なわてブックス×恵文社一乗寺店

なわてBOOKS 2019/04

 

今月も恵文社一乗寺店の星山さんより素敵な絵本3冊が届きました。

 

今回は昨年末に千葉県大多喜に

mitosaya薬草園蒸留所をオープンされた

山本祐布子さんの絵本「ママのて」が届いています。

 

mitosaya薬草園蒸留所は果樹や植物を原料に用いて

日本初のボタニカルブランデー作りをされています。

私も昨年末に伺った際、ハーブを分けて頂き、

帰ってきてからも美味しいハーブティーを楽しませて頂いています。

 

mitosaya薬草園蒸留所・・・・http://mitosaya.com/

 

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↑私が訪れた時の様子。右側の女性が山本さん。

それでは、今月の絵本を紹介します。
『ターシャの農場の12カ月』
作:タ-シャ・テュ-ダ- 訳:内藤里永子

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若い母親ターシャが自給自足の農場暮らしを描いた絵本。夫と共に働き、4人の子ども達が周りにいて。農場の12カ月は、どの月もこんなに美しい!ということが伝わってくる。挿絵画家として最高潮時の作品。

星山さん【古い本ですが、ターシャの魅力満載の絵本は、ちょうど季節のはじまりにぜひお子様方に読んでほしいです。細部まで描き込まれているので、小さな発見が沢山あり、それを見つけながら色々お話が広がります。】

 

『ママのて』 こぐま社/作:やまもとゆうこ

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イラストレーター山本祐布子さんの新作はこんなに可愛らしい絵本です。ママの手、なにしてる?おにぎりできた、紙飛行機できた、ペンを握ってうさぎさんもできた…そしていつでも抱きしめてくれる!子どもにとってママの手は魔法使い、と話す山本さん。大人になってもいつかこの手を思い出して欲しい、そんな願いをこめて誕生した、母親とちいさな子のふれあいを描いたこの作品。描かれた手の線の美しさ、子どもの表情の愛らしさ。優しさがゆっくりと胸に伝わってくる愛情にあふれた素敵な絵本です。

 

『根っこのこどもたち目をさます』
童話館出版/
ジビュレ・フォン・オルファ-ス ヘレン・ディ-ン・フィッシュ
訳:石井桃子

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春を迎えようとしている大地のなかでは、根っこの子どもたちが目をさまします。根っこの女の子は、やがて地上へ出ていくための、色とりどりの花を縫っています。男の子たちは、地中で眠っていた虫たちを起こし、地上へでるためのおめかしをしてやります。そして、春がきました。根っこの子どもたちは、一列になって地上へ出ていくのです。

星山さん【こちらもロングセラーですね。土のお母さんと、根っこの子どもたちという自然の節理や不思議を、こどもにわかりやすく描写されている名作。「どうして~」のこどもたちに、ぜひ読んで頂きたいです。石井桃子さんの訳なので、まるでお歌のように頭の中に言葉の世界がひろがります。】

 

明日から長いGWが始まります。

もし読んでみたい!と思われた方は事務所まで借りに来て下さいね。

 

なわてBOOKS 2019/03

 

今月も恵文社一乗寺店より

スタッフ星山さんセレクトの絵本2冊が届きました。

そのうちの1冊「インドのけもの」の発行元であるタラブックスは

私自身も大好きな出版社で昨年板橋区立美術館で開催された

展覧会にも伺いたくさんの驚きや感動を与えて頂きました。

ページをめくるたびに感じるインクの香り。

是非多くの方に体験して頂ければと思います。

 

『インドのけもの』

タラブックス発行

作:カンチャナー・アルニー&ギータ・ウォルフ 訳:清水玲奈 

 

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南インドの小さな出版社〈Tarabooks(タラブックス)〉。手漉きの紙、シルクスクリーンによる印刷、製本の細部に至るまで、すべて職人の手作業によって制作される絵本はまるで工芸品のように美しく、手にとる者を魅了します。

