なわてブックス×恵文社一乗寺店

なわてBOOKS 2017/12

 

今月の絵本をご紹介します。

12月らしくクリスマス一色の3冊が恵文社さんより届きました。

どれもとても可愛いイラストや内容ですので是非親子で楽しんで下さいね!

 

『エリーちゃんのクリスマス』
福音館書店
メアリー・チャルマーズ 作/おびかゆうこ 訳

 

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エリーちゃんは、犬のハリーや猫のヒラリーたちとクリスマスツリーの飾りつけをしました。さあ、できあがりと思ったら、ツリーのてっぺんにかざるお星さまがありません。エリーちゃんは雪の中、お星さまを探しにかけますが、途中で出会った人も動物も誰もお星さまをもっていません。そんなとき、むこうからサンタさんがやってきました。エリーちゃんがサンタさんにお星さまを探していることを伝えると……。シンプルなストーリーですが味わい深く、とにかくかわいらしい!まさに子どもの世界です。半世紀以上前にアメリカで出版された、クリスマスを迎える喜びにあふれた愛らしい絵本です。

 

 

『さんかくサンタ』
絵本館
tupera tupera 作

 

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さんさんさんかく さんかくサンタ まんまるふくろを せなかにしょって しかくいおうちに はいっていった…。「さんかく」「まる」「しかく」でできたカラフルで楽しいクリスマスのおはなし。シンプルながらもここまでかわいくてひと味違った雰囲気の絵本になってしまうのはさすがtuperatuperaさんです。鮮やかな切り絵の質感、手触り感も見ていて楽しく独特の温かさを感じます。絵本に触れ始めたばかりの小さいお子さんでも楽しめるリズミカルなクリスマスの絵本です。

 

 

『クリスマスってなあに』(愛蔵版)

講談社
ディック・ブルーナ 作/舟崎靖子 訳

 

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ディック・ブルーナが描くクリスマス絵本。みんなが寝静まった暗く静かな夜、起きているのは羊飼いたちだけ。夜の空が昼間のように明るくなり、光の中に天使が現れました。そして羊飼いたちに、ベツレヘムの馬小屋で赤ちゃんが生まれ、この赤ちゃんがすべての人に幸せを運ぶ神様だと伝えます。羊飼いたちが羊と共にベツレヘムへ歩き出すと、星が行き先を導いてくれました。馬小屋に着くとひとりの赤ちゃんが寝ています。この赤ちゃんが、神様の子イエス。クリスマスは、この神様の子イエスが生まれた日を祝う日…。イエス・キリストの誕生の物語を通して、クリスマスのほんとうの意味をやさしく伝える絵本です。

 

なわてBOOKS 2017/11

 

今月は造形展が控えているということもあり、

「芸術の秋」をテーマに恵文社の津村さんがセレクトして下さった

絵本3冊が事務所に届きました。

とてもカラフルで可愛い絵本ですので、

見てみたいという方は事務所まで借りにきて下さいね!

 

『いろいろいろのほん』
ポプラ社
エルヴェ テュレ 作/谷川俊太郎 訳

 

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「色と色が出会うと、新しい色が生まれるよ」。ページをめくる楽しさを最大限に利用した、色の不思議とおもしろさを相互作用で実感・体感できる新感覚の絵本です。谷川俊太郎さんによる遊び心に満ちた言葉も魅力的で、ダイナミックな色の世界に引きこまれます。「色」の世界をみんなで声に出して体感しながら楽しんでみてください。他にもシリーズで『まるまるまるのほん』などもあります。

 

『えのすきなねこさん』
 童心社
西巻茅子 作・絵

 

