日曜参観日

今日は日曜参観日でした。去年は近隣の小学校の行事と重なってしまったのですが 今年は幸い重複する学校はなかったようです。しかし 夜半からの強風と初雪が降るあいにくのお天気となりました。

でも 縮み上がるほどの寒さの中 初雪がうれしくて嬉々として園庭に入ってくる子どもとお母さんの姿がありました。

そうだよね 初雪の体験が指折おりで数えられる子どもには うれしい出来事だもんね。

 

IMG_0558IMG_0556IMG_0557

 

 

 

 

 

 

 

 

その寒風の中 たくさんのご家族のみなさんにご参加いただきました。お母さん方が調理してくださった恒例の豚汁 とってもおいしかったね!!

IMG_0560

今日は悪天候の予報だったので 園長からのお話はお休みしました。しかし 今日お話しようと思っていたことは お配りしましたリニューアルしたポリシーブックに書かれていることばかりおなので 是非 ご家庭でお読みください。

その中でも一番お伝えしたかったのは 非認知力。子どもが 「その人らしさ」を情緒の安定が守られた安心安全の中ではぐくまれることの大切さです。

大人はどうしても わかりやすい認知的な力 つまり 優劣とか 点数とか 何かができるできない といった目で見える力を過大評価しがちです。

しかし 大人になって その人やまわりの人を幸せにするには 非認知的な力(協調性 おもいやり やさしさ 忍耐力 想像力…などなど数量で表しずらい力)の基盤があってこそ だということは 今や 国際的な常識なのだそう。

幼少期のいま は 何を大切に子どもをはぐくむか は 言うまでもないでしょう。

 

そして 園長は今日 少し早く幼稚園を出させていただき 私の幼稚園でのキャリアの半分以上の期間 様々な機会にご指導いただき 時には 共に仕事をさせていただいた園長先生の奥様のお別れの会に参列させていただくため福島市に来ています(実はお別れの会は午後の早い時間であったので 日曜参観があった私は参列することはかなわず ご自宅に弔問に伺いました)。

現役の保育園の園長先生でもあり お元気だった奥様の突然の御他界は残念でなりません。お力をおとされている先生に どうしても直接お会いしてお悔やみを申し上げたかったのです。

まもなく創立80周年を迎える伝統ある めばえ幼稚園。宿泊先まで自家用車で送ってくださった副園長先生はご自身が卒園生で お母様もかつてめばえ幼稚園で教諭をされていた旧知の先生です。短い時間でしたが 園の歴史の中での 人と人とのご縁の大切さをあらためて教えていただきながら 故人を偲ばせていただきました。

今年 札幌市内でも 私が幼稚園で仕事をさせていただき始めた時から 様々にご指導いただいた 育英幼稚園の南條先生と 澄川幼稚園の米永先生が御他界されました。幼稚園の園長という仕事は その人の力というより 園児やご家族の皆さんとの出会い 様々な人々とのかかわりがあって はじめて担えるものです。寂しさと共に深い感謝の気持ちがたえません。