『インドのけもの(原題「Beasts of India」)』は、ゴンド族をはじめ、インド各地の少数民族のアーティストが、虎、鹿、象、蛇など、原生動物を描いた作品集です。民族によって、動物を観察する目、描き方も異なり、個性的な動物たちの姿を楽しむことができます。印刷の複雑さから本国でも増刷が長らくされていなかった本書。一枚の絵に7回の印刷が必要となったページもあったそうです。「夜の木」「猫が好き」などと同じく、タラを代表する一冊が待望の邦訳刊行です。

 

『はるのワンピースをつくりに』

ブロンズ新社発行

作:石井睦美 絵:布川愛子

 

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女の子の夢が詰まったような絵本です。服を作り身に纏うという事は、普段何気ない仕草ですが実はその人の人となりを表現するもの。はるの匂い、色、音、会いたい人、やりたい事…そんな願いがこもったワンピース。さいごの「はるをとどけにきましたよ」の女の子の幸せ一杯の絵姿がとても可愛らしく、春が本当に待ち遠しくなる絵本です。

読んでみたいという方は事務所まで。

 

なわてBOOKS 2019/02

 

☆『はっぱとはなのせかい』 オークラ出版発行/作:イヴォンヌ・ラセット☆

 

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この本は、こどもたちの「やってみたい」気持ちをかき立てる絵本ですね。
文字はなく、写真で本物の花や葉っぱをつかって、いろんなどうぶつを描いてあります。
こんなのつくってみたい、や、ぼくはこうするよ、私はピンクがいいわ、など
可愛い声が沢山聞こえてきそうな、わくわくする絵本です。

 

☆『せかいいちのいちご』 小さい書房発行/作:林大林 絵:庄野ナホコ☆

 

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ある日 てがみが届きます 「いちご おとどけします」
そして届いた うまれてはじめての 1つぶの赤いいちご。
あまずっぱくて いい香り もったいなくて なかなかたべられない。
…それから毎年いちごのはたくさん届くのだけれど なぜかよろこびは減ってしまう…
「うまれてはじめて」を、子どもたちにたくさん経験してほしいですね。
☆『わたしはねこ』 リトルモア発行/作:松田奈那子☆
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小さなペットと暮らす生活はとても楽しいですね。でも大きくなるにつれていつも一緒にはいられなくなります。お友だち、学校などこどもをめぐる環境は、どんどんせわしなく変化していきます。
それでも、2人の時は昔と一緒。ねこにとって「かなこはわたしのいもうと」
おんなのこの成長を見守る ねこのほんとうの気持ちが描かれており、親目線からも共感できる内容です。
今月の絵本セレクトは恵文社生活館の星山さんでした。
http://www.keibunsha-books.com/

なわてBOOKS 2018/12

 

今年最後に恵文社から届いた絵本はこちらの2冊。

2冊ともお父さんと子どもの関わりや、お父さんの想いが伝わってくる

やさしく、心が温まるお話です。

 

『きょうりゅうがすわっていた』/市川宣子 作/矢吹申 絵

 

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君が生まれる少し前、パパを訪ねてきたのは、巨大な恐竜だったんだ。それからパパは毎日、恐竜にキャベツを30個食べさせたんだけど、ある日、恐竜はパパを背中に乗せて歩き出した。連れて行ってくれたのは、君が生まれたばかりの病院だったんだ…。季節はクリスマス。自分が生まれたときはどうだったのか興味がある子どもたちに贈る、あたたかなユーモアでこたえる空想物語です。

 

『じょやのかね』/とうごうなりさ 作

 

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大晦日の夜、男の子がはじめてお父さんと除夜の鐘を撞きにいきます。お父さんと一緒に歩く普段とは表情の違う夜の道。寒さの中で飲む甘酒のおいしさ。鐘の重み。そして新しい年に変わる瞬間の期待感…。大晦日の夜のワクワクした気持ちや緊張感を版画で表した絵本です。満天の星空の下、お父さんに手を引かれて家路につく男の子の後ろ姿が、何とも忘れがたい印象を残します。

 

なわてBOOKS 2018/11

 

今年も早12月、あと1カ月を残すのみのなりました。

今月は恵文社さんよりいつも以上に個性的で素敵な絵本が

届きました。

日本絵本賞・読者賞を受賞した作品やイタリア・ボローニャ

国際絵本原画展入選作品などとてもオススメです。

 

読んでみたい方は事務所まで!