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絵を描くのが好きで絵ばかり描いているねこさん。生きていくのに必要な得意なことをそれぞれもっている他の動物たちは「絵なんかなんの役に立つの?」と不思議がります。そんな時、雨の日にやることがなくなってしまったみんなは思い出してねこさんの絵を見にいくことにします。そこでみんなはとても楽しい気分になって絵の楽しさやすばらしさを知るのでした…。好きなことがあるねこさんや好きなことは違ってもお互いに認め合える仲間たちの姿が大切なことを教えてくれます。作者は『わたしのワンピース』の西巻茅子さん。画家だったお父様を想いながら描かれたおはなしだそうです。ちなみに西巻さんは「ミロ」が大好きだそうで、「ミロ」に似たような絵を描くねこさんという設定にされたそうです。絵を描くことのすばらしさを教えてくれる絵本です。

 

 『えをかくかく』
偕成社
エリック・カール 作/アーサー・ビナード 訳

 

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絵筆をもった男の子がかくのは、青い馬、赤いわに、黄色い牛…。男の子は現実とはちがった色あざやかな動物たちを自由に描いていきます…。「まちがった色なんてない。自由な色でかいていい」という作者エリック・カールの美術に対する思いがこめられたシンプルで色鮮やかな絵本です。

 

なわてBOOKS 2017/10

 

今月のなわてBOOKSでは「運動会」「旬の食べ物」「ハロウィン」をテーマに

恵文社の津村さんがセレクトしてくださった絵本3冊をご紹介致します。

 

 『むしたちのうんどうかい』

童心社/得田之久 作/久住卓也 絵

 

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カブトムシ、テントウムシ、バッタ、チョウ、ダンゴムシ……たくさんの虫がはらっぱにあつまって、うんどうかいをはじめました。それぞれの特徴をいかして競技に参加する虫たち。フンコロガシはフンを転がしながらレースに参加したり、玉入れの玉はダンゴムシだったり…。ユニークな絵とストーリーながらも、実は虫の個性や特徴がよく出ており、知識や興味が広がります。運動会と虫の世界のどちらも楽しめる絵本です。

 

 

 『いもいもいもほり』

講談社/西村敏夫 作・絵

 

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こぶたが3匹とねずみ1匹が一緒にいもほりに出かけます。「いもいも ほりほり、いもほりほり♪」。どんどんほり続ける4匹。土の中からへびやもぐらが出てきたり、いろんな形のおいもがたくさん出てきたり…。さあいよいよ焼き芋です。そしておいもを食べた後は、お決まりのアレ!覚えやすいリズミカルなフレーズと西村敏夫さんのユニークでほのぼのした絵が楽しいおいもほりの絵本。いろんな形のおいもを探したくなります。

 

 

『かぼちゃスープ』

アスラン書房/ヘレン・クーパー作/奥田継夫 訳

 

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森の中の家に、一緒に住んでいるねことりすとあひるの3匹。 3匹が毎日決まった手順で作るかぼちゃスープは世界一の味です。 ところがある朝、あひるが「ぼくがスープをかきまぜる!」と言ったから3匹は大げんかをしてしまい、あひるは家出してしまいます。3匹の友情とスープの味はもとに戻るのか?どこの子どもの世界にもある仲良し3人組の喧嘩。自己主張と協調。まさに喧嘩するほど仲が良い3匹。友だち関係が広がる幼稚園の子どもたちもきっと何かしら感じながらおはなしに入り込むはず。生き生きとした絵も魅力的な絵本です。

 

読んでみたい方は事務所まで借りに来て下さいね!

 

なわてBOOKS 2017/09

 

9月になり少しずつ秋の気配を感じさせる気候になってきましたね。

今月のなわてBOOKSでは、来月に移動動物園が控えていることもあり

「秋」や「動物」などに因んだとっておき!の絵本を

お馴染み恵文社の津島さんにセレクトして頂きましたので、

津島さんのレビューと共にご紹介致します。

読んでみたい!読み聞かせをしたい!という方は是非事務所まで借りに来て下さいね✩

 

『3びきのくま』
福音館書店
L・N・トルストイ 作/バスネツオフ 絵/小笠原豊樹 訳

 

