コミュニケーション

明日 晴れますように!

昨日の午後の天気予報から降水確率も降水量も多い予報だったので 場合によっては前日の延期判断も必要と考えましたが 17時現在の予報では傘マークが付いていますが 降水確率は50%と高めですが降水量は1ミリ以下の予報です。平和公園のグランドの状態もまったく問題ありません。

いろいろな準備やお仕事の予定もあるので どっちにしても早めの決定を とお思いの方もいらっしゃることと存じますが 可能性がある限り実施する方向で進みたいと考えます。

保育者は明日の天候の回復を祈りながら 今も最終的な確認をしています。

そして この運動会にあわせて遠方からご家族やご親戚がいらっしゃることも伺っています。

いずれにしても明朝は 子どもたちのことを最優先にしながらしっかり判断します。

【園長 東 重満】

とてもありがたいお話をいただきました(襟を正さなければ)

昨日 保護者から事務長の優子先生あてに「お話しておきたいことがある たいしたことではないけれど…」という申し出があって 出勤後 優子先生から電話をとらせていただきました。

たくさんのお話があった中で 私たちに最も伝えたかったことは「掃除中に私物と思われる携帯電話(スマホ)を使用している保育者がいるようですよ…」ということでした。(職員は一斉配信のペンギンメールを確認することはありますし 主任以上の保育者は天気予報など保育に必要な情報を検索閲覧することもありますが スマホを仕事で使っているか私用で使っているかは はたから見てわかります)

この保護者からのお話の内容について優子先生から報告を受けて 園長として子どもや保護者に対して申し訳なく思うと共に 強く反省し職員の服務について指導を徹底しなければならないと考えると同時に ”美晴幼稚園”の園長としてはとても嬉しくもありました。

まず 職員のミスをご指摘されるのではなく保育者のあり様について 保護者の皆さんが ”美晴の保育者” に対するイメージ(基準)をしっかりもっていらして そのことにそぐわない実態を ”残念” だと感じてくださるということ。

さらに そのことを園長に伝えてくださるということ(いまどきの若い人なら仕方ないよね で片付けずにお伝えいただくことは 実際なかなか難しく勇気がいることだと思います)。

そして 掃除の時間を保育者の仕事として大切にお考えいただいていることです(掃除は雑用だから仕方ないよね ではなくて…)。美晴では保育者自身が 保育をふり返りながら片付けや清掃を行うことを大事にしています。

お電話で他にお話いただいたことも含めて 美晴幼稚園や美晴の保育 子どもたちに対して ”思い” ”願い” ”期待” そして ”ささやかな誇りもようなもの” が保護者の皆さんのこころの中にあるのだなぁと感じています。

明後日(お天気なればいいなぁ)に運動会を控えていますが 一日一日の保育を大切に重ねて 互いの成長・発達につながるようすることが私たち保育者の役割です。

そのような意味でも 携帯電話の使用方法にとどまらず 自分たちの美晴の保育者としてのあり様 保育そのものをしっかり見直して 襟を正したいと考えます。

きっと 同じ様な思いの保護者や関係者がたくさんいらっしゃるのではないか と思いあえてこのブログに書きました。

【園長 東 重満】

寄稿(保育者として思いを寄せて)

ドンリュウ園長が外部の仕事をいくつかしている関係で たまにではありますが 機関紙や専門誌に寄稿を依頼されます。

PTA新聞

この全日本私立幼稚園連合会のPTA新聞4月号は全国の私立幼稚園(こども園)全園と関係機関に配布されました。そんな関係で東京都の公園協会の専門誌に寄稿を依頼されました。

子どもの運動能力と社会性をはぐくむための公園について考える特集号で 乳幼児にとっての砂場について 現場で保育に携わって研究している立場で原稿を書きました。

正式に発行されたらこのブログでも紹介します。

そんな意味でも昨日のような小学校の公園の使い方は残念です。

実は そういう自分たちにも苦い経験があります。以前は平和公園の固定遊具のエリヤ(幼稚園に一番近くもあるので)を朝帰りの戸外遊びで毎日のように使わせていただいていたことがありました。