 

『と おもったら』

イエラ・マリ 作/栗栖カイ 訳

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「ウニ」だと思ってページをめくると「ヤマアラシ」、と思ったら「こどものあたま」、と思ったら「かぶ」…。「と思ったら」の連想が楽しい、イタリアの絵本作家イエラ・マリのかたちで遊ぶアートな絵本。美しい構図と色彩でどんどん連想がふくらみ、子どもたちの想像力をどこまでもかきたててくれそうです。

 

『しんごうきピコリ』

ザ・キャビンカンパニー 作・絵

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信号が青に変わったら車はどうする?パトカーが信号機の色を見ながら話をします。ところがピコリ! 信号機がとつぜんピンク色に変わりました。なんと車はさかだちをしなければいけません。信号機がどんどんめずらしい色に変わるたび、車たちにはいろんなことが起こります…。ふしぎな信号機のピコリに、パトカーと車たちがふりまわされる、楽しい色の絵本。信号機のルールのお話ではありません。ルールを超えた自由な発想が楽しい絵本です。

 

『ぼくのつくりかた』

たけうちちひろ 作・切り絵

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そこは音があふれる迷路のような工場。あか、あお、きいろ、みどり…。ロボットがいろとりどりの材料をはこんで機械に入れると…カラフルな動物のできあがり!機械の細かいパーツやロボットなど、緻密なデザインが圧巻の、カラフルな切り絵で作られた絵本です。 この材料から一体何の動物ができあがるのか、この材料は完成した動物のどこの部分になっているのかなど、じっくり眺めてあれやこれや連想しながら楽しめそうです。

 

なわてBOOKS 2018/10

 

『ごきげんならいおん』/ルイーズ・ファティオ 作/ロジャー・デュポアザン 絵/村岡花子 訳

 

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ある町の動物園にごきげんならいおんが暮らしていました。毎日、飼育係の息子のフランソワや校長先生や、おばさんや町の人みんなが挨拶してくれます。ある日、ごきげんならいおんは、家の戸の鍵が開いているのに気付き、いつも挨拶してくれる町の人達に、自分から挨拶しに行くことにしました。ところが、町の人達はごきげんならいおんに会うと大声をあげて逃げていきます。町は大騒ぎになり、消防隊も出動します。そのとき後ろでフランソワのかわいい声がします。逃げ出さずに声をかけてくれる友達に会って、ごきげんならいおんはとてもごきげん。二人で動物園まで歩いて帰ったのでした…。四苦八苦する大人たちの中、男の子がちゃちゃっと解決してしまう場面はお見事としか言いようがありません。ちょっと大人はドキっとしますね。

 

『みんなのかお』/さとうあきら 写真/とだきょうこ 文

 

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24種の哺乳類をそれぞれ21匹ずつ、日本中の動物園を巡って撮った写真絵本。同じゴリラでも、よく見るとみんな個性あふれる表情をしています。キリンもラクダもカバもそうです。当たり前ですが、人間が同じ顔の人がいないように、おなじ動物でもこんなに顔が違うのかと感心してしまいます。行ったことのある動物園や近くの動物園の顔を探したり、どの表情が好きか言い合う楽しさも。動物たちの顔をじっくり見たくなる、とても面白い本です。

 

『くだもの なんだ』/木内勝 作絵

 

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不思議な形のシルエットがつぎつぎに登場。これなんだ?実はくだものです。眺めているうちにどんどん想像が広がって、いろんなものに見えてきます。子どもたちに想像する楽しさと、身近な物の美しい形を発見する喜びを味わわせてくれます。普段見慣れている果物がいつもと違う角度から表現されていて、中には大人でも難しものも。「やさいのおなか」「やさいのせなか」に続くシリーズの第3弾です。

 

気になる絵本があった方は、遠慮なく事務所まで借りに来て下さいね★

 

なわてBOOKS 2018/07

 

今月のなわてBOOKSは「なつ・うみ」をキーワードに

恵文社バンビオ店の津村さんに絵本を3冊セレクトして頂きました。

 