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森で迷子になった女の子は、小さな家を見つけます。食堂には大きなお椀、中くらいのお椀、小さなお椀に入ったスープが。女の子は小さなお椀のスープをすっかり飲んでしまいます。隣の寝室には大きなベッド、中くらいのベッド、小さなベッドが。女の子は小さなベッドで眠ってしまいます。そこへ、散歩に出かけていた3匹のくまが帰ってきて…。悪気のない女の子とそれに翻弄される大中小のくまたちのユーモラスなおはなし。有名なおはなしですが、これはぜひこの絵とこのクマの名前で楽しみたい。

 

 『はっぱをつかまえて!』
ほるぷ出版
オーレ・クネッケ 作/佐々木田鶴子 訳

 

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アントンが庭そうじをしていると、はっぱが一枚落ちてきました。拾おうとすると、はっぱは風にのってひらひら。友達といっしょになって追いかけます。一枚の葉っぱをつかまえるのに夢中になって遊ぶ子どもたち。せっかくかき集めたたくさんの落ち葉の山が…。子どもの日常をユーモアたっぷりに描いた絵本。遊びに夢中になる子ども達の姿がまぶしく、オチまで楽しい絵本です。

 

 『もりのえほん』
福音館書店
安野光雅 作・絵

 

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こちらは文章のないかくし絵の絵本です。森の風景を目を凝らして見ると、ここに! こっちに!なんと130あまりの動物がかくされています。枝と枝がからまっているのが獣のように見えたり、樹木の肌が人の横顔のように見えたり。繰り返し見るたびに違った景色が立ち現れ、想像がふくらみます。一見すると緑の清々しい森の風景ですが、その中に見事に動物たちが隠れています。なかなか難しいですが、もしかしたら大人より子どもの方が上手に見つけられるかもしれません。

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安野光雅さんと言えば…

私事ですが先日、京丹後にオープンした「安野光雅館」へ行ってきました。

展示品の素晴らしさはもちろんですが、ミュージアムショップで販売されている

安野さんの絵本やグッズ、おみやげ品などもとても可愛くて

思わずたくさん買い物をしてしまいました(笑)

四条畷からは車で2時間弱かかりますが、

週末のお出かけなどにはとても素敵な場所ではないかと思います。

 

安野光雅館 http://www.wakuden.jp/mori/

 

なわてBOOKS 2017/07

 

7月のなわてBOOKSは「海」にちなんだとっておきの絵本3冊を

恵文社の津村さんにセレクトして頂いたのでご紹介します!

 

『ピッキーとポッキーのかいすいよく』
福音館書店
嵐山光三郎 作/安西水丸 絵

 

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ピッキーとポッキーのシリーズから夏の冒険のおはなしです。
うさぎのピッキーとポッキーは、もぐらのふうちゃんとねずみと4人で、海水浴に出かけます。途中、必要なものをいろいろそろえ、海に到着。海で楽しく遊びます。そして、みんなでお昼ごはん、すいかわり。途中トラブルにあいながらも、海で楽しい夏の一日を過ごします。
ピッキーとポッキーと一緒に海での一日を満喫した気分になります。単純そうでいてクセになる安西水丸さんの絵。毎度ながらそれぞれのアイテムが凝っており、ページのすみずみまで楽しめる絵本です。冒険地図が付いているのも嬉しい。

 

『うみべのおとのほん』
ほるぷ出版
マーガレット・ワイズ・ブラウン 作/レナード・ワイズガード 絵/江国香織 訳

 

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マーガレット・ワイズ・ブラウンの音の絵本シリーズ。
おおきなセイルボートにのって海にやってきた子犬のマフィン。耳をすませると、いろんな音が聞こえてきます。それは、どんな音?
シンプルな絵と一緒に、海の音を想像して楽しむ絵本です。少し難しいかもしれませんが、想像力を働かせているうちに海を五感で楽しむことができます。海に行った後に読んでもいいかもしれません。

 

『ウィンクルさんとかもめ』
岩波書店
エリザベス・ローズ 文/ジェラルド・ローズ 絵/ふしみみさを 訳

 