もちろん公園にきている小さな子どもや保護者 穏やかな時間を過ごしていらしゃる方々にはお声がけして あそびやお休みの邪魔にならないような ”配慮をしていたつもり” でしたが 美晴幼稚園に入園された保護者から後で 幼稚園の子どもたちが公園にきたことで一緒にあそべて喜んでいる親子がいる一方で そのことが苦手だったり嫌で そっと場を離れて(避難して)いたり 公園を後にする方もいるのですよ と忠告を受けました。

そのこともあって 固定遊具や砂場があるエリヤではあそばず 奥の森や忠霊塔の裏であそぶようにしました(そのことが幼稚園の子どものあそびに可能性を広げ豊かにすることにつながったのですが…)。

今でも私たちは知らず知らず 公園を利用されている方々に 様々な迷惑や不快な思いを抱かせてることにアンテナを張り注意し続けなければいけないと考えます。

公園はみんなの様々な面(憩いの場であり災害時の避難場所であり防災そうが埋設されたり)での社会資源であり 教育・保育資源なのですから 不断に意識してゆきます。

幼稚園や学校は地域や社会の中に位置づいて存在するものですから(浮いた存在になってはいけない)。

ところで 土曜日に長文の寄稿が多いのは 美晴の家保育園のセンター長室という個室で仕事をしているから…。美晴幼稚園では園長室はないし(必要ないし) 子どもたちがいつでも飛び込んできて 先生方と一緒に仕事する「先生の部屋」が居心地の良い仕事場なので 経営者としての仕事や原稿を書く仕事はどうしても 職員が退勤した後の幼稚園か保育園の自室になります。書くことが苦手だったのに 書くことで自分の気持ちや考えを整えているのだから 不思議なものです。

【園長 東 重満】

 

雨にもまけず風にもまけず

昨日 多くの小学校で予定されていた運動会が 今日に順延されて行われました。しかし 断続的に冷たい雨が降るお天気で 予定していたプログラムを終えることができた小学校はほとんど無かったことでしょう。

美晴幼稚園の保育者もいくつか分かれてできるだけ多くの小学校に伺うようにしました。それでも今年入学した子どもの学校全てには行くことがかないませんでした。ごめんなさい。ドンリュウは東山、豊園(母校)、月寒の各小学校に行きました(みどり小も予定していましたが行く前に雨で中止となってしまいました)。

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藤やライラックの花が咲くこの時期のお天気は「リラ冷え」という言葉があるほどに不安定。校長先生はじめ先生方は決められた条件の中で 子どものことを最優先に考えてプログラムを進行し 最終的には中断や中止(一部平日への移行)を判断されていました。

今日は雨雲の動きが早く 学校によって雨が降る時間帯や降り方に違いがあって 進行と中断や中止の判断はとても難しかったことと思います。

ある小学校では断続的に降る雨を気象レーダーで予想し 児童や観覧者は体育館や校舎内に一時移動されている間も 校長先生 教頭先生 総務の先生方は テントに入るなど 降る雨を避けることなく 自らは雨に濡れ気象条件を体感されながら 子どもの立場にたって その先の進行の仕方はもとより 中止した場合の下校の仕方 残りのプログラムの取り組み方を その時の状況に応じて的確に判断されていました。

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平日は保育があるので 保育者みんなでは出かけられませんが 少しでも 子どもたちの頑張りを応援しに行きたいと考えています。

限られた参観となりましたが 子どもたちの成長した姿をみて感動しました。この気持ちを大切に 美晴幼稚園の保育に向かいたいと思います。

だって子どもたちは 雨にもまけず風(寒さ)にもまけず いまの自分を全面開花させていたものね!