3冊とも絵が素晴らしく、私も個人的に好きな作家さんたちばかりです。

第2次世界大戦中にポーランドのワルシャワで暮らしていたシュルヴィッツ、

私と同じ年で徳島県の阿南に移り住まれた羽尻利門さん、

そして少し前に浜松にある本人の美術館

(藤森照信さんの建築で素敵でした)を訪れたことがある秋野不矩さん。

この3冊はお話はもちろん、絵も存分に楽しんで頂ければと思います。

 

『うらしまたろう』/福音館書店/時田史郎 作/秋野不矩 絵

 

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魚をとって暮らしていた浦島太郎は、ある日、村の子どもたちにいじめられていた亀を助けて、海に逃がしてやりました。次の日、太郎が釣りをしていると、美しい娘が大きな亀をしたがえて現れ、自分が昨日助けられた亀で、実は竜王の娘・乙姫であることを告げ、お礼に竜宮に来てほしいといいます…。おなじみの昔話を古代の文献にまでさかのぼり精査して再話された絵本。美しい絵と選び抜かれた言葉から、昔話のすばらしさを存分に味わうことができます。海の中の美しい世界に想像をめぐらせながら、語り継がれてきた良質な昔話をぜひお楽しみください。

 

『よあけ』/福音館書店/ユリー・シュルヴィッツ 作・画

 

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山に囲まれた湖の畔、暗く静かな夜明け前。おじいさんと孫が眠っています。沈みかけた丸い月は湖面にうつり、そよ風の立てるさざ波にゆらめきます。やがて水面にもやが立ち、カエルのとびこむ音、鳥が鳴きかわす声が聞こえるようになると、おじいさんは孫を起こします。夜中から薄明、そして朝へ…。刻々と変わっていく夜明けのうつろいゆく風景をやわらかな色調で描きだした一冊。一日がはじまる瞬間を通して大自然の雄大さや生きる力を感じられる、子どもにも大人にも深く語りかけてくれる絵本です。

 

『夏がきた』/あすなろ書房/羽尻利門 文・絵

 

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海の近くに住む少年の夏の一日。セミの声、夕立、風鈴…。夏ならではの音と豊かな自然。風や日差しの強さや、心がわきたつ瞬間…。ページをめくると目にとびこんでくる、澄みきった夏の青。どこか懐かしさを感じる、まぶしい夏の一日をあざやかに切りとった、躍動感あふれる絵本です。
読んでみたい、借りたい方は事務所までお越し下さいね!

なわてBOOKS 2018/06

 

今月のなわてブックスでは、この時期らしく「海」や「梅雨」

をキーワードに恵文社の津村さんに絵本をセレクトして頂きました。

貸し出しをご希望の方は事務所まで借りに来て下さいね!

 

『うみのむこうは』
絵本館
五味太郎 作 

 

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「うみのむこうはずっとうみ どこまでいってもうみかしら」。女の子がひとり浜辺にたたずみ、水平線の彼方に思いを馳せます。船がたくさんいるかな?畑かな?街かしら?それとも遊園地…?詩的で空想がどんどんふくらむ絵本。海の向こうを想い豊かな想像が広がります。お子さんと一緒に海の向こうに何があるか考えてみてくださいね。

 

『ゆかいなカエル』
福音館書店
ジュリエット・ケペシュ 作絵

 

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水の中の4つのたまごは、おたまじゃくしからりっぱな4ひきのかえるに成長します。かえるたちは、泳ぎの競争をしたり、かたつむりをかくしっこしたり、ときには敵から身をかくしたりと仲良く愉快にくらします…。ユーモラスなかえるたちの絵と、石井桃子さん訳のリズミカルな文章。そこから伝わるかえるたちの楽しげな暮らしをとおして、生物としてのかえるの生態にも自然と興味がわいてきそうです。青と緑の色が涼しげで美しい、雨の季節にもぴったりの一冊です。

 

『ねーねーのしっぽ』
イースト・プレス
はやしますみ 作・絵

 

