CAPプログラムを終えました
教職員 保護者 そして 年長5歳児は3日連続のCAPプログラムのワークショップを終えました。
CAPプログラムの理念や内容は下記アドレスからCAPセンター・JAPANのホームページにアクセスしてみてください。
http://cap-j.net/program/pillar
子どもたちは基本的人権について 子どもの特別に大切な3つの権利「安心」「自信」「自由」を中心に人形や視覚的な提示を使ったお話しや ロールプレイングを中心としたワークショップで体験的に学びます。
子どもたちは早速日常でもその意識の芽生えをいかしているようで 例えばバスで眠っているお友だちの邪魔をするような行為に 「ねむたいおともだちのじゃまをすることは そのおともだちのけんりをうばうことだよ…」と話している様子を 保育者は見逃して(聞き逃して)いませんでした。
それから 自分の身に危険がおよびかねない状況になった時 低い大きな声をあげながら 同時に 逃げる行動をおこす という 逃げ方を学ぶ場面がありますが 美晴幼稚園の子どもたちは そのことが上手にできたようです。(小さな子どもの場合 大きな声を出すことと逃げる行動を同時にとれない場合が少なくないそうです)
そして 家族以外の誰かに助けを求めなければならない時 どんな人にお願いする? といった問いかけに どんどん多様な人々の存在が具体の答えとしてかえってきたそうです。「きっと日頃からいろんな人たちとのかかわりがあるからなのでしょうね…」と講師の先生方が話してくださいました。
美晴幼稚園の子どもたちは 根っこの深いところで自然なかたちで大事なことが育っているのだと思います。そして CAPでも大切にしている「自分を大好きになって 大切にすること」もしっかりとはぐくまれていると思います。
2015年12月3日 7:03 PM | カテゴリー:保育の軌跡 | 投稿者名:どんりゅう