サーキットのようす

今月からサーキットあそびは「戸外体育」として年少さんも含めた全園児が園庭で楽しめるようになりました。

戸外体育の様子はまた後日お知らせするとして、まずはサーキットとはなんぞや。というお話を簡単に。

私たちはサーキットを「動詞のデパート」と表現しています。

こう表現するからには、とにかく全身を使って色んな動き(動詞)を経験することが目的です。跳び箱や鉄棒ができなくても、子ども自身が「これはできる」「これはしてみたい」と決めること。そして「これはしたくない」ということも自分で決めること。これが大事です。年長さんになると少しずつ「挑戦しよう」という気持ちも膨らんできます。自分の意思で取り組むから楽しいのです。自分の意思で乗り越えるから成就感や達成感を感じることができますし、自信も出てくるのです。

 

では、実際の動きを少しご紹介させていただきます。(ここでご紹介しているのは、本当にほんの一部です)

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体育あそびの先生はいろいろな動きを子どもたちに提供します。

これは倒立ですが、腕だけで体重を支えること、逆さまになった感じ、こうした身体の使い方は日常的にはあまり出てこないので、初めての感覚という子どもたちもいます。

 

 

 

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腕で支えて跳び越す。

簡単なことですが、これも普段はあまりしない体の使い方です。

 

 

 

 

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登り棒は腕と足だけで体重を支え、且つ上に登っていくという動作ですが、手足のコンビネーションと力のONとOFFがかみ合わないとなかなかうまくいきません。経験の積み重ねで徐々にできるようになっていきます。

 

 

 

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てっぺんまで行った成就感はなかなかのものです。

うれしいですね。

 

 

 

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腕を引き寄せ、腕の力だけで体を前に進めていきます。

 

 

 

 

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ゴーカートタイヤをたくさんぶらさげて・・・・・・

 

 

 

 

 

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ここをよじ登っていきます。なかなか難しいですよ。

 

 

 

 

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でも子どもたちは、こういうチャレンジングな設定は大好きです。

楽しさや好奇心がベースにないと、持続的な取り組み姿勢は続きません。

みんな楽しそうです。

 

 

日吉幼稚園の体育あそびは、様々な動きを経験し、自分の体を自由自在にコントロールする力を伸ばしていきます。

将来子どもたちが出会う様々なスポーツに対する準備性が調います。身体を動かすことは楽しいことということを培います。

それが日吉幼稚園の体育あそびです。