「えんちょう どんまい」

今日18日が今年度の実質的な保育最終日でした。明後日は卒園式・修了式の日となります。

しかし 札幌市内の小学校は今日が卒業式。私の3人の娘たちが切れ目無く11年間通った小学校で末の子どもが卒業式を迎え そちらに臨席させていただきました。一学年2学級(6年生は1学級)のこじんまりとした学校ですが 1年生から全校児童が参加して 気持ちが通った そして ずばらしいハーモニーの歌声と一人一人の声が体育館全体に響き渡る すばらしい卒業式でした。 幼稚園は午後から出ました。

そんなこともあり 今日は 昨日とてもこころに残ったエピソードをご紹介します。

いつもながら あたふたと仕事をしていて一区切りついたので フーと息をついていたら ふと 職員室に誰かが入ってきたという気配を感じて 手元のキーボードから視線をあげた瞬間 「えんちょう どんまい!」と 年長の女の子が奔放な表情でニッコリ微笑みながら言ってすぐに部屋を出て行きました。

その時は少し沈んだ気持ちになっていたこともあって まさに不意をつかれました。

しかし 次の瞬間 少しこわばった感じのこころとからだが スッと楽になりました。

「◯◯ドンマイ」という言い回しは アニメかなにかのセリフなのかも知れません。でも 「えんちょうどんまい」というそのときの語り口は 自分にとって絶妙なタイミングの一言でした。

おおげさだけれど きっと昨日の光景は一生忘れないと思う。

もし偶然でなければ 子どもの洞察力って見事の一言につきます。