なわてブックス 2016/08

 

夏休み中にも恵文社さんから「夏」にぴったりな絵本3冊が届いていましたので

遅ればせながらご紹介させて頂きます。

3冊のうち、2冊はとってもアーティスティックでユーモア溢れる絵本で、

また1冊は、多くの方が小学生の頃に国語の教科書で読まれたことのある「あの!」絵本です。

まず1冊目は・・・・・

『オセアノ号、海へ』

アノニマ・スタジオ アヌック・ボワロベール&ルイ・リゴー 作 絵/松田素子 訳

http://www.anonima-studio.com/books/picture_book/oceanogo/

s-006

s-007

いつもと少し趣を変えて、ポップアップが楽しい海のしかけ絵本はいかがでしょうか。ストーリーだけでなく目で見て楽しめるしかけがたくさんある、海と船のおはなしです。さあ冒険の旅に出発!オセアノ号の旅が海の上と中の2層に分かれて進行していきます。ページによって飛び出し方が違ったり、隠れている場所があったりと、細部まで本格的にしかも美しく作られています。海の美しさや厳しさ、豊かさなど、様々な海の表情を楽しめるストーリー。子どもも大人も楽しめること間違いなしです。

『スイミー』

好学社 レオ・レオニ 作・絵/谷川俊太郎 訳

http://www.kogakusha.com/book/187/

s-002

s-003

海、魚の絵本といえばやはりこちら。『スイミー』です。ちいさな赤い魚の兄弟たちのなかで、1匹だけ真っ黒の魚の「スイミー」。大きなマグロがやって来て、兄弟の魚たちを飲み込んでしまいます。逃げられたのはスイミーだけ。そんな中見つけた、スイミーにそっくりな小さな赤い魚たち。しかし「遊ぼう」と誘っても「大きな魚に食べられるから」と岩陰から出て来ません。スイミーは考えて・・・皆で大きな魚のふりをして泳ごうとみんなを誘います。赤い魚たちの中でスイミーは目になって、みんなで力を合わせ大きな魚を追い出しました。定番中の定番ですが、永く愛される要素が絵にも文章にもストーリーにもつまった、ぜひとも子どもたちに出会ってほしい絵本です。お父さんお母さんももう一度出会って、親子で永く楽しんでいただきたい1冊です。

『はまべにはいしがいっぱい』

好学社 レオ・レオニ 作・絵/谷川俊太郎 訳

http://www.kogakusha.com/book/はまべにはいしがいっぱい/

s-004

s-005

レオ=レオニが愛してやまない小石を、えんぴつのみで描いたモノクロの絵本です。はまべには石がいっぱい。普通の石が多いけど、見たこともない不思議な石も。ひたすら石、石、石…の絵で見せる絵本。言葉は少なく、絵もモノクロですが、いつまで見ていても見飽きることのない魔法のような絵本です。谷川俊太郎さんの翻訳と重なり、ひきこまれるような、不思議な世界が広がります。子どもの想像力をかき立てる、大人も子どももながく楽しめる1冊です。

こちらの絵本、借りてみたいという方は事務所までお越し下さい。