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ねーねーはおたまじゃくしの女の子。でも他のおたまじゃくしよりも、とっても大きい。みんなが蛙になるのに、ねーねーはいつまでたってもしっぽがはえたまま。心配したお母さん蛙とお父さん蛙はお医者さんに連れて行き、しっぽを切ってもらうことに。しっぽをきるのがいやなねーねーは、その夜そっと家をでて川を上っていきます。そこで出会ったのは…?家族の中でひとり大きなねーねーは、おとうさんおかあさんに愛されていますが、自分の本当の居場所を探すために一人で家を出ます。道中はドキドキと不安にもなりますが、最後はちゃんと自分の本当の居場所を見つけられて、こちらもひと安心。温かい気持ちが広がります。ダイナミックで鮮やかで涼しげな水の中の世界のおはなしです。

 

なわてBOOKS 2018/05

 

5月の絵本が恵文社から届きました。

今月の絵本は長年愛されている名作ばかりなので、

きっとお父さんお母さんもご存じなのではないでしょうか。

貸し出しを希望される方は事務所までお越しくださいね☆

 

『モーモーまきばのおきゃくさま』
偕成社
マリー・ホール・エッツ 作・絵

 

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春の牧場。牛は友だちをパーティーに招いて草をごちそうします。が、中には草のきらいな動物も。その動物たちは途中で帰ってしまいますが、馬や山羊、羊とは一緒に大好きな草を味わうことができ楽しく過ごすことができました…。気の合わない人もいる、自分とは違う人もいる。それぞれが違っていいし、わかってくれる人もいる。そんなことをありのままに伝えてくれる絵本です。ピンクの絵が春らしく、明るい陽気や友だちの温かさを感じられます。

 

『木はいいなあ』
偕成社
ジャニス・メイ・ユードリイ作

 

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「木はいいなあ」。木がたくさんはえると森になり、森はいつもいきいきしている。木に登って遠くを見ることもできるし、ブランコをつけて遊ぶこともできる。木は木陰を作ってくれるし、それから、それから…。子どもの目で見た木のある生活。木がある生活がどんなにいいかがおおらかに描かれています。改めて木の魅力、自然の魅力に気づかせてくれる絵本です。自然への想いを強くしてくれます。

 

『ちいさいおうち』

岩波書店
バージニア・リー・バートン 作・絵

 

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静かな田舎にちいさいおうちがたっていました。自然がいっぱいだったちいさいおうちの周りには、やがて道路ができ,たかい建物がたち,にぎやかな町になります。それでもちいさいおうちはそこにありました。ボロボロになりながら…。全ページを通じて、ずっとちいさいおうちを中心にした構図で描かれており、ちいさいおうちの周りが変わっていく様子が印象づけられています。本当に大切なものは何なのか、そんなことを考えさせられます。子どもも心で感じながら読み続けてほしい絵本であり、大人もぜひ読むべき絵本です。

 

なわてBOOKS 2018/03

 

「今月の絵本」2冊が京都の恵文社から届きました。

読んでみたい、読み聞かせに使用したいという方は

事務所まで借りにきてくださいね!

 

『さかなはさかな』
好学社
レオ・レオニ 作・絵

 

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さかなのところに、幼馴染のおたまじゃくしがかえるに成長して訪ねてきます。川の中から出たことのないさかなはかえるの話を聞き、外の世界を想像してうらやましくなります。自分の目で外を見たくなったさかなはとうとうかえるの真似をして川から飛び出してしまいます。大変!外の世界に憧れて想像をあれこれ巡らすさかなですが、大変な目にあって自分という存在や自分のいる環境の素晴らしさに気づきます。自分は自分、そのままで素敵なんだよというメッセージが子どもの自己肯定感を育みます。

 

『ラチとらいおん』
福音館書店
マレーク・ベロニカ 作・絵

 

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ラチは世界でいちばん弱虫です。そんなラチのところに小さな強いライオンがやってきました。ラチはライオンがそばにいてくれることで少しずつ強くなっていきます。ある日、友だちのボールをとったのっぽの男の子をラチは夢中でおいかけボールを取り返します。ふときがつくとライオンの姿はありません……。あわてたラチが家にもどると、ライオンからは手紙が残されていました。ライオンに出会って強くなっていくラチ。ライオンが、ラチ同様これから新しい世界に飛び込んでいく子どもたちにも、きっと強さと自信を与えてくれるはず。