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ウィンクルさんは港町の漁師。ボロボロの船をみんなに笑われていつもひとりぼっちです。ある日、ウィンクルさんの町で魚が全く捕れなくなります。原因もわからずみんな大弱りで諦めてしまいますが、ウィンクルさんだけは変わらず毎日おんぼろの船で海へ出つづけます。そんな時,しきりに鳴くカモメのあとを追っていくと…。
どんなことがあっても変わらず自分のスタイルを貫き、大漁の魚も欲張らずに仲間とわけあうウィンクルさん。ウィンクルさんの誠実さから子どももきっといろんなことをそれぞれ感じるはずです。カラーと白黒ページを交互に味わえる素朴だけれども惹き付けられる絵。子どもから大人までじっくり堪能できる絵本です。

 

貸し出し希望の方は事務所まで借りに来て下さいね!

 

なわてBOOKS 2017/06

 

今月の「なわてBOOKS」は今日の消防車来園に合わせ、

恵文社の津村さんに消防車にちなんだ絵本を3冊セレクトして頂きました。

読んでみたいという方は、ぜひ事務所まで借りに来て下さいね!

「ちいさいしょうぼうじどうしゃ」などは読み聞かせにぴったりのお話ですよ★

 

『かじだ、しゅつどう』
福音館書店
山田忠敬  作

 

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のりもの絵本といえば山本忠敬さん。消防署のブザーがなると、次々に消防車がとび出していきます。はしご車、ポンプ車、レスキュー車……。いろいろな種類の消防車が、その役割とともに迫力のある絵で描かれています。火事発生から、消火、救助、そしてその後の手入れまでもが、分かりやすく丁寧に忠実に描かれているので、小さい子も大きい子も、さらには大人まで、男女問わずみんなでじっくりしっかり消防車について知ることができる絵本です。

 

『ちいさいしょうぼうじどうしゃ』
福音館書店
ロイス・レンスキー 作/渡辺茂男 訳

 

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スモールさんシリーズから。今回は消防士になったスモールさんです。消防士のスモールさんと小さい赤い消防自動車はいつも消防署で待機しています。今日もベルと共に出動です。サイレンを鳴らしながら火事の現場へ向かい、ホースで水をかけます。はしごをかけて窓から女の子を助けます。スモールさんと小さい消防自動車の活躍で無事火事は消えました!
ゆっくりと消防署へ帰るスモールさんはとても満足そうです。消防自動車の機能や消防士の仕事について、スモールさんとともにおはなしを通して存分に楽しめる絵本です。

 

『しょうぼうじどうしゃじぷた』
福音館書店
渡辺茂男 作/山本忠敬 絵

 

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消防車の絵本といえば「じぷた」。こちらも絵は山本忠敬さんです。高いビルにはしごをのばして火を消すことのできるはしご車ののっぽくん。たくさんの水で激しい炎も消すことのできる高圧車のばんぷくん。けが人を運んで助ける救急車のいちもくさん。大きくて立派な働きをするみんなは、いつも小さな消防自動車じぷたを「ちびっこ」あつかいしていました。でも、道がせまい山の中で火事がおこった時、出動を命じられたのはなんとじぷたでした。ちいさなじぷたが大活躍するお話。小さくても大丈夫。子どもとじぷたが重なって見えます。爽快で頼もしくて永く子ども達に愛される絵本です。

 

なわてBOOKS 2017/05

絵本セレクト:恵文社バンビオ店・津村さん

 

『ちびゴリラのちびちび』
ほるぷ出版
ルース・ボーンスタイン 作/岩田みみ 訳

 

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ジャングルに生まれた小さなゴリラのちびちび。お父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃん、仲間の動物たちみんなが小さいゴリラのちびちびが大好きです。ある時、ちびちびに異変が。どんどん大きくなってきたのです。でも大きくなっても大丈夫。みんなちびちびがずっと大好き。
森の動物たちとちびゴリラの交遊をユーモラスに描きながら、「みんなあなたが大好きなんだよ」ということを子どもにダイレクトに伝えてくれる絵本です。お母さんやお父さん、幼稚園の先生など、大好きな人の膝の上で存分に楽しんで、自分は愛される存在なんだということをぜひ何度も実感してほしいと思います。小さいお子さんから。

