美晴の家保育園の送迎

美晴の家保育園は ならし保育期間を終え平常(フルタイム)体制の保育になりました。

一週間ほどの保育でふと思ったのは 送迎時の保護者やご家族の皆さんの様子が美晴幼稚園と同じだ ということです。

忙しい中でも 和やかに挨拶を交わし 保育室に入って笑顔で子どものおむつ替えをして(美晴の家保育園は布おむつで過ごすでの 送迎時に紙おむつと交換します) 「(今日も一日)よろしくお願いします!」と丁寧に声をかけてくださいます。

送迎には お母さんだけでなく お父さんや 祖父母の皆様もいらっしゃいます。みんさんが笑顔で子どもとコミュニケーションをとりながらオムツ交換される様子は本当に微笑ましい素敵な光景です。

そんな一つ一つの事実が 美晴の家の保育をかたちづくってゆくのですね。

 

美晴幼稚園の午前保育期間

美晴幼稚園では入園式・始業式からゴールデンウィーク明けまでの約1カ月間 午前保育での降園となります。

当然 進級児にとってはものたりない感は否めませんが 新入園児も進級児も年度変わりは不安と緊張が高まります。特に新入園児は生活環境が大きく変化するばかりなでく 初めての集団生活への導入にもなります。

子どもたちが時間をかけて慣れてゆくこととあわせて 私たち保育者がご家庭からいただいた様々な情報を整理し 幼稚園の生活の姿と重ね合わせながら それぞれの子どもの実態把握を的確に進めてゆくことにも時間が必要です。

この間に家庭訪問を進級児を含めて全家庭おこないます。年度はじめに短い時間でも個別に保護者からお話を聴くことは保育を進めてゆく大きな手がかりと助けになります。また 災害や事件・事故発生時には住居を実際に伺って確かめているといないとでは その後の対応の迅速さや的確さに大きな差が生じることも 国や自治体が作成している対応マニュアルで示されています。通園バスの利用で家庭訪問は難しさを増していますが 美晴幼稚園では今後も継続して実施してゆきます。

午前保育期間中は親入園児の乗降に時間を要しますので 1便目のバスが幼稚園に到着して2便目のバスが発車するまでの間隔を通常の倍の10分間としています。

幼稚園生活では できるだけ自分でひとつひとつできるように少しずつ着実にじっくり取り組んでゆきます。

通園バスを利用し後半に帰宅するご家庭から 午後1時を過ぎるので子どもがお腹を空かせてしまう と心配されるお声が届きました。その通りで申し訳ないのですが 全体の動きから 乗車前の食事は難しいことと 食事直後に通園バスに揺られることは好ましくないので ご理解いただいたいと存じます。

いずれにしても この期間 保育者はつぶやきやわずかな表情の変化ものがさずに 全身全霊で子どもを受けとめてゆきます。保護者の皆様も何か気になることがありましたら 遠慮なく担任へお伝えいただけると 私たち保育者は助かります。

来週からの保育が楽しみです。