週からの保育に際して それぞれの保育者への指示指導の前に 園長の私自身が気持ちを引き締め直し 真摯に子どもの側からのまなざしで保育にあたってゆきます。

【園長 東 重満】