見立て

この写真は いつも玄関に掲示しているポートフォリオ今日の一枚を写したものです。

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ホールのステージにクリスマスツリーといっしょにかざられたソリに乗ってロウソク?の灯りを持つサンタクロースの人形。その電球仕立てのローソクをあたかも本物の火を消す様に「フー」と息を吹くかけている瞬間の写真を荒井先生がピックアップしてコメントを寄せていました。

電球のあかりをロウソクの炎に見立てる気持ちと どこか楽しげ(うれしそう)な表情はなんともいえません。

見立ては学びの原動力であるばかりではなく こころをあたたかく豊かにしてくれるとっても大事な力です。

ところが今朝 年少3歳児の子どもが数人 そのサンタさんを 明らかにふざけてボカボカたたいていました。ドンリュウは あぁ〜やってるな と その様子を遠くから眺めていたのですが 次の瞬間 サンタさんが持っているたいまつの灯が消えました。(きっと電球がショートしたのでしょう)

少したってから その子たちに たたかれたサンタさんがかわいそうだし サンタさんの人形を大事にしていたお友だちもかなしむよ と少しきつく話しました。子どもたちはドンリュウが話している最中 とても神妙な顔つきでしっかり話しを聴いていました。

どちらも ありのままの子どもの姿。でも ふざけて失敗しながらも 何が大事なことなのか 実体験を通して学んでいってほしいのです。そんなちいさな積み重ねが 本当の意味でクリスマスを祝い楽しむこころをはぐくむのだと思います。