 

『くんちゃんのはたけしごと』
ペンギン社
ドロシー・マリノ 作/ 間崎ルリ子 訳

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こぐまのくんちゃんは、お父さんの畑仕事をお手伝いすることになりました。でもくんちゃんはとんちんかんな失敗をしてばかり。お父さんから「ちがうちがう」と注意されます。その後くんちゃんは、畑の隅に座り、お父さんのやり方をじっと観察し、それからお父さんと同じようにしてみました。
何でもやりたがる好奇心旺盛な子どもとくんちゃんが重なります。くんちゃんの頑張りが、何回失敗してもちゃんとできるようになるよと自信を持たせてくれます。と同時に、くんちゃんのお父さんが、子どもには怒るのではなく根気強く教えること、自分の背中を見せることを親の私たちに教えてくれます。緑一色で描かれた優しい雰囲気もくんちゃん家族の温かさを表しているよう。元気で好奇心いっぱいの子どもたちと緑の季節に楽しみたい絵本です。

 

『ちいさなヒッポ』
偕成社
マーシャ・ブラウン 作/内田莉莎子 訳

 

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ちいさなかばのヒッポはいつもおかあさんと一緒。やがて言葉を覚える頃になると、おかあさんは「グァオ」と吠えて見せることを何度も教えます。「グァオ」は危険から身を守るために大切な言葉だと。ある日、遊びに夢中になったヒッポは、群れから離れてしまい、そこで恐ろしいワニに遭遇します。肝心の「グァオ」が出なくてピンチのヒッポでしたが、間一髪おかあさんが助けにきてくれました。厳しくも愛のあるしつけで生きるための術や言葉を教える優しく頼もしいお母さんカバと、無邪気でかわいらしい子カバのヒッポの親子のおはなし。美しく色鮮やかでダイナミックな独特の木版画がとても印象的です。繰り返し何度も読みたい、強く優しいお母さんの愛を感じられるおはなしです。

 

なわてBOOKS 2016/12

 

『どうぶつたちのクリスマス』

好学社

ジャン・ウォール作/レナード・ワイスガード絵

 

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静かな森でクリスマスの準備が始まります。動物たちはみんなで協力しながらモミの木を飾り、大きな美しいクリスマスツリーを作りあげます。完成したツリーを囲んで静かで幸せなクリスマスを過ごす動物たち。夜空に一際輝く星が現れ、動物たちは祈りを捧げます…。

優しく穏やかなクリスマスの雰囲気を動物たちと一緒に感じられる絵本。ワイスガードの美しい絵がよりいっそう聖夜の雰囲気を盛り上げます。温かく幸せなクリスマスを感じられる1冊です。

 

『サンタさんからきたてがみ』

福音館書店

たんのゆきこ作/垂石眞子絵

 

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クリスマスの前の日、郵便屋のねずみさんは手紙を雪の中に落としてしまいます。そして一通だけ宛名が濡れて読めなくなってしまいます。しょんぼりするねずみさんのために、動物たちは誰宛ての手紙なのかをみんなで考えます。差出人を見てみると、その手紙はなんとサンタさんから!サンタさんから手紙がもらえるなんて!「ぼくかな?」「わたしかな?」みんなが期待に胸を膨らませますが、宛先はねずみさん!ねずみさんに道案内をしてほしいというサンタさんからのお願いでした。さっそくみんなはサンタさんのところへ向かいます…。

サンタさんに協力する動物たちのほのぼのとしたおはなし。動物たちの優しさや思いやりの気持ちを感じられる温かい絵本です。モミの木をバックにしたサンタさんに出会う場面やご褒美にサンタさんのそりにのせてもらう場面などは、夢が広がり幸せな気持ちになる1冊です。

 