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いよいよ通常(午後)保育がはじまります

連休中 親子で和やかにお散歩する様子も見かけました。連休中に札幌ならではの山コブシから山桜へと開花が移ろい(札幌では梅の花は桜の後) ムラサキツツジやレンギョウの花が一気に咲きました。(桜の花は散りはじめ木々には葉が広がりはじめています)

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美晴幼稚園では5月の連休明けから 通常の午後保育がはじまります。それまでは 新入園児が仲間入りした生活環境を考え また 保育者が家庭訪問や様々な情報を整理しながら子どもと生活を共にし 子ども理解を確かなものにするには これだけの時間は必要です。

先週の保育記録の中に進級児(年長青バッチ)が新年度の1・2週間 いつもの表情ではないことに思いを寄せて あそびの中で少しづつその子らしがもどっていたことに今後の保育の配慮点をみつけている記述がありました。

子どもたちは 新入園児 進級児を問わず幼稚園での生活の中で自分自身を取りもどしたり 位置付けたりしながら この3週間の時間を過ごしてきたのでしょう。

保育者も通常保育への準備を整え 保育室もバックヤードの教材室も環境を整え保育に向かいます。

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ところが 昨日 一時預かり保育があり園内環境をもう一度見直すと かたつむりの子どもたちの虫かごの中のキャベツの葉っぱが干からびて 敷いているシートもカラカラでした。少し大きく育った赤ちゃんカタツムリは貝殻に篭った状態で蓋の裏に張り付いていました…。キャベツの葉を取り替え 霧吹きで虫かごの中を潤った状態に戻してあげました。今朝 虫かごの中を見てみると 天井(蓋の裏)にはりついていたカタツムリはいなく 元に戻ったのでしょう。気付くのが遅くなってゴメンなさい!

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園庭で虫とり(ミミズやワラジ虫が中心で たまに 子どもたちがキンキラと呼んでいる甲羅が光る虫が採れますが)していて子どもたちが大事にバケツの中に入れて 帰りにもう一度あそぼうと玄関先に置いておいたら バケツからミミズが一気に這い上がり湿り気のある土の方に向かってタイルの床を這い始めます。居心地の良いというか 生き続けられる環境に移動するのでしょう。

カタツムリもいっしょですが 虫かごの中では限界があります。飼育している人間が 食べ物を含めて生存可能な環境を維持しなくては生き続けられません。

誤解を恐れずに言えば ミミズとカタツムリに教えられます。

人間も より居心地がよく より豊かな生活が保証される環境を希求している。

幼稚園であれば 子どもたちは安心安全でより確かな成長・発達が保証され 幸せに過ごせる生活を希求している…。

そのことをこころにとめて明日から保育にあたりたいと思います。

 

小学校の入学式

今日は札幌市内(というより道内の多く)の小学校が入学式・始業式でしたね。

美晴幼稚園の先生方もできるだけ多く(事務の優子先生も)の小学校にうかがい入学式に列席させていただきました。(でも 全ての学校に行くことはかないませんし 10日に入学式がある小学校がありますが美晴幼稚園の入園式と重なってしまうのでうかがえません…。ごめんなさい)

園長はいつも連携させていただいている月寒小学校に出かけました。みな落ち着いて立派な姿で式に参加していました。

そして 始業式を終えたばかりの2年生が成長した姿で余裕をもって歓迎の会に参加していたのも印象的でした。

さぁ いよいよ学校がはじまりますね! 少し遠くからにはなりますが 応援しています。

 

あと2日

通常の保育は今日を入れてあと2日。子どもたちは作品のバインダーを整理したり 卒園式の練習に取組んだり…。

そんな中で園長として大きく心が動いたのは 卒園アルバム係さんのお手伝いに学年をこえて多くのお母さん方が助っ人に来てくださったことです。そして 明日も可能なお母さんは早めに幼稚園に来られて作業をするとのことです。本当に頭が下がります。

アルバムの納品が製造業者さんの都合で遅れたこともあり 例年より短期間で仕上げなくてはならなくなった上に 先週からの美晴幼稚園でのインフルエンザの蔓延…。

そんな悪条件が重なってもあきらめる事なく なんとかされるお母さん方のパワーに私たち職員はしっかり見習わなければいけませんね!(あたりまえのことではありませんから)

