人形劇屋 たくたく堂さんによる『にんぎょうげきのおみせやさん』

11月21日(水)おまつりの余韻も冷めやらぬうちに、その収益より子供たちへのプレゼントとして

人形劇屋 たくたく堂さんにお越しいただきました。

 

人形劇屋 たくたく堂さんってどんな人?

代表 くどう たくと さん、制作/アートコーディネート くどう あみ さん

ご夫婦で出張人形劇屋さんとして、日本中の幼稚園や保育園

子育て支援施設などで子供たちの笑顔のために活動をされています。

また、人形劇の新しい可能性を追い求め、シンプルな動きで

子供たちの心を動かす人形劇の魅力を伝え続けておられます。

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(詳しくはむつみ会だより12号をご覧ください。)

 

 

 


 

今回は子供たちがより近くで人形劇を見られるように、さくら組・こうさぎ組・こばと組さん、

こばと組・こひつじ組さんの2部制で行いました。

ホールに入ってきた子どもたちは、今から何が始まるのかドキドキワクワク、

「たくさ~ん!」の元気な掛け声で人形劇のはじまり はじまり~

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最初のお話は『なんだっけ?ぴよのすけ』

ひよこのぴよのすけは、ママからおつかいを頼まれます。

忘れん坊のぴよのすけは「なんだっけ?」「なんだっけ?」

おつかいを「おかつい」、じゃがいもは「がじゃいも」

途中でおつかいも忘れて遊んじゃって「なんだっけ? あ! おつかい、おつかい!」

買ってきたのはママがお願いしたのと違うけど、ママの言葉は「はい! よくできました!」

ぴよのすけの天真爛漫な様子が我が子を見ているようで、こちらもほっこり、笑顔になるお話でした。

 

続いてのお話は「こうさくげきあそび さんびきのこぶた」

三匹のこぶたなのに何故だか一匹のとんとんくんと黒猫ちゃん、それにがらくた箱。

がらくた箱から出てくる材料で、あっという間に黒猫ちゃんがこぶたちゃんに大変身!

もう一匹は段ボールをクルクル~と丸めて、お目めにお鼻、耳もつけたらできあがり~!

次から次へと作られる動物たちを見て、子供たちの目は魔法を見ている様にキラキラ輝いていました。

小さいお友達は目の前でどんどん出来上がる動物や、軽快な言葉のリズムに心を弾ませ、

大きいお友達は物語にどんどん引き込まれ、次に何を言うのか耳をすませて聞いていました。

人形劇が終わると自然と拍手が沸き起こり、子供たちにも先生方にもとても喜んで頂けました。

最後は人形のたくさんとあーちゃんに握手でバイバイ。

最後のお友達まで時間をかけて、一人一人と握手をして下さいました。

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子供たちはお部屋に戻ると早速、厚紙でオオカミを作ったりと、制作意欲が湧いている様子でした。

先生方からも「新しい人形劇を見ることができて、良い刺激になりました。」という嬉しい感想を頂きました。

たくたく堂さんのご厚意で、この日使っていたこぶたの人形と、ぴよのすけのキットを幼稚園にご寄付下さいました。

降園後は、とんとんくんに集まる子供たちの姿がありました。

たくたく堂さんにまたお会いできる日を楽しみにしております。

楽しい時間を本当にありがとうございました。

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