生活を生活で生活へ

これは 大正から戦後にかけて日本の保育を牽引し 今なお大きな影響を与えている倉橋惣三先生の保育の本質を示した言葉です。

終戦記念日 昨年のような喧噪はなく オリンピックの中で影を潜めた感が否めないと感じるのは私だけでしょうか…。

大正生まれで戦争を青春の真っ只中で過ごした両親(二人とも他界していますが)をもつ私には ”歴史”としてとらえることはできません。

生活の中には 思いもよらぬ事 思い通りにならない事 裏切られる事 困難な事 などの連続かも知れませんが 今は 日本に住むほとんどの人々が 自分の生と衣食住が保障された中で 明日という一日を迎えることができます。

特別な日ではないありふれた一日を大切にしたいと願う静かな日が 一年の中で一日あってもよいと思います。