そして 心から深く感謝します。

園長 東 重満

中学校の卒業式

今日は わけあって月寒中学校の卒業証書授与式に列席させていただきました。

月寒中学校はドンリュウの母校ですが 卒業以来はじめて校舎の中に入りました。式の冒頭 校歌を斉唱しますが なぜか2番の歌詞だけ忘れていて式次第を見なければ歌えませんでした。

ドンリュウが通っていた当時から全校合唱コンクールがありましたが 今なお学校行事の中でも重く位置づけられているようで 校長先生の式辞の中でも 生徒の言葉の中でも頻繁に語られていました。

卒業式の中での合唱も見事で 学校の文化として継承されていることがうかがえて嬉しかったです。(当時ドンリュウは体育会系で 音楽はからっきしでしたが なぜか合唱コンクールでは指揮をとっていたので…)

卒園生の姿もみることができました。9年の歳月はこんなにも人を成長させるのだという現実に思うところがありました。

中学生の皆さん そして ご家族の方々 ご卒業おめでとうございます!!

園長 東 重満

 

準グランプリ

昨日に引き続き 月寒公民館でホワイトジャンボフェスタの交流会があり 昨日の雪像コンテストでは美晴幼稚園の「しあわせをとりこむとり」が見事 準グランプリを受賞しました。

それから 交流会では 小学生の助っ人も一緒に ♫おばけなんてないさ と年長の総合劇の歌を 年中のお友達も一緒に歌いました。

今日もみんな楽しそうに輝いていたね!

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冬休み明けの保育に向けて

今週も 新任は2日間 札幌市の新規採用教員研修に参加し 17日にはかっこう幼稚園で開かれた豊平区のハートフル研修の座談会に4名の保育者が参加しました。18日からは全員出勤し保育の準備や打ち合わせ 園内研修を行いました。

そして 20日は札幌聾学校の乳幼児教育相談のグループ活動を参観させていただき きこえに困難がある乳幼児の きこえ方ののシミュレーションや コミュニケーションの発達の仕方 配慮や支援について研修させていただきました。

出席していた子どもと大人(保護者も教師もボランティアも…)の表情の豊かさに 保育の原点をみることができ 美晴の保育に通じる大切なことを実感し再確認する 学び多い時間でした。

実は この日 美晴の家保育園の札幌市子ども未来局による指導監査の日程が昨年の早い時期から決まっていたのですが 冬休み中で園長を含め一人でも多くの保育者が参加するには 同日の午前中が最適であったので 子ども未来局の担当者に事情を説明して日程変更をお願いしたところ 多くの施設の監査が集中している時期にもかかわらず すぐに午前中から午後へ調整していただき この聾学校の研修が実現できました。

指導監査も美晴の家保育園の運営に大きな指導事項はなく 今後もこれまでの運営をより充実させることで 行政上も適正な運営にあたることができることが確認できました。

それから 新規採用研修では最終日の研修後 教育委員会の担当者からわざわざ園長宛に(私は外勤していて直接お受けでこいなかったのですが)お電話をいただきました。「研修終了後 美晴幼稚園の先生方が丁寧に挨拶にこられたました。運営担当者としてとても嬉しかったので その事を園長先生にお伝えください…」とのことでした。

研修を受けさせていただいたことに感謝する気持ちを その機会を与えてくれた人に伝えることは 保育者としてあたりまえのあり方ですが いつでもどこでも励行できることは その本質が理解できていて素直に実行できる素養が身に付いているということで 園長としても嬉しい出来事でした。

このように自信をもって挨拶でき 担当者から謝意を伝えられるのは ただ挨拶したからではなく 研修中も終始真摯に受講していた証でもあります。

冬休み中 美晴の保育者は これまでの保育をふり返り 改善のてだてを確認して 保育者としても社会人としても着実に成長しながら 保育の準備を整えました。

来週から幼稚園のお友だちみんなと再会するのが 楽しみでしょうがありません。

今年度も 実質 あと2ヶ月の保育となりました。最終の一日まで気持ちをこめてしっかり保育しますので ご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

園長 東 重満