4月2017

朝の園庭あそびは少し長めに…

今日 明日は気温も高く良いお天気のよう…。

金曜日に園庭のあそび方のお話を聴いたので 気持ちよくじっくりあそべるようにしました。

この時期 砂場は子どもにとって安心してあそべる場。新入園児があそびやすいように道具の種類はしぼって でも取り合いにならないように数は十分準備してあそびました。

園庭の砂場は広くないけれど 新入園のお友だちは砂場のヘリであそびます。これには理由があるけれど そのお話は参観日のあとで直接しますね。

こんな感じです。

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美晴保育の真髄

昨日(4・21)のポートフォリオに園庭のあそびをお約束をしっかり伝えてからあそぶ意味が書かれていました。

自分もお友だちも安全に楽しくあそぶためには 遊具の正しい使い方とあそび方をみんなが守らなければいけません。

園長が内閣府、厚生労働省、文部科学省の三府省が教育・保育施設の重大事故防止・対応ガイドラインを策定する会議に委員として参画した時 行動心理を専門として保育事故防止の指導を保育士にされている委員が「最大最良の事故防止対策は子ども自身が危険回避能力を高めることだ…」と強く主張され「そのためには小さな怪我をたくさん経験することに尽きる。それを保障するのは保育の質(保育者の質)そのものだ!」と強く意見を述べられていました。私もまったく同じ考えです。

そのような準備と配慮を不断に実践するように努めます。

そして 保育者の添え書きにとっても大事なことが書かれていました。

「自分自身はもちろんですが 大切な誰かを傷つけてしまわないように 守るべき大切なお約束・・・まだまだ難しいお友達はいるけれど、それでも これからも伝え続けていきます。たとえ意味が 難しくても 伝え続けていけば、必ず その大切さは こころに 伝わるものです。」

この短い一文に込められた保育者の意志は美晴保育の真髄です。

子どもは 自分のことを無条件で受け入れ本気で理解しようとしている人 自分に正面から向き合おうとしている人 自分のことを好きになろうとしている人に いつか 必ずこころを向けてくれます。

美晴の保育で 保育者が伝えるのは 子どもの目や耳へ ではなく こころに です。

それは 願いであり 祈りのようなものかも知れません。時には難しく厳しいことがあっても 子どもを信じて 愛をもって続けること をなにより大切にしたいものです。

【園長 東 重満】

今日のポートフォリオ(4・21)

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はじめて園庭であそびました

今日は気温はあまり上がらなかったけれど 風がなく穏やかなお天気で気持ちよく園庭であそびました。

4月に入園したお友だちは安全にあそぶためのお約束がわからないので 一つ一つ丁寧に遊具を紹介しながらお約束も伝えました。

そのあと まちにまった園庭でのあそび。進級児の中にはさっそく虫さがしができる隅っこに入り 小さなミミズとワラジ虫を捕まえていました。小さな小さなワラジ虫だったので 「ワラジ虫の赤ちゃんかなぁ」ときいてみると すかさず 「いや いがうよ あかちゃんはまっしろでいろがついていないんだよ これは いろがついているから こども!」と教えてくれました。

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今日のポートフォリオ(4・20)

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美晴は3学年異年齢混合で編成されたホームクラス(3クラス)で生活しています。そして 活動にお応じて学齢別のグループでも過ごします。

兄弟姉妹は原則同じホームクラスで過ごします。グループに分かれる時涙したり妹弟を気にかける姉兄の姿がみられますが それ以上にクラス内での異年齢での微笑ましい様子がいたるところでみられます。

 

学齢別のグループでハサミを使った制作をしました

クラスでの朝の会で今日お誕生日のお友だちのお祝いをしていました。

クラスからグループのお部屋(年長青バッチグループはみつば 年中黄バッチグループはすみれ 年少ピンクバッチグループはつくしの保育室)への移動も混乱する様子はほとんどみられずスムーズでしたよ。

年長青バッチさんは大きな座席表をみながら自分の席を確かめていました。

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子どもの自由(想像)の窓を開けるために

今日(4・19)のポートフォリオご覧になりましたか。

どの項にも美晴の保育のエッセンスが込められていますが 「 あおばっち〜のはじめての え 」 の保育者の添え書きはとっても大事な観点なので 園長が加筆させていただきます。

学校や保育の場で 文章や絵を描くとき 「自分の書きたい(描きたい)ことを自由にかいていいよ…」と 子どもたちに伝えることがありますが 実は この教示は子どもにとって難しいことでもあります。

「自由」な場面や物語を 想起してイメージ(心像)を広げられ 具体に文章や絵に表現することを容易にできる子どもや時もありますが 実際は スムーズにいかないことの方が多いといえます。

15年ほど前 東京のワタリウム美術館でイタリアのレッジョエミリア市の保育実践展があり その企画の一環で 谷川俊太郎さんを招いた2〜30人での小さなシンポジウムがありました。その会で谷川さんが「よく学校などで 10円玉が机の上を転がる様子を自由に擬態(音)語にして書き表せ なんてことをしますが 子どもたちは先生から『自由に…』と言われた瞬間に思考と手が止まってしまうものです。つまり自由ではなくなる…。そんな時先生は 『 ”ちゃり〜ん” じゃなくていいからさぁ…」といって子どもの自由の窓を広げてあげることが大切だと思うんだ…」と話されていたことが強く印象に残っています。

今日の保育で「くるま」と「人(自分)」のアイテムを用意する ことが「ちゃり〜んじゃなくていいからさぁ…」と同じで 一見子どもの考えに制限を与えているようですが その反対で 「自由の窓を広げてあげる」 保育者の配慮と準備なのですね。

あそびも話し言葉ではない伝承で 子どもたちをつないでゆくんだなぁ。

【園長 東 重満】

今日のポートフォリオ(4・19)

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はじめてのホールあそび

朝 登園後 ホールあそびをしました。

今日は今年度第1回目のおしゃべりタイムではじめてのグループ活動の様子は明日お知らせしますね。それから 今週 園長は帰りバスに添乗しているので 帰りのあそびの様子も後日お知らせします。

みんな上手にグロックや積み木をつかってお友だちとあそんでいました。片付けも 年少ピンクバッチさんがとっても意欲的に頑張っていましたよ。

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今日のポートフォリオ(4・18)

 

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