『サンタクロースとあったよる』

BL出版

クレメント・クラーク・ムーア作/ホリー・ホビー絵/二宮由起子訳

 

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約200年近く前にアメリカで生まれ、その後世界中の人々に愛れてきたクレメント・ムーアの有名な詩を元に描かれたクリスマスのおはなしです。この詩が、今私たちが知るところのサンタクロースのイメージをかたち作ったといわれています。

クレメント・ムーアのこの詩を元に描かれたクリスマス絵本は各出版社から出されていますが、こちらは絵がやわらかで温かく優しい雰囲気。にじむ暖炉の灯り、ふかふかのおおきな赤いベッド、緑色のカーテン、にぎやかに飾りつけられた部屋など…。クリスマスカラーで彩られたページと、静かな夜の雪景色の対比もよく、冬の温度が伝わってくるようです。親子で静かな夜にゆっくりと楽しみたい1冊です。

 

読んでみたいお友だちや、お家の方は是非事務所まで借りにきて下さいね!

お待ちしてま~す★

 

なわてBOOKS 2016/11

 

今月のなわてBOOKSでは、ちょうどこの時期に行われる行事である移動動物園と、

年長児のキッザニア園外学習に因み「動物とお仕事」をキーワードに

恵文社の津村さんにセレクトして頂いた4冊の絵本を紹介致します。

 

『いぬおことわり!』

偕成社

マーガレット・ワイズ・ブラウン 作/H.A.レイ 絵/ふくもとゆみこ 訳

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動物園を舞台にしたユニークな絵本です。

動物園に行ってみたいなと思っているちいさな犬がいました。動物園の側に住んでいるので、夜になると風に乗って、動物たちの鳴き声や、おしゃべりが聞こえてくるからです。ある日、飼い主のおじさんが動物園に連れて行ってくれることになりました。が、入り口には大きな字で「いぬ おことわり!」。そこでおじさんは考えます。人間の子供の格好をさせたら・・・。

「ひとまねこざる」シリーズでおなじみのH.A.レイの絵が楽しい、動物園のおはなし。読んでいると動物園に行ったような気になります。

 

『パンやのくまさん』

福音館書店

フィービ&セルビ・ウォージントン作・絵/まさきるりこ訳

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働くことを感じられる絵本。パン屋で働くくまさんの1日が描かれた絵本です。

くまさんは、パンやパイやお誕生日のパーティーのケーキを作り、車に積んで出かけます。ガラン、ガラン景気よくかねを鳴らすと、みんな買いにやってきます。

特別な出来事がおこるわけではありませんが、淡々と一生懸命に丁寧に働くくまさんが、「働く」ということについて教えてくれます。心にじわっとくる読後感で何度も楽しめる絵本です。ちなみに、『ゆうびんやのくまさん』『せきたんやのくまさん』『うえきやのくまさん』などもあります。

 

『どうぶつえんのピクニック』

岩波書店

アーノルド・ローベル 作絵

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動物園の動物と飼育員さんの楽しいおなはしです。

運動が足りなくて、かぜ気味の動物園の動物たち。そんな動物たちを飼育員のマスターさんは、バスで海にピクニックへ連れていってあげます。動物たちは大喜び。より道した遊園地があまりに楽しくてみんな帰りたがりません。困りはてるマスターさん。しかし名案を思いつき…。

作者は「がまくんとかえるくん」シリーズで有名なアーノルド・ローベル。外の世界で生き生きと過ごす動物たちとマスターさんとのやりとりが楽しく温かいおはなしです。動物たちとマスターの関係はまるで子育て中の親子ようでもあり、親としては思わずマスターさんを見習いたくなります。

 

『おおきくなったらなにになる?』

偕成社

フランソワーズ・セニョーボ作・絵/なかがわちひろ訳

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「おおきくなったらなにになる?」と優しく問いかける絵本です。

船乗り、冒険家、ペットやさん、帽子やさん・・・。フランソワーズの絵とともにいろんな仕事が描かれており、これもいいなあ、あれもいいなあとワクワク夢が広がります。いろんな可能性があることを子どもたちに教えてくれる絵本です。

 

これら4冊は(貸し出し中でなければ)事務所のブックスタンドに置いてありますので

読んでみたいというおともだちや保護者の方は、是非借りにきてくださいね!

