阪神淡路大震災から22年が経った先日の1月17日、

地震、津波の避難訓練を行いました。

 

今回の訓練は普段通りの保育状況の中避難することをねらいとするため、時間を決めずに行いました。

そのため、これまでの訓練で身につけてきた力が必要となる訓練となりました。

 

園庭で遊んでいたり、昼食の準備をしていたりとそれぞれの活動をしていた子ども達ですが、

地震の放送が流れると少し緊張した表情を見せながらも先生の指示を聞き、

スムーズに避難を行うことができました。

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園庭への避難後、津波警報が発令されることも想定し、屋上への避難も行いました。

あいあいホールでボランティアをしてくださっていた保護者の方も訓練に参加していただき、

無事全員避難することができました。

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翌日には最終避難場所である高槻市立第六中学校まで避難をする練習も行いました。

事前に大きな地震や津波などの大震災が起こった場合は中学校へ避難することを子ども達へ伝えました。

 

さらに、周りに危険がないかよく見ること、素早く避難をすること、

横断歩道は信号をよく見て素早く渡ることなどの注意点も伝えると

自分自身で意識したり互いに確認し合ったりしている様子が見られました。

 

また避難する際、年長のお兄さんお姉さんは年少児が安心して

避難練習に取り組めるように手を繋いでくれました。

「電柱にぶつかるから危ないよ。」「溝があるから気を付けてね。」など

年少児への気遣いが感じられ、年長児の頼もしい姿を見ることができました。

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年中児も担任の先生の話をよく聞き、自分たちで周りを見ながら避難することができました。

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中学校到着後、校長先生から避難することについての話をしていただきました。

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園として初めての取り組みでしたが、私たち職員も子ども達と共に災害時における対応を

再確認することが出来ました。

 

いつ起こるか分からない地震や津波にいつでも対応できるよう、職員間でも話し合いを重ね、

子ども達と一緒に備えていきたいと思います。