 

なわてBOOKS 2016/09

 

『おつきさまこっちむいて』

福音館書店 片山令子 文/片山健 絵

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「おつきさま どうしてぼくについてくるの?」。子どもの素朴な疑問が温かいストーリーになったこちらの絵本。「おつきさま、こっちむいて!」男の子がいろんな形の月といろんなところで出会います。あっちをむいていた三日月がだんだん姿をかえ、やがてまんまるの満月になります。 そらに見つけたおつきさま。ほそいほそいおつきさま。ねむたそうなおつきさま。顔をあらったみたいなおつきさま。月が生活の一コマ一コマにいつも自然にいて、その表情も状況によってさまざまだということに気づかされます。元々は福音館書店の月刊誌「ちいさなかがくのとも」として発売されました。お月さまについて知ることができつつも、月とその男の子と家族の温かく優しいストーリーも魅力的な絵本です。優しい気持ちで今夜の月を見上げたくなる1冊です。

https://www.fukuinkan.co.jp/bookdetail.php?goods_id=20892

 

『パパ、お月さまとって!』

偕成社 エリック・カール 作絵/もりひさし 訳

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絵本の魔術師とよばれるエリック・カールの色彩豊かなしかけ絵本です。ある晩、モニカがベッドにいこうとすると、窓からお月さまがとても近くにみえました。「パパ、お月さまとって!」。娘に月をせがまれて、パパは、ながーいながいはしごを持ってきて、たかーいたかい山のてっぺんにはしごを立ててお月さまへとのぼっていきます…。空の高さや月の満ち欠けを表現するために、絵本の画面が左右上下に開くというびっくりのしかけ。パパがもってきたながーいながいはしごは横に4ページ分、たかーい山に登るところは縦に2ページ分、そして大きなお月さまは縦横4ページ分のジャンボサイズで登場します。スケールの大きなしかけに子どもが喜ぶこと間違いなし。月の満ち欠けを学ぶこともできます。しかけだけでなく、その物語はお父さんの優しさにあふれており、ぜひお父さんと一緒によんでほしい1冊です。

http://www.kaiseisha.co.jp/index.php?page=shop.product_details&product_id=640”&vmcchk=1&option=com_virtuemart&Itemid=9

 

『月へミルクをとりにいったねこ』

福音館書店 アルフレッド・スメードベルイ 作/垂石眞子 絵/菱木晃子 訳

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こねこたちのために、ミルクを求めて月に向かうおかあさんねこのおはなしです。お母さんねこと4匹の子ねこが住んでいる農家の牛の乳が出なくなってしまいました。困り果てたかあさんねこに、犬がミルクのある場所を教えてくれるのですが、それはなんと月!月でおじいさんとおばあさんが運んでいる桶の中身が、ミルクだと言うのです。かあさんねこは月を追いかけます。途中、ぶたやおんどり、こうしも一緒に行くことになりますが、みんな途中であきらめて帰ってしまいます。しかしかあさんねこはあきらめずどこまでも月を追いかけます。そして…! 母強し!ドキドキワクワクの物語を楽しめる絵本です。テンポのいい文章と躍動感のある絵が物語のおもしろさをいっそう魅力的にしており、クスっとしながらもその物語の世界に入り込んでしまいます。お母さんならおかあさんねこの言葉に感心させられる部分もあるはず。親子で楽しみ、読んだ後は温かい気持ちになる絵本です。ちなみに日本では月にはお餅をついているうさぎがいるといわれていますが、北ヨーロッパでは水を運ぶ男女がいるといわれているそうです。

http://www.fukuinkan.co.jp/bookdetail.php?goods_id=444

これらの絵本を「借りたい!」という方は事務所までどうぞ。